登山&アウトドアガイドの沖本です!!
登山者の憧れと言われた、「ヒマラヤの青いケシ」
近年は栽培技術が進歩し、日本でも鑑賞することができるようになりました。私も栽培されている花を見に行ったことがありますが、やっぱり本物のヒマラヤで自生している花は違います!チャンスが有れば見に行って欲しい。
空気の薄い高所で、ヒイヒイいながら写真を撮ると、この花の生えている環境の厳しさを実感することができます。
ということで、現地で撮ってきた写真から紹介したいと思います。
メコノプシス・ホリドゥラ
ケシ科/Papaveraceae メコノプシス属/Meconopsis horridula
有名なヒマラヤの青いケシ、メコノプシス・ホリドゥラ。
この花を見るためにヒマラヤを訪れる登山者もいるほど人気があります。個体差が大きく厳密な識別は困難な個体も多いです。高山帯の乾燥した岩礫地、氷河沿いの砂礫地、風衝草原など厳しい環境に生えます。
この花を見るためにヒマラヤを訪れる登山者もいるほど人気があります。個体差が大きく厳密な識別は困難な個体も多いです。高山帯の乾燥した岩礫地、氷河沿いの砂礫地、風衝草原など厳しい環境に生えます。
◎写真:中国/四川省・大姑娘山
2000年、初めてこの花に出会った時の写真。最初の一枚です。当時はまだデジタルカメラが珍しかったので、この写真は衝撃でした!美しさに感動した。
しかしカメラが良くなった今でもこれ以上の個体に出会えていないので、超える写真は撮れていません・・・。
いい写真を撮りたい場合は、早い時期に、最初の一輪が咲いた時期がおすすめ
色は個体差が大きいです
標高が上がれば、個体が小さくなります。
比較対象がないと、わかりにくいですね
こんなに小さくなります。標高は4500m程度。