2017年の初登山は北アルプスの唐松岳
この2年間、少しずつレベルアップして、装備も買い足してきた友達と、
やっと雪のアルプスの山頂へ立ってきました!
実は昨年に予定していたのですが、天候が悪く断念していたので、リベンジです(^^)
例年より雪は少なかったですが、天候は最高で、楽しんできました。
唐松岳とは
白馬村の八方尾根を上り詰めた地点にある標高2696mの北アルプスのピーク。北には白馬三山の白馬鑓ヶ岳、南には五竜岳、西には黒部峡谷を挟んで剱岳が聳えます
リフトを利用すると比較的登頂しやすく、山頂直下には山荘があります。
私が最初に登ったのは18歳の時で、鹿島槍ヶ岳から日本海の親不知まで縦走した時でした。
雪山・冬山の唐松岳をすすめる5つの理由
唐松岳は、雪山/冬山の入門コースとして最適です。
その理由は
①白馬八方尾根スキー場のゴンドラ&リフトが使える
②八方池山荘に宿泊すれば、体力に自信がなくても日帰り登頂可能
③登山者やBCスキーヤーが多く、トレースがある確率が高い
④広い尾根歩きが多く、技術的にも困難なポイントが少ない
⑤白馬三山や鹿島槍ヶ岳、五竜岳、剱岳などの景色がいい
などです。
雪の唐松岳登山
登山計画
1日目 | 大阪(夜発)= | 車中泊 |
2日目 | =白馬八方尾根スキー場ーゴンドラ&リフトー八方池山荘(1830m)…八方池…八方尾根…唐松山荘(2620m)…唐松岳(2696m)…唐松山荘 | テント泊 |
3日目 | …八方池山荘(1830m)ーゴンドラ&リフトー白馬八方尾根スキー場…温泉=そば=大阪 |
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2018年の唐松岳
2019年の唐松岳
2020年の唐松岳
2021年の唐松岳
白馬八方尾根スキー場より八方池山荘へ
集合は白馬村のローソン。多くのスキー客が訪れていました。ここで買い出し&朝食。
スキー場を見ると、驚くほど雪が少ないです。しかし、天気は最高(^^)
雲一つない最高の天気です。
無料駐車場のP6へ車を止めて、ゴンドラ乗り場へ。
まだスキー場の雪が少ないためか、スキー客は少なめ。
往復2800円と荷物代(15kg以上)400円です。
今回は山で泊まるので関係ないですが、日帰りの方は最終の時刻をチェック。
天候などによって変わるので、HPには書かれていませんよ。
ゴンドラ、リフト、リフトと乗り継ぎ、八方池山荘へ。
4人乗りのリフトは2人しか乗れません。
左の双耳峰が鹿島槍ヶ岳、中央が五竜岳
朝は立体感も出て、美しい(^^)
遠く火打山や妙高山もくっきり見えます。
一気に標高を稼ぎ、八方山荘から登山開始!
今回は7名のパーティーです。
八方尾根を歩き唐松岳へ
初めてこのメンバーと雪山を歩いたのは2年前
奈良の明神平でした。最高の天気でしたが、今回はそれを越えているかも(^^)
装備も揃え、みんな成長しました!
ザックの重量は15kg〜20kgでしょうか
テント泊&宴会の装備が肩にのしかかる(^^)
BCスキーヤーも多い
シュカブラがきれいです!
不帰のキレットが見えてきた、険しいなぁ。
行かないけどね(^^)
荷物が重い、でも頑張りすぎるとオーバーヒートしちゃうので、
ギリギリを調整しながら。写真も撮りたいし、標準よりも時間がかかる。
稜線が細くなると、ストックからピッケルへ変更
山荘直下のこのポイントが一番難しい、というか唯一の危険箇所。
荷物がなければスイスイだろうけど。
唐松山荘へ上がると、この景色!
尖ったのは剱岳、左は立山
荷物を置いて、山頂アタック!
写真では伝わらないでしょうが、めっちゃ風が強い
目指す山頂は、山荘から20分ほど
荷物がないからスイスイ??
唐松岳山頂!!
帰りも強風。
でも、まだ普通に歩けるので大丈夫!
耐風姿勢は不要
全員無事に登頂し、テント場へ
疲れたね(^^)
唐松岳山頂直下でキャンプ
苦労したのがテントの設営
雪はなく、地面は凍りつきペグが効かない。。。風も強烈。
大変でした。
雪山テントで宴会
このメンバーで登る時は、登山とともに夜の宴会も楽しみ\(^o^)/
重たい食材や酒を頑張って持って上がりました!
怖いのは強風によるテントの崩壊とトイレ
おやすみなさい!
唐松岳下山
曇ってきたけど、しばらく天気は大丈夫そう。
帰りはらくらくでした(^^)
下山したら、まず温泉で温まる(^^)
最高に気持ちいい&1/8なので八方温泉半額!!
と、完璧に終了!帰宅!
と思いきや、いきなりの大雪。
山に雪は欲しかったけど、山中でこんなに降らなくてよかった(^_^;)
自分たちの通過後には中央道が通行止めになったりしたようです。
唐松岳の服装と装備
しかし、気温がそれほど下がらなかったので、④は着用していません。
他にダウンジャケット
下着は
① ノースフェイス パンツ
② ミレー ドライナミック
③ ファイントラック メリノウール入りアンダーウェア
④ ファイントラック エバーブレスシビロ
ソックス
① ファイントラック スキンメッシュ
② ファイントラック メリノスピンソックスEXP
本来はドライナミックは素肌に着用するものですが、しっくり来ないのでパンツの上から穿いています。一般的な登山のズボンを穿くと動きにくくなるので、省略していますが、これで十分な保温力があります。動きやすくてとってもいい組み合わせでした!
雪山の唐松岳登山記
以降、年に一度は唐松岳へ行っています。