高山植物の女王 コマクサ

みんな大好き!高山植物の女王といえばコマクサ!!

初めて見た時は「これかっ!!!」て思いましたね(^^) 当時は植物にはあんまり興味なかったんですが・・・。この花は発芽してから花が咲くまでに5年とも7年ともいわれます。

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コマクサ/駒草

ケシ科/Papaveraceae ケマンソウ亜科コマクサ属/Dicentra peregrina

千島列島・樺太・カムチャッカ半島・シベリア東部の東北アジアと日本の北海道から中部地方の高山帯の風衝岩

屑斜面などの砂礫帯に分布
◎写真:大雪山/燕岳/草津白根山/岩手山

基本的に気候の非常に厳しい高山の風衝砂礫地に生えます。そういった風衝砂礫地では地表は凍結と融解を繰り返し、地表がよく動きます。霜柱で持ち上げられる土を想像してみましょう。そんな厳しい環境で生きていくために、小さなサイズからは驚きの長さの根を地中に張ります。1m以上にもなるそうです。細かいセリのような葉には霧が付きやすく、高山帯で貴重な水を得ることができる形になっているとか。

サイズが小さく、成長も遅いので、他の植物との競争には弱いです。他の植物の生育しづらい厳しい環境生き延びる植物です。

大雪山、燕岳、草津白根山、岩手山で撮った写真をアップします。
地面の色によって随分印象が変わりますよ。

大雪山のコマクサ

燕岳のコマクサ

コマクサ

草津白根山

ちなみに、草津白根山では種を蒔いています。
減ってしまった高山植物を回復させる努力は素晴らしいと思いますが、きれいな花、人気の花だけ特別扱いするのはどうかとも思います・・・。
山は植物園や花壇ではないですからね。実際に、元々の草津白根山のコマクサと、種を採取してきた他の山のコマクサの間で遺伝子汚染も発生しているようです・・・。キレイならいい、増えたらいいだけではない、もう一段上の環境意識が今後は求められると思います。そうなって欲しい。

岩手山

岩手山のコマクサ群生地は、土壌が安定し始めて、他の植物が生え始めています。
近い将来、岩手山のコマクサは競争に負けてしまうでしょうでしょう。。。それが自然の流れです。

シロバナコマクサ

シロバナのコマクサは珍しいです。珍しい花を見ると、普段はマナーを守れる登山者でも人格が変わっちゃう人もいます(^_^;)・・・。

山のルールは守ろう

問題は写真を撮るために山に登る人でしょう。ルールを破る人の比率が登山者よりかなり高いと感じます。

登山道から入らないようにロープを張ってても、乗り越えて花を撮りに行く自称写真家に会ったことも・・・。あなたは特別じゃありません!!

コマクサは咲くまで特に時間がかかります。彼らには花の咲いていない葉っぱだけのコマクサはコマクサじゃないんですよね。

平気で周囲を踏みつけ目的の花に一直線。花を咲かせるほど成長する前に踏み荒らされ ます。コマクサの場合は写真を撮りたくなるような大株の周りは、踏まれてしまい、密度が低い場合が多いです。

某人気山小屋近くのシロバナコマクサ周辺は、ロープを超えて行った登山者の踏み跡だらけ・・・・。

ただ、お花がキレイ!!ってだけじゃなく、
その背景を少しは知ってもらいたいなと思います。

こんな山でコマクサを見てきました

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