世界の花

ヨーロッパの山でよく目にする、丸くて黄色い花を咲かせるキンポウゲの花です。咲いても完全に花が開くことはありません。大群落の時期に当たると素晴らしく美しい景色が広がります。

チベットの草原に生えるジンチョウゲ（沈丁花）。とても強い香りが漂います。日本のジンチョウゲは木ですが、チベットのジンチョウゲは草ですよ。

夏のカナディアンロッキーを代表する花といえばインディアンペイントブラシ！　様々な色があり、ハイカーを楽しませてくれます。

ロシアのカムチャッカ半島の登山で見た、黄色いケシを紹介したいと思います。リシリヒナゲシの近縁種ではないかと思います。

スイスの三大名花の一つ。エーデルワイスは日本でもよく見られる、ウスユキソウの仲間です。私も初めて見た時は嬉しかった(^^)

コケマンテマと呼びますが、ナデシコの仲間であり、コケの仲間ではありません。比較的標高が高く厳しい気象条件のエリアでよく見かけます。

カナディアンロッキーの最高峰ロブソン。その麓のキニーレイクへのトレイルで見られる、赤とオレンジのオダマキです。

日本野生のオダマキはミヤマオダマキは青紫、ヤマオダマキが黄色と褐色ですね。カナディアンロッキーに多いのがこの全部黄色のオダマキ。

ハワイ島を歩くとよく見かけるのが、このオヒアレフアの木。略してオヒア。森の中から溶岩台地まで様々な場所に生えています。

カナディアンロッキーでよく見られる忘れな草。鮮やかな青色が印象的ですね。

私の好きな花の一つ！気候環境が厳しいので花びらを完全に開かずに花の中心を守っているのかな？？

ネパールの花といえば赤いシャクナゲ。ネパールの国の花で「ラリーグラス」と呼ばれています。大木になり、一本の木で日本の一山ほどの花が咲いているようです。

ヨーロッパのアルプスを歩いていると、時々目の覚めるような真っ青なリンドウに出会います。日本を出る時はほとんどの方がエーデルワイス！エーデルワイス！なのですが、この花の美しさに目を奪われる方が多いです。

ニュージーランドの花といえば、マウントクックリリー。世界最大のキンポウゲ科の花です。花のピークは12月頃で、その名の通りマウントクックの麓で見られます。

プロガイドが教える高山植物シリーズ。カナディアン・ロッキーに咲く、黄色いカタクリ。花の特徴やベストシーズンなどについて豊富な写真とともに書いてみました。