登山&アウトドアガイドの沖本です!
2021年の初夏は宮古島でバードウォッチングを案内してきました。登山、キャンプ、カヤックの案内が多いですが、自然観察やバードウォッチングの案内もしています。かつては旅行会社で珍鳥、迷鳥を探して、日本各地にバードウォッチングのツアーを作って案内していましたので、経験は豊富です。
夏の宮古島バードウォッチングの日程
宮古島を中心に、伊良部島・下地島・池間島・来間島を巡りました。それほど大きな島ではないので、天候とかを見ながら行く所を決めるって感じでした。例年なら6月下旬は梅雨明けしているのですが、2021年は梅雨明けが遅かったので、曇り空が多かったです。
案内は4日間でしたが、久しぶりの宮古島での案内だったので、バードウォッチングのポイントなどは3日前に現地入りして下見しています。コロナの関係で立ち入り禁止箇所やお店の様子も調べないといけませんし。
① | 関西空港✈宮古島=宮古島バードウォッチング |
② | 宮古島・伊良部島・池間島バードウォッチング |
③ | 宮古島・下地島・伊良部島バードウォッチング&与那覇前浜ビーチ |
④ | 宮古島・伊良部島バードウォッチング 宮古島✈関西空港 |
宮古島の海は美しい!
今回は海で遊ぶツアーではなかったので、海で泳いではいませんが、眺めるだけでもその美しさは伝わってきます。宮古島には川がないので、濁らないとか言いますよね。一番のポイントは宮古島と伊良部島を結ぶ、伊良部大橋。
歩きたい〜って方もいますが、歩道はなくて車は結構スピード出しています。また、観光客のレンタカーはよそ見しながらフラフラ運転していたり。。。歩くのはやめておきましょう。
伊良部島から見るとこんな感じです。橋が高くなっているのは、船が通過できるようになっているためです。
もう一つは池間島へ渡る池間大橋
こっちは歩道があるので、歩けますよ。
お目当てはアカショウビン
一番見たいのはアカショウビンというカワセミの仲間です。カワセミの仲間は英語ではキングフィッシャーと呼ばれます。アカショウビンはルビーキングフィッシャーです。このアカショウビン、鳴き声は南の島に行けばよく聞こえるのですが、ゆっくりと観察できる場所は稀です。宮古島は森が多くないので、良いポイントに集中するようです。
もちろん、下見をしているので、アカショウビンはバッチリ!!
結構近くまで来てくれます。見るだけなら十分、たっぷりです!
満喫しました
ところが、写真を撮るとなると。。。私の腕では困難を極めました(泣)
飛んでいるところをバッチリと撮りたかったのですが。。。ピンボケるしブレるし。もっと修行が必要なようです。
尾羽の長いサンコウチョウ
アカショウビンと同じポイントでサンコウチョウも見ることができます。アカショウビンのように目立ちませんが、オスは長い尾羽根と目の周りの青が特徴です。
この鳥も暗い森を飛び回るので、自分のレベルでは写真は難しい。オートではまずピントは合いませんから。
宮古島の他の鳥達
ミフウズラ
宮古島といえば、ミフウズラという鳥がいます。これまでもミフウズラを探し回った記憶があります。さとうきび畑に生息しているのですが、なかなかゆっくり見ることができません。今回も探し回りました。
道路を横断していたミフウズラを見つけ、全員が見たことを確認できた頃には、さとうきび畑へ消えていきました。写真撮る暇なし!
どんな鳥か見たい方は、ミフウズラでググってみてください。
コグンカンドリ
シルエットが特徴的な鳥。宮古島で繁殖はしていないようです。沖縄の島々へ行けば、稀に見ることがあります。優雅に飛んでいました。
ミサゴ(オスプレイ)
バードウォッチングをしない人にはミサゴと言うより英名のオスプレイと伝えたほうが興味を持ってもらえます。日本中にいる魚食性のタカです。湖や海の周辺で見られます。
コウノトリ
なんと、このコウノトリは兵庫県の豊岡から飛来したとか!
エリグロアジサシ
夏の宮古島では4種類のアジサシを見ることができました。一番多く観察しやすいのがこのエリグロアジサシです。
他にもオオクイナやキンバトなんかも観察しましたが、写真は撮れていません。バードウォッチングでも観察と撮影は別物なんです。今回は観察重視のお客様でした。
宮古島いろいろ
宮古島を訪れた初夏は、コロナが広がり始めた時期でした。もちろん感染には注意して行動しましたが、閉まっているお店が多いのには困りました。開けてくれて感謝のお店。コロナ関係ない!!って感じのお店。テイクアウトできました。
美味しいタコ料理のお店 アルコールはナシでした。ここのタコ料理は柔らかくて絶品です。
バードウォッチングの後は、有名な与那覇前浜ビーチやシギラビーチでのんびり
ビーチリゾートの印象が非常に強い宮古島ですが、バードウォッチングはかなり楽しめます!