登山&アウトドアガイドの沖本です!
友人ガイドに、バックカントリーに連れて行ってって頼んだら、チョイスは栂池高原〜蓮華温泉〜木地屋でした。友人ガイドの更に友人も一緒で、いろいろ教えてもらい、感謝しまくりの2日間でした。
普段だったら楽しんできました〜!って書くところですが、今回は楽しむより、必死。。。
この数年で一番疲れたのは、「マッターホルン」でも「知床岬」でも「カムエク」でもなく蓮華温泉という。。。(笑)
蓮華温泉バックカントリースキーの日程
今の実力では、連れて行ってもらわないと無理なコースです。足をひっぱちゃいましたが、リタイアすることなく完了できてよかった!
① | 八方温泉=車をデポ=栂池高原〜天狗原〜蓮華温泉 |
② | 〜ヤッホー平〜栂平〜白池〜木地屋=八方温泉 |
栂池高原〜蓮華温泉〜木地屋 / 沖本浩一さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
蓮華温泉バックカントリースキー
栂池高原から蓮華温泉へ
超々久しぶりの栂池高原スキー場! 25年ぶりくらい(笑)
ゴンドラに乗って、雪の残る上部へ移動します。この日は平日だったので、栂池のロープウェイはお休み。その分、ハイクアップしなければいけないので、週末と比べるとしんどいですよ!
シールを装着して、出発! 全員で6名になります。
あったりまえですが、いつもよりもみんなのペースが速い。。
遅れないように、頑張らないと。。。
と思いつつ、少し遅れてしまう。。。
バックカントリースキー始めて半年ですからね〜 こんな雪は始めてでした。
ずり落ちないように、気を使いまくりながら。
みんな優しいので、時々待ってくれています。
登りきって、いよいよ滑走開始です!
天気予報がばっちり当たって、雨が降ってきました。それも大粒の(汗)
この状況を楽しむ余裕はまだない。。。大変な所に来てしもうたっていう心の声(笑)
滑り始めて感じる、雪の重さ! これまでやってきたバックカントリースキーとは別次元。
もう少し、上手くなっていたと思ったんだけど(汗)
疲れて足に力が入らない。。。どう考えても、力みすぎですね〜
それでも、なんとか。
蓮華温泉へ!! この橋を過ぎると、あと少し!!!!
頑張った! ホントに頑張った!
小屋で写真を撮りたくなる、お客さんの気持ちわかる(笑)
そして、すぐに露天風呂へ! 徒歩10分くらいで、普段ならば何でもないのですが、本気で悩んだ。。。
到着してしまえば、こっちのモン(笑) 大雨の中、ぬるめのお湯に長時間!
この日の蓮華温泉ロッジは貸し切り! ということは、この露天風呂には誰も来ません。最高です!!!適度に復活。
ロッジに戻ったら、諸々を乾かして ※履いていますが念の為
内風呂でもう一度のんびりして、晩ごはん。
山小屋&温泉のありがたさを感じる。これ、テントやったら悲惨。。。
とても親切にしていただき、感謝!
夜中は豪雨でした。
蓮華温泉から木地屋へ
めちゃめちゃ疲れていましたが、温泉でそこそこ復活!
雨も上がり、蓮華温泉ロッジを出発。
前日渡った橋まで引き返します。
そして、小谷村の木地屋を目指してスタート。
そして、ドキドキはすぐにやって来ました(笑)
えっ!! ここ行くん(汗) 嘘やろ!
前夜からの大雨で沢が増水。雪のアーチがほぼ崩壊しています。唯一残ったアーチもクラックが入り、崩壊寸前。。。
1人ずつ、慎重に渡ります。バックカントリー1年目にしては、なかなかな場所に来てしまった!
もちろん、無事に帰ってきたからこうやって記事を書いているのですが。久々にアドレナリン出ましたね〜!
すぐに沢からヤッホー平へ。
どうしてヤッホー平という名前がついたのか知りませんが、ヤッホーという感じではない(笑)
ヤッホー平の先は、しばらく林道沿いに進みます。
そして、シールを装着して登り返しです。
途中で雪が途切れて。。。板を外してよじ登る。雪のありがたさを痛感!
アドベンチャー感ある!いろいろ吹っ切れて、楽しくなって来たぞ(笑)
登り返しが終わると、楽しい斜面。雪は悪いけど。それにしても、みんな自分とは別次元の上手さ。
次はどんな景色になるのかな?
こんな雪にも多少慣れてきて、余裕じゃないけど周りがよく見えるようになってきた。
天気は少しずつ回復
蓮華温泉ロッジの管理人さんも降りてきました。
写真では残っていないけど、この沢を越える時が一番やばかった!
白池まで下りてきて、後は基本的に林道沿い。
春の場所まで下りてきました!新緑がキレイです。
少し慣れてきた気でいましたが、傾斜のゆるい滑らない場所では付いけない(泣)
最後はギリギリまで雪を求めて
無事終了しました!
ご案内していただき、ありがとうございました! 個人ではまだまだ無理な場所でした。いい経験になりました。
こういうバックカントリーは、専門の方にご依頼下さいね。