登山＆アウトドアガイドの沖本です！！
2024年はカナダのユーコン準州に1ヶ月滞在しました。
憧れのユーコン川をカヌーで211km下った後は、キャンピングカーを借りました。
トゥームストーンの次はソロでクルアニ国立公園へ行ってきました。
クルアニ国立公園＆フィッシュレイク ソロハイクの日程
| ① | ホワイトホーススからクルアニ国立公園のキャスリーンレイクへ |
| ② | キャスリーンレイクトレッキング パインレイクキャンプ場へ |
| ③ | クルアニレイク周辺のトレッキング ホワイトホースへ |
| ④ | フィッシュレイクのトレッキング ホワイトホースへ |
クルアニ国立公園＆フィッシュレイク ソロハイク
クルアニ国立公園 キャスリーンレイクへ
まずしたことが、洗車です。トゥームストーンのダートでドロドロに汚れていましたからね！
写真はないですが、ハイキングよりも焚火よりも服が汚れました(笑) 高圧水で泥を洗い流すのですが、飛び散りますもんね。
さらに、ガソリンスタンドで給油して、ダンプステーションで排水を捨て、水を補給。
最後にスーパーで再び買い出しをして、クルアニ国立公園へ向かいました。
クルアニ国立公園の中心、ヘインズ・ジャンクションにある、ビジターセンターでちょっと勉強
それから目指したのは、キャスリーンレク。ヘインズ・ジャンクションから更に南へ行ったところです。
ドーソンやトゥームストーンより紅葉は遅いので、これからピークになるかなぁといったところ。
散策しようと思ったのですが、風がかなり強くて寒いので翌日に持ち越し。
この日はキャスリーンレイクのキャンプ場に宿泊しました。
いい雰囲気なのですが、湖まで歩いていくにはちょっと遠かったというか、歩いてない。
このカナダのキャンプ場にある焚火台を使って、調理するのに慣れてきました！
贅沢だけど、一番楽な手抜き料理
キャスリーンレイクハイキング
前日は風が強かったので、歩かなかったキャスリーンレイク。
時間的に山頂までは行けないけど、キングスローンピークのトレイルを歩きました。
入口にいろんな警告＆案内が。ベアスプレーは2本持ちだし、クローズされているのは今回とは関係のない場所なので問題なし！
平坦な森を歩いて、少しすると登りになります。
キャスリーンレイクを見下ろせるようになってきました。
さらに登るとこの景色
でも天気も崩れてきたし、時間制限もあるので下山することに。
登ったのは矢印あたりまで。半分も登っていませんでした。
湖岸を歩いて、キャスリーンレイクの駐車場へ戻ります。
この日は、パインレイクのキャンプ場に宿泊
余っていた野菜を炒めて、ラムを焼きました。
野菜を狙ってきたリスが、テーブルに居座りとても可愛かった！
夜は湖に映るオーロラを狙いましたが、弱い光のオーロラしか発生しませんでした。残念。
クルアニレイクへ
アラスカ・ハイウェイのヘインズ・ジャンクションから先は絶景！！
クルアニレイクも静かで美しい
ビジターセンターはシーズンが終わったとのことで、閉鎖。
山にはマウンテンシープ(白い点)が
広大なU字谷を少し奥まで歩いてみる。
この後はホワイトホースへ戻りました。
フィッシュレイクハイキング
クルアニ国立公園ではないですが、ホワイトホースから遠くない、フィッシュレイクへ。
紅葉が随分と進んできました。
1人で歩いていると、野鳥との遭遇率が高くなります。
ライチョウ
セグロミユビゲラ
ユーコン在住のトレッカーは、犬を連れて山に行きます。ヒグマをいち早く察知してくれて、追い払うってもらうようです。もちろんみんなベアスプレーは持っていますが、熊鈴は誰もつけていません。私は熊鈴否定派なので納得です。
広い稜線に出ると、絶景！
トゥームストーンともクルアニとも雰囲気は違う山が連なります。
うっかり座ると染みができるほど、コケモモでいっぱい
枯れたチョウノスケソウの中で、季節外れのオキナグサが咲いていました。
ここはまさに紅葉のピーク
とにかく美しく、静か。
仲間と楽しく歩くのはもちろん好き。でも1人で山の声を静かに聞くのも好きです。
いいハイキングでした！
この後、もう一回同じ場所を歩きます。
