1月の木曽駒ヶ岳へ行ってきました!
今シーズンは12月に結構雪が降ったのですが、その後は少なめですね〜
木曽駒ヶ岳は比較的簡単に登れる本格的な雪山なので、これからに備えて練習してきました。
木曽駒ヶ岳と富士見台高原の日程
大阪を夜出発。朝イチのロープウェイで木曽駒往復しました。夜行運転していなければ、下山後に帰宅も時間的に可能ですが、安全のために麓に宿泊しました。駒ヶ根割とクーポンで実質は無料で宿泊したようなもんでした!
① | 大阪夜発=名古屋駅=駒ヶ根高原 |
② | =駒ヶ岳ロープウェイ=千畳敷…乗越浄土…中岳…木曽駒ヶ岳…千畳敷=駒ヶ岳ロープウェイ=駒ヶ根高原 |
③ | =ヘブンズ園原…富士見台高原…千両山…ヘブンズ園原=中津川=名古屋駅=大阪 |
木曽駒ヶ岳と富士見台高原
雪の木曽駒ヶ岳
朝のバス&ロープウェイで千畳敷へ。この時期は始発が遅いから、駒ヶ根高原のバス乗り場は長蛇の列ですね。もっと設備投資して、ロープウェイの輸送能力を上げて欲しいもんです。千畳敷まで往復で4,200円、海外のこういった乗り物から考えると相場の半額くらい??もっと上手にビジネスしたらいいのにって思います。。。
ロープウェイの乗り物から、カモシカが見えていました。
ズームレンズ無しでこの距離! カモシカはシカではなくて牛の仲間ですよ〜
ロープウェイを降りて、トイレを済ませて、アイゼンを装着。建物の外に出てみます。
あれ?? ルートが通常と違いますね。この写真の左ルートで歩くと雪崩のリスクが高いので、普段は使いません。でもまだ雪が少ないし、本来のコースはラッセルが必要になるのでトレースを利用しました。
登りが急になる手前まではストックで歩きました。最初からピッケルでもいいのですが。。
乗越浄土への急登になります。この角度になるとピッケルが必要になります。
蟻の行列状態になりました〜 私達はできるだけ行列からそれて歩きます。
オットセイ岩
乗越浄土まであと少しです
毎回のことなんですが、私達がメインルートをそれたら、後続が付いて来る。。。みんなと違うところへ行っていると気がつくと、楽な道があるのになんでこんなところ歩くみたいな顔されます。こっちは敢えて練習しているんですよね(笑)
盲目的に前の登山者に付いていかない登山者になりましょう。
順調に乗越浄土に到着です!
宝剣岳はかっこいいですね
雪山のコンパスの使い方を練習。登山道が雪でなくなる時期は、地図の使い方は夏と異なります。
ホワイトアウトナビゲーションってやつですね。浄土乗越から宝剣山荘へは磁北から270°の方向に100mほど進みます。天気がいいと全く必要としないのですが、視界が悪くなるととても役立ちます。もちろんGPSと併用すると間違いは少なくなります。
詳しくはコチラ
この日の地図です。歩く方向(磁北からの角度)、標高、距離、高度差などを表にしています。ちなみに、今回は①→③へは直接歩いています。
宝剣山荘まで270°の方向へ歩いたら、次は中岳へ336℃の方向へ向きを変えます。こんな天気じゃ要らんけど(笑)
中岳から木曽駒ヶ岳へは、雪の多いところはトレースを外れて歩いてみます。雪がカリカリしていてアイゼンが刺さる音が気持ちいい。
何度も書きますが、トレースのない雪の上を歩く練習は大事です。どこが歩きやすく、どこが不安定? 考えながら歩く練習は必須。
もうすぐ木曽駒ヶ岳! 南アルプスと富士山の展望は素晴らしい!
八ヶ岳の方向は雪少なめ。
お疲れさまでした!
晴れた日の雪山は最高だよね!
絶景ですね。
アイゼンワークの練習をしながら、下山します。
千畳敷へのカールの下りが一番の難所 実際に歩くと、写真ほど急ではないですが。
ただし、かなりヤバい登山者が時々います。いつ落ちてくるかみたいな・・・
アイゼン歩行の技術0、ストックだけ、などなど。そんな登山者の下は歩かないようにしましょう。もらい事故の可能性があります。
下山後は、ホテル千畳敷のカフェでちょっとまったりして、ロープウェイとバスで駒ヶ根高原へ。
宿泊は駒ヶ根のユースホステルで夕食は明治亭のカツ丼
富士見台高原スノーシュー
翌日のスノーシューは、木曽駒ヶ岳と違って緩いです(笑)
恵那山トンネル横の、ヘブンズ園原からゴンドラとリフトを乗り継いで
普通に歩けばらくらくハイキング
でも、結局トレースを外れ、ラッセルして登るという(笑)
木曽駒より疲れた〜
笹の下が空洞で、落とし穴のようになっている場所もあるので、時々コケます(笑)
恵那山が一望できる、千両山まで歩きました
この先は雪が少なめ
きれいな雪で遊んで 下山!
昼食は、ヘブンズ園原の二郎系ラーメン「ヘブ二郎」
ニンニク多くて、帰ったら隔離されましたwww
雪山の練習にはちょうどいい、木曽駒ヶ岳でした!