南極への難所 ドレーク海峡とは

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南極への難関は
①費用
②時間
③ドレーク海峡!
と言われたりします。

①と②は間違いない!! でも③はホントかな??

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ドレーク海峡とは

世界一荒れる海?

ドレーク海峡は、アルゼンチンのホーン岬とサウス・シェトランド諸島との海峡です。ウィキペディアには世界でも最も荒れる海域の一つとの記載があります。ギネスブックでは世界一幅の広い海峡として認定されていて、最も狭い区間でも約650kmあるそうです。

下の写真はドレーク海峡を横断している時のGoogle Maps

旅行者がドレーク海峡に求めること

ドレーク海峡が荒れる海というのは、なんとなくわかります。そんな写真も多いです。
でも、毎日毎日、大荒れでもないです。

旅行者が、ドレーク海峡に求める写真はこんなやつだと思います。

実際に大荒れの時は、船の操舵室に多くの人が写真を撮りに訪れます。こんなに揺れて荒れたぞって写真を撮りたいんですね(笑)

私も同じです。そして、メディアに出るのはほとんどが、そういった写真。

こんな日はドレーク海峡のイメージに相応しくないんですね。

実際にドレーク海峡を渡ってみた

日本人って船酔いに強くない??

結論から言うと、ドレーク海峡は荒れるといえ、船に乗る機会の多い、島国の日本人にはそんなに恐れることはないです。吠えるドレーク海峡とかオーバーに表現されることが多いような気がします。

ドレーク海峡を渡るには通常の船では2日かかります。
もちろん、揺れる日も、そうでもない日もあります。

これまで合計8日間ドレーク海峡で過ごしました。

荒れたドレーク海峡

一度、揺れるから気をつけて的なアナウンスがありましたが、普通に酔い止めを飲んでいれば、過ごすことができました。

酔い止めを飲むと、眠たくなったり、食欲が落ちたりするので飲まない日もあります。

その時の波と風

外の様子

揺れる日には、廊下の手すりには2mおきくらいにゲロ袋がセット(笑)

下の動画は、GoProを操舵室の窓へクリップで留めて 、撮影しています。

その間、付きっきりではなくて、レストランで食事していました(笑)

過剰に恐れることはないです。

船酔いの強さはそれぞれだし、どんな薬を飲んでるかにもよりますが。

穏やかなドレーク海峡の過ごし方

穏やかな日は本当にたいしたことありません。瀬戸内と同じ。
ドレーク海峡らしくないので、そういう日の写真は少なめ。

甲板のベンチで普通にコーヒ飲んだり、本を読んだりしています。

操舵室から海を眺め

アホウドリを観察したり

意外と難しい、アホウドリの識別
ま、これが楽しいわけですが(^ ^)

セミナールームでは各種講座が開かれます

まとめてみると

私のこれまでの経験では

小笠原へ行く船の方が揺れます!!
嘘だぁ・・・と思うかもしれませんが、そんなもんです。

日本には黒潮という強烈な海流が流れています。
たとえ、ドレーク海峡の方が荒れるとしても、対策が施された船と、普通のフェリーでは揺れ方も違うのでしょう。

また、日頃から釣りをする人なら、小な船で沖に出るのでドレーク海峡よりも、ずっと揺れます。
日本人は船に乗る機会が多いので、きっと揺れる船旅に強い!そう思うことにしています。

もしかしたら私の感覚とお客様の感覚がおかしいのかもしれませんが。。。

南極情報まとめました

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