北海道の屋根と呼ばれ、広大な山々が広がる大雪山。大雪山というピークはなく、最高峰は2291mの旭岳。高山植物の時期も、紅葉の時期も素晴らしく、多くの登山者を魅了します。広大な山域なだけに多くの登山コースがあり、日帰りから長期の縦走まで経験と体力に応じていろいろな登山が楽しめます。
大雪山のおすすめ登山コース
初心者は旭岳温泉からの往復コースを勧めます。縦走のコースは距離が長く、山の奥深くへ入るので。しかしながら、往復のコースは高山植物は多くなく、体力がある方は縦走のコースを強く勧めます。縦走すれば素晴らしい絶景が待っています!私が日本で一番好きな山はこの大雪山です。旅行会社は層雲峡からのコースが多いですが、それはその次に十勝岳などを登るのに動線がいいからです。層雲峡から旭岳へ向かうと、到着時刻が遅くなり山頂はガスの中になる確率が高いので、旭岳温泉からのコースを掲載しました。※地形図のアップダウンは黒岳からになっています。
大雪山の登山時期
7月上旬から9月中旬
大雪山 旭岳コース 難易度・初級者
旭岳温泉-ロープウェイ-姿見平(1600m)…大雪山/旭岳(2291m)…姿見平(1600m)-ロープウェイ-旭岳温泉
コースタイム4時間
大雪山 黒岳から旭岳縦走 難易度・中級者
旭岳温泉-ロープウェイ-姿見平(1600m)…大雪山/旭岳(2291m)…間宮岳…北鎮岳…黒岳(1984m)…黒岳七合目(1500m)-ロープウェイ/リフト-層雲峡
コースタイム7時間 累積標高差1070m
大雪山の高山植物
素晴らしいです。ありとあらゆる花が咲いています。高山植物も大雪山が一番好きです!
そのうち、大雪山の高山植物で一本記事が書けそうです。
大雪山のおすすめスイーツ
ただ、私の好みです。。大雪山は千歳から移動します。途中の砂川ハイウェイオアシス館の北菓楼のシュークリーム。これが大好物です。3つくらいペロッといけます(笑)賞味期限1日なので北海道で食べないと!
大雪山登山 ガイドからの注意点
標高は2000m台ですが、本州の3000mの気候となります。真夏でも雨と風が強いと真冬のような寒さになります。レインウェアや防寒着はしっかりと準備して下さい。縦走する場合は距離が長く、景色を見たり写真を撮っていると時間がかかります。朝イチで出発して下さい。ロープウェイの運行状況も確認が必要です。雪の多い年はアイゼンも必要になります。縦走なので途中で引き返せないし、ガスが出ると道迷いの可能性もあります。
大雪山のトイレ
山中のトイレは黒岳の石室のみです。もちろん登山口にはトイレがあります。
トムラウシ方面へ縦走する場合は携帯トイレを持参して下さい。
大雪山の登山地図
1/25000の見やすい地形図がPDFでダウンロードできます。
下の画像をクリックして下さい。
大雪山の登山記
地形は上記の地形図の方が正確に把握できますが、登山専用地図が情報量が多いいです。
山と高原地図と両方を持参しましょう。