個体差いっぱい! エゾノツガザクラ

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登山&アウトドアガイドの沖本です!!

夏の北海道の山を歩くと、自然に目が行くきれいなピンク色の高山植物。エゾツツジとともに、北の山を美しいピンクで染めます。

よく見てみると、それぞれ個性があることに気づきます!

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《エゾノツガザクラ/蝦夷の栂桜》

ツツジ科/Ericales ツガザクラ属/Phyllodoce caerulea

ツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木。日本では北海道~東北地方以北の高山帯の適度に湿り気のある岩場や草地に群生する。
◎写真:大雪山/羅臼岳

北海道の山に登ればいっぱい見ることができます。

よく見ると、群落によって色や形が微妙に違います。
それはアオノツガザクラと自然に交配するためです。

濃い赤から、白っぽいものまで変化があり、
ガイドをしていて説明するのも楽しい(^^)

また、花に穴がいているものも多く、エゾオオマルハナバチによる盗蜜痕が見られます。

色々お客さんに自然の話のネタを提供してくれるお花ですね。

盗蜜痕 穴が開いています

細長い花のほうがアオノツガザクラの遺伝子が少ないともいわれます。

アオノツガザクラと並んで咲いています

色が薄く丸い個体はアオノツガザクラの遺伝子が多いとも

こんな山で見てきました

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