
大好きな冬の道東!最近は夏よりも冬の方が行く機会が多いです。
最近の夏は海外が多いから、何年も羅臼や大雪山に登ってないなぁ。多い時は夏の大半は北海道だった頃もあるのですが。いつもやっている企画を山旅人さんに提案してみました。
冬の道東は安全に楽しく遊べる、素晴らしいフィールドです。
冬の北海道の魅力はここに書いています!

冬の道東の日程
冬の道東の魅力が詰まったコースです!
いいコースだ(^^) 他のガイドさんや旅行社さん真似しないでね。
| ① | 伊丹空港✈羽田空港✈女満別空港=知床・ウトロ温泉 |
| ② | =知床流氷ウォーク=流氷砕氷船オーロラ号乗船=能取岬散策=養老牛温泉 |
| ③ | =摩周湖スノーシュー=硫黄山散策=屈斜路湖・砂湯温泉=養老牛温泉 |
| ④ | =野付半島・野生動物鑑賞&大氷原ウォーク=中標津空港✈羽田空港✈伊丹空港 |
知床半島ウトロ温泉へ
この時期は関西から女満別への直行便がありません。羽田で乗り換えて、女満別空港へ。
この周辺の道路はどこも真っ直ぐ。知床半島を目指します。


知床半島に入ると、オホーツク海に押し寄せる流氷が確認できます。
わかっていても、目で見ると安心する〜! (*^_^*)

流氷の夕暮れはめっちゃきれいなので、ちょっと寄り道。
流氷の密度が濃すぎて、海面が出ていないので反射がいまいちかな。なんて思うとは、贅沢になりすぎ。




ホテルからの日暮れ


夜はお客様の誕生日(#^.^#) なんと、本日で90歳!!! (掲載許可済み)
凄すぎる。山歩きと好奇心は人を若く保つんだな〜。 70代でもう歳だからなんて言ってる方々、上には上がいらっしゃいますよ。ガイドをしていて思うのは、体力などは年齢で測れないということ。一律の年齢制限は頑張っている方に失礼。そのお客様をきちんと把握して、それにふさわしい提案ができる事が重要。大手の旅行社じゃそういう配慮は無理。山旅人さん、流石です! 来年の91歳は、違う冬の北海道ツアーへ行く約束しちゃいました。夏にもカヤック一緒に行くけどね!


知床流氷ウォーク
朝起きると、真っ先に気になるのが流氷。 今日もOK!


流氷ウォークはドライスーツを着用するので、基本的に寒くないし、濡れません。着るのがちょっとコツがいりますが。スタッフがサポートしてくれます。


初めての体験をするわくわく感(*^_^*)

さて、海へ出てみましょう!




タイトルは流氷ウォークですが、実際は流氷スイムの方が楽しい!


最初は恐る恐る、そしてだんだん楽しく




上手に浮かんで、方向転換するのが難しい。毎回苦労する集合写真(笑)


最後は氷のヘリでクリオネ探し!


何度か見たんだけど、写真は難しい。。。 海の底が写っているだけ。

これは、スタッフが事前に取っていたものをペットボトルに入れて。


羅臼岳をバックにみんなで


オーロラ号
道東観光の定番、オーロラ号。最近は日本人より、外国人が多いな。

分厚い氷は多くなかったけど、やっぱり楽しい!



曇り空だったので、ちょっと見えにくいけど斜里岳も


オジロワシは目の前に! うまく撮れて嬉しい(*^_^*)


オオワシはちょっと遠かった


1時間ほどのクルーズでした。


おまけに、能取岬へ立ち寄ります。ここ好きなんです。
岬まで歩いてみました。なだらかな坂と流氷の見える海

風が強いので、雪が飛ばされちゃってます。




養老牛温泉に向かうには、美幌峠を通過します。
ここからの景色も素晴らしい!


斜里岳


養老牛温泉 湯宿だいいち
ここはお部屋もいいし、食事もいい、温泉もいい、そして野生動物に出会えます!


お部屋からも素晴らしい!


食事も!


そして、この宿の最大の特徴はシマフクロウがやってくること
シマフクロウは生息数がわずか150羽程度の、世界最大級のフクロウです。

もちろん野生なのでいつやってくるかはわかりません。
多くの野鳥好きが宿泊して、そのチャンスを待っています。
今回のお気に入りは、ヤマメを捕まえた写真。シマフクロウがかっこいいのはもちろんですが、捕まったヤマメの表情が大好き!

食べられる瞬間は白目をむいてます(笑)

他にもアカゲラ


ミヤマカケス なども目の前で見られます

摩周湖スノーシュー
自分の中では、冬の道東のスノーシューの定番になりました!第一展望台から歩きます。


登らずしてこの景色が楽しめます(^^)


摩周湖を眺めながら、いい雪のところを歩きます。


誰一人他にいない、貸し切りの日でした。ダケカンバの森を抜けていきます。

写真にはないけど(一眼を持っていかなかった)、オオワシやオジロワシが次々と上空を旋回していきます。


天気予報通り、昼前には天候が崩れてきたので引き返すことに。
晴れの摩周湖、雪の摩周湖の両方が楽しめました!


午後は川湯の硫黄山や屈斜路湖の砂湯温泉へ






早めに宿へ戻り、ゆっくりと温泉を楽しんでいただきました。
野付半島
最後の目的地は、野付半島。ここは動物の観察に最適。さらに凍った海の上に立てる、おすすめのポイント。最初はオジロワシ


みんなはスコープで観察します。


次はオオワシ




野付のビジターセンターから、凍った海の上に出てみます。




みんなでジャンプしようとしても、全くタイミングが合いません(笑)


最後はキタキツネとエゾシカ!
まるで北欧にいるかのような景色を見せてくれる野付半島でした。




あっという間の4日間でした。
冬の北海道、まだまだいい所あります。またご一緒しましょう!
過去の冬の北海道の記事






