アウトドアサークルの読図講習会で講師をしてきました。
私は地理学科出身なので、こういう話は得意です!!
午前は座学、午後は実技の充実の内容です。
近年は本屋で地形図を買うことは激減し、手軽に使えるインターネットの地形図をプリントアウトして使うことばかり。講習用に、かつて購入し使った地形図を広げてみると、いろんな書き込みがありました。日記のように使ったり、ポイントのメモだったり。暫く、やっぱり地形図はいいなぁ~と見返してしまいました。プリントアウトした地図は、終わったら捨てちゃったりするもんね。
写真は1996年に西表の西部をカヤックで冒険(当時の感覚では)した時の書き込み。
読図講習会座学
座学では地図の基本から
3時間でも足りないくらい
等高線が読みにくい時は主曲線を濃いめのペンでなぞると分かりやすくなる。
地形が読みにくい時は谷と尾根にマーカーを引いてみると分かりやすくなる
正確な磁北線は三角関数を使うと、引きやすい。難しそうだけど、関数電卓を使うと簡単!
などなど。
読図講習会 実地
午後は六甲山を歩いて、地形を考えながら歩いてもらいコンパスを使って、目的のポイントを探してみたり。
コンパスって難しい道具と思いがちですが、磁北線からの角度を測る道具と思うと、それほど難しいものではありませんよ!
分かり始めると、すごく楽しくなります。
登山には地図読みの技術は必要不可欠!
しっかり勉強しましょうね。
登山地図の見方とコンパスの使い方
地理学科出身のプロガイドが教える、登山地図の見方、読み方とコンパスの使い方講座。登山を始めたら真っ先に覚えて欲しい基本的な技術です。スマホだけを持って登山しないようにしましょう。読んで損はないはずです。地図を持参してに山へ出かけてみましょう。