キリマンジャロ登山に持っていた装備とウェア

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キリマンジャロの装備

何度もキリマンジャロに登ったガイドが教える、持っていくべき装備。

いろいろなサイトがありますが、何度も登り客観的に判断できる登山者のサイトを参考にした方がいいかなと思いますよ。1回しか登っていなければ、気づかないことがいっぱいあると思います。

キリマンジャロは短パンでもOKな山麓から冬山装備の必要な山頂まで多くの装備が必要となります。しかし、飛行機の重量制限もあり、持っていける荷物は限られます。

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キリマンジャロの装備

登山靴

アルパインブーツライトアルパインブーツがあったほうがいい。
キリマンジャロの山頂付近は-10℃くらいに下がります。
あるサイトなどでは、軽登山靴でOK!と記載されたりしていますが、それはおすすめできません。キリマンジャロでは高山病が出ます。その状態によって、寒さの感じ方、血流の流れなどに差があります。高所で運動量も多くないので、発熱量も少ないですし。

結果
軽登山靴では寒くて寒くて・・・足先の感覚がなくなる場合があるのです。そういったお客さんを知っています。だからしっかりした靴を準備するのが基本。経験の少ない登山者や、コンディションのいい時しか知らない人のサイトはあてになりませんよ。

今回はマムートの靴を左右色違いで持っていきました。※2組持っているので。

レインウェア

登山用のゴアテックスなどの防水透湿性機能のあるレインウェアが必要です。

以前は薄く軽くてコンパクトなストレッチレインウェア
ファイントラックのエバーブレス・フォトンでしたが、防水性はイマイチだということがわかったので、今はモンベルのストームクルーザーを持参します。
※どちらも薄すぎるので、山頂でのオーバージャケットの代用にはなりません!

ザック

ザックのサイズはキリマンジャロ登山中にサポートがどのように付くかで異なります。私は50Lですが30~40Lで充分だと思います。

ミレー サースフェー50

寝袋/シュラフ

キリマンジャロでは寝袋が必要になります。
3シーズンではちょっと寒いかな??私は-7℃の寝袋をいつも持っていきます。
2700mのマンダラハットではファスナー全開にしています。4700mのキボハットでも全く寒くありません。濡らしてはいけないし、コンパクトになるのでコンプレッションバックを利用

ウェア類

山頂アタック以外の日は特に気にすることもない。普通のウェアで。

ずっと前に買っていた、キリマンジャロのTシャツ(コットンです)

タンザニアのザンジバル島でかつて買ったティンガティンガのシャツ

安定のミレードライナミック

マムート、ファイントラックのウェア

ショッフェル、マムート、ファイントラックのパンツ

インシュレーションはミレーのコンパクトダウンジャケット

ソフトシェル ファイントラックのニュウモラップ

オーバージャケット&パンツ
ミレーのハードシェルジャケット

オーバーパンツ
ファイントラック製

グローブ&ビーニー類

靴下類
左の紺色は山頂アタック用の保温性が高いタイプ

ポーターに持ってもらう荷物を入れるカバン

その他
トレッキングポール、帽子、水筒など

スーツケースはこんな感じになります

 

実際にキリマンジャロで着た服 2017

マラングゲート(1700m)~マンダラハット(2700m)

気温は低くないので、Tシャツ1枚でOKです! 日焼けに注意!
日本の夏山と同じ感じです。

Tシャツ マムート エクストリームシリーズ
パンツ マムート ポルドイ3/4

マンダラハット(2700m)~ホロンボハット(3700m)

まだ寒いという感じはありません。風のないアルプスの稜線や富士山と同じ感じ。
Tシャツの下に長袖のシャツを追加

シャツ マムート Go Dry アンダーシャツ
Tシャツ マムート エクストリームシリーズ
パンツ マムート ポルドイ3/4

ホロンボハット周辺で高度順応

ちょっと、気温が下がります。ソフトシェルを追加しました。

シャツ マムート Go Dry アンダーシャツ
Tシャツ マムート エクストリームシリーズ
ソフトシェル ファイントラック ニュウモラップ
パンツ マムート ポルドイ3/4

ホロンボハット(3800m)~キボハット(4700m)

登山3日目と同じ服装です。
シャツ マムート Go Dry アンダーシャツ
Tシャツ マムート エクストリームシリーズ
ソフトシェル ファイントラック ニュウモラップ
パンツ マムート ポルドイ3/4

キリマンジャロ登頂時の装備

夜中に出発するので、寒いです!
そして、ドンドン冷えます!

ビーニー、バフと手袋類
オーバー手袋は必須!体調が悪いと冷えます。

上着は5枚重ね
アンダーウェア ミレー ドライナミック
安定の高評価!

その上には
アイスブレーカー メリノ100% シャツ

更に
メリノウール混紡シャツ マックパック

インシュレーション
ミレー ダウンジャケット

アウターシェル
ショッフェル GTXジャケット パドヴァ
GTX JACKET PADOVA

環境が厳しいので、薄手のレインウェアでは厳しいです。
風がない日もありますが、これくらいは必要!

前日までの服装とは比較にならないほど着込んでいますが
本当にこれくらい必要になります。オーバーではありません。
ゆっくり歩いて運動量が上がらないので発熱も少なく、インシュレーションは絶対に必要。
アウターは中厚手のレインウェアならなんとかなりますが、やはりオーバージャケットが欲しい。

パンツ 3枚重ね
アンダー ミレー ドライナミック

ミドルパンツ ショッフェル ザコパネ PANTS ZAKOPANE
パンツが簡易的なスパッツになる金具がついているので
スパッツ不要のパンツです。

アウター
ファイントラック エバーブレス シビロ
ストレッチするので、めっちゃ楽!
この3枚の組み合わせは薄着な方で
寒がりな方はオーバーパンツの代わりにダウンのパンツがいいかもしれません。

気温約−10℃ 風10m キリマンジャロ ウフルピーク 5895m 7:30頃
この時はかなり寒い方です。通常は太陽が出ると気温はドンドン上がります。キリマンジャロの服装

小物などは
以下のものを持っていきました。

帽子・・・日よけ
テルモス・・・紅茶用 多少重くても絶対に持っていくべき!
水筒・・・現在山中でミネラルウォーターは販売していません。
アイゼン・・・もしもの時
ファーストエイド・・・もしもの時
サングラス・・・絶対に必要
傘・・・山小屋などで
トイレットペーパー
カイロ・・・デジタル機器の保温用
など

テルモスは必携!
山頂アタック時に熱い紅茶に砂糖とマルトデキストリンをたっぷり入れます。

日本食とアミノバイタル
お客さん用です

行動食など

行動食のエネルギーは原料がブドウ糖なのかマルトデキストリンなのかで摂取のタイミングが違ってきます。

マルトデキストリンが欲しいだけなら値段が高いショッツは必要ないですが、カフェインが入っていると、頭がシャキッとして冷静になれる気がするので、キリマンジャロではいつも2本持っていきます。

キリマンジャロに行かれる方は、参考にして下さい(^^)

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キリマンジャロの様々な情報

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