北極クルーズ 北極の海で巨大クリオネを捕まえた

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引き続き、サーマセット島の旅。
ポートレオポルドの更に南へ。
フォートロスもハドソン湾会社の交易所があった場所になります。

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北極クルーズの日程

この記事の内容は⑤になります。

関空✈バンクーバー✈エドモントン
エドモントン✈レゾリュート〜南極クルーズ船乗船
〜ビーチー島上陸〜
〜プリンスレオポルド島〜サマーセット島上陸〜
〜サマーセット島上陸〜
〜バフィン島・流氷クルーズ〜
〜プリンスウェールズ島・ホッキョクグマクルーズ〜
〜ロイヤルジオグラフィックソサイエティ諸島〜
〜ホッキョクグマ観察〜ビクトリア島・北極水泳〜
〜ケンブリッジベイ✈エドモントン
エドモントン✈バンクーバー✈
✈関空

北極の潮目

航行中に潮目に出合いました。
海の色がぜんぜん違う! これまでもいろんな潮の境目を見てきましたが、これまでで一番かも。

ぽつんと白いのは氷山

潮目では多くの鳥が小魚を狙っていて、何かいそうな雰囲気が漂っています(^^)
操舵室に行くと、みんな何かを探しています
見つけたのはボウヘッド!

急いで図鑑を見て確認しました。
その姿からボウヘッドはセミクジラ(背美鯨)と思い込んでいました。でもよく考えると、セミクジラはライトホエール・・・。

調べ直すと、セミクジラの近縁種でホッキョククジラでした!
ちょっと遠かったけど、潮の吹き方とかがこれまでの鯨と違うなぁ(^^)
新しい種類を観察できるのは嬉しいものです。ザトウクジラとかだったら写真も撮らなかったかも(^_^;)

船はフォーとロスへ進みます。

フォートロス

フォートロスはバロー海峡の入り口の穏やかな入江

そのフォートロスに上陸です。
風もなく、穏やかな一日

海岸に上陸すると
黒い小さなモノがゆらゆらと

よーく見ると、クリオネみたい(^^)

GoProを水中に入れてみた

手に取ると貝になる・・・
ミジンウキマイマイ

これは貝の仲間で「ミジンウキマイマイ」といいます。体の下側が貝殻、上側の羽のような部分は「翼足」という器官で、羽ばたかせて水中を泳ぎます。クリオネかと思いましたが、ミジンウキマイマイは殻を持つ「有殻翼足類」、クリオネは殻を持たない「裸殻翼足類」とのこと。そしてミジンウキマイマイはクリオネの大好物らしいです(^^)

4cm以上の巨大なクリオネも捕まえました。波があるので、写真を撮るのは難しかったです。次回行くことがあれば、網とプラスティックの容器を持って行ってみたい。

再び、ハイキングの時間です!

遠くの丘まで歩きました

建物はハドソン湾会社のもの
かつてはこの北極圏で強大な影響力を持っていたことが簡単に想像できます。
毛皮がいかに儲かったかも。

ツンドラの大地 長靴が必須

丘の上から

ここでも大地に這いつくばって生き延びる、植物が印象的でした

いろいろ事前に調べていても
実際に目にすると、感じることはいっぱいありました。

絶景が広る〜って日ではありませんでしたが、いい日でした!

北極クルーズ&ハイキング