北海道 冬の北太平洋シーサイドライン

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登山&アウトドアガイドの沖本です!

2022年、冬の北海道案内3本目は北太平洋シーサイドライン。
釧路から根室へ向かう、太平洋側の道です。

交通量は少なく、絶景が続きますよ!

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冬の北太平洋シーサイドラインの日程

1本前の犬ぞりから連続の案内になります。犬ぞりの記事はこちらから。

北海道 犬ぞりとスノーシュー
めちゃめちゃ楽しい冬の北海道!! 今回は十勝と富良野をベースに犬ぞりやスノーシューでたっぷりと遊びました。好天にも恵まれて、最高のコンディションで遊ぶことができました。
犬ぞりツアー富良野解散=釧路
=釧路湿原=厚岸=北太平洋シーサイドライン=涙岬=霧多布ラッコ観察=根室
=春国岱散策=風蓮湖ワシ類観察=野付半島エゾジカ観察=釧路
=タンチョウねぐら観察=釧路空港

冬の北太平洋シーサイドライン

厳冬期の道東へ

富良野で犬ぞりツアーと別れて、一部のお客様と釧路へ向かいます。

同じ北海道ですが、まぁ富良野から釧路は遠いです。しかも雪道もあったり、凍った道もあったり。雪の量は圧倒的に道東は少ないのですが、道が凍るので運転はなかなか疲れます。

こんなになっちゃうと、スケートリンクに近い感じ。歩くのもかなり神経使います。急ブレーキは厳禁ね(笑)

北太平洋シーサイドライン

ちょっと釧路湿原の細岡展望台に寄ってから、厚岸を目指します。
早く着いても、目的のお店が開いていないし。

厚岸といえば、「カキ」ですが、もう一つ「ウイスキー」も有名になってきました。
ということで、厚岸生まれの「カキ」と「ウイスキー」をマリアージュ! ウイスキーをちょっとカキに垂らして!

めっちゃ美味しかったそうです!! 私は車の運転があるので我慢・我慢・我慢!!!
次、運転ないときは絶対に食べる。

代わりにウイスキーのない生牡蠣。いやこれでも十分美味しい(笑)

厚岸から、藻散布沼、火散布沼方面へ車を走らせ、北太平洋シーサイドラインへ。
海岸沿いは風が強いからなのか、樹木がまばらで、海を眺める絶景が続きます。日本じゃないみたいっていうのが褒め言葉になるのもどうかと思うけど、海外っぽい眺めです。

涙岬へ歩いてみます。風は強いです。厚岸の隣の浜中町に入ると、やたらとルパン三世が目に付きます。ラッピングバスや、ルパン三世通りやルパン三世Payやら。作者のモンキー・パンチの故郷だそうです。

断崖が続く海岸を眺めるポイントへ

涙岬も見えました。すごい眺めで、しかも誰もいない(笑) ついでに言うと、車道でも数台としかすれ違いませんでした。

次は、霧多布湿原を見下ろして、霧多布岬へ。

夏は観光客の多い、霧多布岬ですが、冬は静かです。
因みに前年の夏は3回も霧多布岬へ来たのですが、全て霧が出ており、海は見えませんでした。。。

ここでの目的はラッコ探し!! NHKが放送しちゃって、有名なポイントになってしまいました。前から知っていた自分としては、余計なことしてくれた〜って感じ。

冬は夏より観察の確率が下がると言われていますが、運良く観察することができました。

もう1匹いないかなって探しましたが、見つからず。。。でも1匹見つけただけで上出来です!

最後はキタキツネが横を歩いていきました。

この日の夕暮れは見事でした。

根室のホテルから明るく見えるのは。お寿司屋さんの看板。これは行かねば(笑)

安定の根室花まる寿司! たっぷり頂きました。

特にまだち(真ダラの白子)は美味!日本酒と合います。

充実の1日でした。

風蓮湖と野付半島

3日目はちょっと早起きして見ました。

根室の漁港の中は凍っていて、蓮葉氷に。 これは流氷ではありません。

朝は春国岱を歩いてみました。ここに冬来るのはすごく久しぶり。きっと20年ぶりくらい。

木道を歩いてちょっと奥の方まで。

オオセグロカモメがいました。寒そう。。

ハマシギ

もっと奥に行きたかったけど、思いの外雪が深かったので引き返すことに。
この時間は干潮だったので、取り残された氷がいっぱい。氷の下は地面です。浮いている氷の上には乗っちゃだめですよ。

空を見上げると、オオワシが悠々と飛んでいきます。

春国岱に面している風蓮湖へ。
世界的に希少なオオワシとオジロワシがいっぱい来ています!羅臼じゃなくてもいっぱいいますね〜!!

どの鳥も迫力があります。

オジロワシもかっこいい!

風蓮湖から北上して野付半島へ、シカを見に行きました。凍った海の上を歩くシカは絵になります。

雪を掘って草を食べています。

北方領土をバックに。
例年多く見かけるオオワシやオジロワシは殆ど見かけませんでした。この次のツアーはどうしようかなぁ〜?場所を変えるか??

野付半島からは、釧路まで一気に戻りました。

朝の釧路湿原

最後の日は早朝から動きます。
釧路湿原に太陽が上がります。神秘的な美しさでした。

そして、タンチョウのねぐらである川へ。この日は氷点下15℃くらいの寒い朝です。川からの水蒸気が周辺の木に霧氷となってくっついています。タンチョウは川の中です。

望遠で見るといっぱいいるのがわかります。タンチョウにとっては、川の中のほうが暖かくて安全なのだそうです。

午前のフライトだったので、この後は釧路空港へお送りして解散。
長かった方は、7日間もご案内させて頂きました。

どうもありがとうございました!

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