ガイドの合間に野付湾にアザラシを探しに行ってきました。
野付湾は水深が浅く、穏やかな海です。
海藻が茂り、夏場はゴマフアザラシが生息していることで知られています。冬は凍っちゃうので、どこかに行っているみたいです。
最近、北海道の野生動物をめっちゃ見たいと思っているので、友人とカヤックで探してきました。
野付半島&野付湾とゴマフアザラシ
北海道の東、知床半島と根室半島の中間付近、別海町と標津町にある野付半島。半島は衛星写真で見ると、かぎ針のような形でどうしてこんな形になるのか地図を見るのが好きだった子供の頃、この地形にとても興味を持ったことを覚えています。野付半島は日本最大の砂嘴です。砂嘴とは、海流の流れで砂が堆積した地形です。
北海道の本土と野付半島に挟まれたのが野付湾です。夏は北海シマエビが採れることで有名です。ちなみに、その北海シマエビはむっちゃ美味い!
ゴマフアザラシ
日本の動物園や水族館で最も飼育されている中型のアザラシです。旭山動物園の看板は有名。
利尻のゴマフアザラシ
漢字で書くと胡麻斑海豹。ゴマのような斑点が特徴です。
漫画の少年アシベで「ゴマちゃん」として登場し、有名になりました。
野付湾をカヤックで遊ぶ
遊んでいる時の本拠地は標茶町の虹別オートキャンプ場。結局ここに10日間もテントを張りっぱなしにwww
現地のツアーとかもないので、まさに手探り。どこから出廷できるかから探さないといけません。
因みに、漁港からの出廷は禁止されています!
選んだのは、尾岱沼のキャンプ場付近。
ここから、野付半島のトドワラ方面へ漕いでいきます。
漕ぎ出して、すぐに後悔。。。
アザラシを見るために干潮の時間に漕ぎ出したのですが、海藻が水面に浮かんで半端ない。
必死だったので写真にはないけど、登山で言う藪こぎみあたいな(笑)
どこを行くと水深があり、海藻が少ないかリサーチ不足。
推進に抵抗がある程度じゃなく、パドルの操作に苦労しました。。。
遊覧船の航路を行けば大丈夫なのはわかっていましたが、静かな方がいいと思ったばかりに。。
でも、それを抜けると、なんかいい感じ! わかりにくいかもしれませんが、海の向こうに薄っすらと野付半島の対岸が見えます。
海藻エリアを抜けるのに時間がかかり、いつしか潮は満ちてきました。
干潟で寝転がっているゴマフアザラシは見られませんでしたが、泳いでいるアザラシがこっちに興味を持っています(笑)
あっちこっちでアザラシが頭を出してこっちを観察しています。
着かず、離れず。好奇心があるのかな???
因みに、南極とかへ行った時はアザラシは好奇心いっぱいに寄ってきました。
まぁ、ちょっと遠かったけどアザラシに囲まれてカヤックができて楽しかったです。
情報があるエリアで遊ぶのは、効率が悪いといえば悪いけど、楽しいですね。インフレータブルではなく、自分のシーカヤックを持ってきたいと強く思いました。
帰りは、楽な観光船の航路から尾岱沼へ戻りました。