青いケシの咲く 大姑娘山と九寨溝・黄龍

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花好きなら絶対に行ってみたい中国・四川省の大姑娘山!
5000mの高度がありますが、比較的登りやすく高所登山の入門的な山。
お花畑も素晴らしく、憧れの青いケシもたっぷり見られます!

初めてこの山に登ったのは2000年だから随分と前になります。
この間に中国は猛烈な勢いで開発が進み、別の国のようになった地域もあります。
以前は車で10時間以上走ってたどり着いていた九寨溝も空港ができて近くなり、我慢するしかなかった宿泊施設も外観だけは立派になりました。

個人的にはこの山に登るのは7月上旬がオススメです。それは青いケシの最初の一輪が咲く頃だから・・・。

今回はその7月上旬に訪れました。


6/29
上海経由で四川省の成都へ。

6/30
飛行機で九寨溝空港へ。


そして、九寨溝へ。
成都は漢民族の街ですが、そこから少し西へ進めばもそこはチベット。
チベットには2つの解釈があり、一つは中国の北京政府が決めたチベット自治区、
もう一つはチベット文化圏。これにはチベット自治区の他に青海省や四川省、雲南省の一部が含まれます。そして九寨溝は間違いなくチベット文化圏です。


空港に着き、車に乗り込んで移動開始!
いきなり目に飛び込んできたのは、ガードレールを飛び越えそこねた牛でした・・・。
こんなの初めて見た!大丈夫です、この後何もなかったように歩いて行きました(^^)

早速、九寨溝へ。入口はディズニーランドのよう。ピーク期にはありえない数の漢民族が押し寄せます!

九寨溝・・・人の多さは好きではありませんが、水の美しさは別格です!!
また、湖にカメラを向ければ人が入ることがない(^^)
漢民族はポイントで写真を取ることしかしないので、湖と湖を結んで歩けば人は少なく快適なハイキングが楽しめます。ただし、標高が高いのでゆっくり行動しましょう。

シャクヤク

チベットの仏塔に旗が靡きます。

いつしか、こんなショッピングセンター兼レストランが敷地の中に・・・。

7/1
この日も九寨溝をハイキング
素晴らしい景色が続きます。今回は九寨溝がおまけのようですが殆どの日本人観光客はここがメインです!

この頃のカメラにはHDRがないので、バックが明るいとこんな写真になってしまいます。 

たっぷり楽しみました!!


7/2
黄龍へ移動

観光客はゴンドラで観光しますが、私たちは高度順応のため歩いて観光。
これが意外としんどい!花も多いし(^_^;)

アツモリソウ

ラン

見事な石灰棚が続きます!

足元には日本人の大好きな花々が(^O^)

ケシも咲いてます!!

7/3
成都へ戻り、大姑娘山へ向います。
途中、雅安でパンダの繁殖施設を見学。
上野動物園のパンダはここから貸し出されています。

以前は臥龍という地区にあったのですが、地震の影響で移動しました。
あそこはきれいだったんだけど、移転先は・・・。

かわいいちゃ可愛いけど・・・。体が茶色。

漢民族観光客のマナーはありえないくらい悪い。
大声・割り込み・ポイ捨て なんでもあり  

そして、もう少し掃除しろ!って言いたくなるくらい園内はきたいないです。

ま、中国らしいということで・・・。


7/4
やっと登山口の日隆へ。
途中のお花畑で写真タイム(^^)
昨日のパンダと比べて盛り上がり方が違います!!

赤いケシ

ヤクとお花畑 標高は4000mを超えています!

黄色のサクラソウ

このサクラソウでかい!!

シオガマ

そして、登山口の村、日隆へ。
チベット式お昼ご飯とバター茶。この旅行中初めてレストランのスタッフが笑顔でした!
これってすごくサービス業では大事なことだけど、できない中国人が殆ど。全然印象が違ってくるのにね!午後は青いケシの撮影に出かけましょう(^^)

なぜこの時期が一番おすすめか?
青いケシは茎の上から花が咲いていきます、花自体はこの後一ヶ月は順に咲いていきます。しかし、枯れた花が咲いている花の上に残っちゃうんですね。写真としてはいまいちです。この時期がベスト!

シオガマ

クサジンチョウゲ

黄色いケシ

ウスユキソウ


ホテルも立派になりました!

きのこ鍋も美味しい!

7/5
登山開始!
大きな荷物は馬が運ぶので日帰りの荷物だけでのんびり歩きます。
高度順応が上手く出来ているので、かなり楽に歩けます!

あいにくの曇り空でしたが、お花は素晴らしい!

6時間ほどでベースキャンプ(3800m)へ!
お花畑の上にテントを張ります。贅沢(^^)

ここでの私の仕事は半ば料理人!
夕食までほとんど厨房に入り、メニュー管理&味付け
食事は大事です! 


7/6
第一キャンプへ

天気も良く、素晴らしい山歩きでした(^^)

一面のお花畑!

アツモリソウ

ツツジ

ユリ

雲の影で暗い所が大姑娘山!

紫のケシ 小さいねぇ(^^)

ウスユキソウ いわゆるエーデルワイス

ヤクがいっぱい放牧されています。
翌年からヤクの放牧が禁止になるとか・・・。
この景色はヤクが作ったのに。このお花畑の将来が心配。

第一キャンプ(4500m)
空気薄いぞ!写真撮るのにしゃがむとしんどいど^_^;
ちなみにこのテントに2人です。

黄色いケシ このケシは花期が青いケシより早いので状態のいいものは少なめでした。

 青いケシも標高が上がれば小型化

さて、今夜は冷えるので鍋料理!
お客さん16人と沖本の17人分をやはり自分で作ります。
余らないように計算して、味付けも日本から持ってきた調味料で。
食べ過ぎは良くないけど、食事も楽しんでもらいたい。頑張りました!
何もしなければスタッフが中華風の料理を作ってくれるけど、口に合わないから。7/7
いよいよ登頂
天気はまずまず!

ゆっくり、ゆっくり歩きます!

四姑娘山が見えてきた!ここも氷河が小さくなっている・・・。

山肌が人の顔に見える!

少し雪が残っていますが、アイゼンなどは不要!

遠くに四川省最高峰、ミニヤコンカまで見えました!

5025mの山頂に全員登頂\(^o^)/
よかったぁ!

右から二姑娘山、三姑娘山、そして四姑娘山


以前名前のわからなかった花の名前はキオノカリスフッケリ
「ヒマラヤ植物大図鑑」この図鑑持ってきてよかった。重たかったよ(^^)

キャンプに下り、記念写真!
もうガレ場もないので一安心(^^)

帰りも花を見ながら歩きましょう!

こういう感じ、大好き!

ちょっとお昼寝(^^)

もうすぐベースキャンプ お疲れさまでした!


7/8
最後にスタッフと記念写真

冬虫夏草を売りに来た。これは本物。よく韓国の済◯島の土産屋とかで売ってる粉末のは本物は判別できないけどこれは◎

帰路もお花畑はきれい

ここは写真ポイントだけど曇ってて残念

下山後、あるポイントで黒いケシを観察。メチャメチャ珍しいです。
メコノプシスは個体差が大きいのでこんな色になるのもあるのだとか。
完全な黒じゃないけど、それを言うならクロユリも同じ。

最後は大理石の村を通過して成都へ
側溝の蓋も大理石!

7/9
成都へ

7/10
上海より各地へ

中国だから我慢も入りますが、花が好きな方には絶対におすすめの山ですよ!

20代から80代まで幅広い顧客に、登山やアウトドアスポーツを案内。日本百名山はもちろん、海外経験も50ヵ国、130回を越える。地理学を専攻していたので、地図や自然にも詳しい。登山専門旅行会社の元大阪支店長。山のガイドだけではなく、登山旅行のプランニングも得意。最近は離島案内、カヤック、サイクリングなどのアウトドア遊びの依頼が急増中。
詳しいプロフィール

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