2019年10連休のメインはキナバル山です。
この1年で4回目のキナバル山。海外登山の入門コースとして人気があります。
今回は連休を利用して、いつもの若者グループを案内してきました。そして、普通に登っても面白いのに、下山は特別なヴィアフェラータコースです!
キナバル山登頂とヴィアフェラータの日程
GWが10連休になると決定する前に計画&手配していたので、忙しい社会人向けのやや強行な日程になっています。年配のお客さんには絶対に勧めませんので、ご注意ください。
① | 関西空港✈広州✈コタキナバル |
② | コタキナバル=キナバル登山口…キナバル山登山…ペンダントハット |
③ | …キナバル山・ローズピーク…ヴィアフェラータ…ペンダントハット…登山口=コタキナバル |
④ | =コタキナバル✈広州✈関西空港 |
キナバル山を最短で登る場合の飛行機は中国南方航空です。元気よく関空を出発!
広州経由でコタキナバルへ向かいます。関西空港からなら、マレーシア航空のクアラルンプール経由でコタキナバルへ向かうより、安くて早い!
広州で乗り換えて、コタキナバルへ。コタキナバルでは民族衣装を着た人がお出迎え!私達のグループのお迎えではありません(笑)
ホテルへチェックインして、近くのローカルレストランで夕食。
見本の写真との乖離が笑える!予想とぜんぜん違うものが出てきたり。これ頼んだの誰??みたいな
見本と違いすぎる一例(笑)指で指しているのが、頼んだやつです。。。
こういうのが楽しいんです!
キナバル山登山 ペンダントハットへ
キナバル山でヴィアフェラータを楽しむ場合は、山小屋到着に時間制限があるので、早めに出発。このグループの足は遅くないんだけど、写真に時間がかかります。楽しく写真を撮る時間は確保したいしね。
登山口手前の展望台でキナバル山の全容を眺めて、登山口へ。
国立公園の管理事務所からはきれいにキナバルが見えました
各自必要事項を記入して、IDカードを貰います。
お昼の弁当が昨年より変わっている!
登山口で説明をして、出発。
キナバル山は現地ガイドの動向が必須だけど、ただ一緒に歩いているだけです。だからルートを完璧に覚えている自分にとってはいてもいなくても一緒。ガイドもそれをわかっているので、気楽な感じ。ちゃんとしたガイドと、どう考えても数合わせのガイドも。タバコを目の前で吸わなければそれでいい。(キナバルではほとんどのガイドがタバコを吸います)
キナバルの登山口はいきなり下ります。少しだけど、帰りにきつい場所
キナバルでは500mごとに看板と
1時間おきくらいにシェルターがあります。
シェルターの周辺では弁当やお菓子が欲しい、おねだりリスがやってきます。
午後からは弱い雨に。熱帯のキナバルだからね、1回くらい雨が降るのは想定内。
いつもの大きなウツボカズラのポイントへ(普通の道中にはナイヨ)
ゆっくり急いで、ヴィアフェラータの山小屋である、ペンダントハットへ。順調に到着しました。
到着後はヴィアフェラータの事前説明会
聞いた後は、実際にハーネスを付けて簡単な練習。明日の天気が良くなって、実際に使いたいね!
説明が終わると隣のラバンラタレストハウスへ移動して、夕食。
好きなものを好きなだけ食べられるけど、食べ過ぎに注意。標高が高いと消化能力も落ちるからね!
ここで、「沖本さんですか〜」って声かけられました。ブログの読者さんだとか。少し、知名度が上がったみたいで嬉しい(*^^*) 一緒に写真撮りました!
ペンダントハットに戻り、全員が同じ部屋でおやすみなさい! 翌朝は2:00起床
キナバル山(4095m)登頂
長〜い一日の始まりです。
2:00に起床して、シンプルな朝食。
2:30出発。 ヘッドランプの明かりを頼りに階段を一歩一歩。頭上には満点の星空。一番きついのは最初の階段じゃないかといつも思う。
ラナウの街の明かりが見える。チェックポイントのあるサヤサヤ小屋までは我慢の時間。この先が自分の中のキナバル山!花崗岩の一枚岩が広がります。
まだ暗いけど、自分の歩幅で歩けるからずっと楽になる。
夜明けが近い
ヴィアフェラータのカットオフタイムは3776mのミーティングポイントに7:00。ということは、6:00には山頂を出たい。6:00前に日の出なので、そのタイミングで山頂に行ければ完璧。山頂からミーティングポイントは40分で行けるけど、この区間は写真をいっぱい取りたくなるから、余裕が必要。
順調に山頂へ。やはり山頂付近は大混雑。
山頂で御来光!
待ち時間もなく、体が冷えることもない!完璧すぎる(*^^*)
登頂おめでとう!!
記念写真(#^.^#)
普通ならこれで大満足の下山になるけど、まだ大きなイベントが残ってる。雄大なキナバルの景色を楽しみながら下山開始!
影キナバル!
太陽が上ってきた(*^^*) 暖かい
登りでは見えなかった絶景が広がります。いっぱい写真を撮りながら。
新婚旅行で来てくれたカップルを祝福!
絶好調で、ヴィアフェラータのポイントへ
ヴィアフェラータ ローズピークサーキット
3776mのミーティングポイントから、いよいよヴィアフェラータの始まりです。
4人1組のチームに別れてヘルメットとハーネスを装着して、ザイルで結びます。
昨日の練習を思い出しながら、装着!
いよいよです!
悲鳴と歓声の入り混じったヴィアフェラータの始まりです!みんなドキドキ(笑)
だって、大半のメンバーはハーネスを装着するのも初めてなんですから。この高度感は半端ないでしょう!
このヴィアフェラータは前半が核心部。なかなか進みません。予想以上の時間がかかったけど、めっちゃ楽しみました。
特に吊橋は楽しいね!!! ヴィアフェラータ大満喫です。
ヴィアフェラータについては、下記リンクに詳しく記載しています
疲れたけど、充実!
ペンダントハットへ12:00に到着
チェックアウトが12:30なので、ちょっと急いで食事と荷物の片付け。
13:00から下山開始!エネルギーをすでにかなり使っているので、きつい下山になりました。
しんどい時ほど、笑って写真を撮りましょう!
だんだん口数が減ってきます。16:30に無事下山。お疲れ様!!!!
充実感半端ない(*^^*)
下山スピードは決して遅くないよ。ただ、山小屋を出たのが遅かっただけ。
直接夕食のレストランへ。美味しく食べて飲んで、
ショーにも何人かが参加して楽しみました!
ホテルへ戻り、登頂証明書とヴィアフェラータの完歩証を渡して、一旦解散。
シャワーを浴び、荷物を整理して、希望者は22:30から24:00までコタキナバルの街歩き。みんな元気!!!
25:00にはホテルのロビーに集合して、中国南方航空で帰国の途へ。
ハードなスケジュールでしたが、みんなが登頂できて、ヴィアフェラータも楽しめて、ホントに良かった!