お花畑の大雪山をテント泊で歩く

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アウトドアサークルのメンバーと大雪山に行ってきました!

高山植物が最高に美しい、北海道の大雪山。コロナになってから、年に1度は行くようになりました。
ここのお花畑を見ちゃうと、本州のお花畑はちょっと物足りなくなっちゃうかもしれません。

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お花畑の大雪山をテント泊で歩く 日程

旭岳からトムラウシへ縦走したかったのですが、途中から天候が悪くなったので、引返して黒岳へ下山しました。
天候が回復してから、高山植物のきれいな富良野岳を楽しんできました。ルートは変わりましたが、高山植物は楽しんでいただけたと思います。

当初の予定

新千歳空港=旭川
=旭岳ロープウェイ…姿見…旭岳…北海岳…白雲岳避難小屋
…高根ヶ原…忠別岳…五色岳…ヒサゴ沼避難小屋
…日本庭園…北沼…トムラウシ山…ヒサゴ沼避難小屋
…化雲岳…天人峡温泉=旭岳温泉=美瑛
=美瑛の丘巡り=新千歳空港

変更後の予定

新千歳空港=旭川
=旭岳ロープウェイ…姿見…旭岳…北海岳…白雲岳避難小屋
…高根ヶ原…白雲岳避難小屋…北海岳…黒岳…黒岳ロープウェイ=層雲峡
=旭岳温泉へ車ピックアップ=旭山動物園=旭川
=十勝岳温泉…富良野岳…十勝岳温泉=吹上温泉=美瑛
=美瑛の丘巡り=新千歳空港

お花畑の大雪山と富良野岳

旭岳から白雲岳避難小屋

初日は旭川で宿泊。2日目から登山開始です。

旭岳ロープウェイに乗って、一気に姿見まで

テントで3泊予定だったので、荷物は多いです。全員グレゴリー!

チングルマがキレイです!

薄ピンク色のコエゾツガザクラも満開

さて、お花畑の散策から、本格的な登りになります。

景色を楽しみながら、ゆっくり登ります。

目指すトムラウシ方面が見えてきました。はるか遠くに見えます。

金庫岩 ここまできたら、旭岳までは一踏ん張り!

こちらは、ニセ金庫岩。下山時はここで曲がらないといけません。今はしっかり矢印やロープがついていますが。

そして、北海道の最高峰、旭岳!

山頂で「ありちょん」さんと一緒になりました! といってもこの瞬間まで私は誰だか知らなかった。。。
女子はみんな知っていました。もっと色々な情報源を持たないといけないと反省。有名な登山ユーチューバーです!

ありちょんに見せてあげた、3泊4日の食料。
夕食は無印のカレーとあかふじの無洗米1合、朝はモンベルのリゾッタ、お昼は美瑛の丘めしなどなど 夕は軽量化より味重視! 朝は味よりスピード重視。

旭岳の山頂から少し下って、お鉢を目指して歩きます。

この雪渓歩きは気持ちいい!!

雪渓を抜ければ、お花畑が広がります。

ミネズオウ

イワウメ

キバナシャクナゲ

振り返ると旭岳が見えます。いい天気すぎる。

ありちょんカップルが前を歩いています。こっちは荷物が重いので、ゆっくり歩き。

そして、大雪山のお鉢へ。絶景です!!!

エゾタカネスミレが満開!

お鉢はなだらかで、とっても快適な登山道。

そして、北海岳へ!

ここから南方向へ。いよいよ縦走路に入ります。

白雲岳方面に進むと、固有種のキバナシオガマが

ハクサンイチゲも咲き始めています

大きな雪渓を横切れば、白雲岳の分岐はもうすぐ!

雪渓の脇ではエゾコザクラが満開

エゾツガザクラも満開

まるで氷河のような雪渓です。迫力ありました。

振り返れば、対象的な優しいお花畑!

なだらかな山並みと豊富な残雪、そしてお花畑。こういう景色が大雪山の醍醐味だと思います。

白雲岳の分岐を過ぎると、今夜の宿泊先が見えてきます。

頑張りました!! もうすぐキャンプサイトに到着です。

テントを張って、夕食の準備です。 ファイントラックとプロモンテ2張り。テントの出入り口は長辺にあるのが個人的には好みです。

北海道の山では生水は飲めないので、浄水器で濾過します。

北海道の登山では浄水器が必要なわけ
北海道では山の水はそのまま飲めません。エキノコックスという寄生虫のリスクがあるので、煮沸や浄水が必要になってきます。プロガイドが実際に使っている、登山に最適な浄水器について書いてみました。

晩御飯はメスティンで炊いた、ご飯(3人分で3合)

無印のカレー

天気がいいので、外でいただきました! 無印のカレーはホントに美味しいと思う。

キッチンセットは以下のものを持参しました。個人的にベストな組み合わせだと思っています。
ラージメスティンで炊飯するなら、バーナーは分離型が必須。SOTOのテーブルは小さくなり丈夫なので、調理時には欠かせません。レトルトなどはこのケトルで調理します。コッヘルは持参していません。

お休みなさい〜

層雲峡へ下山

とっても、とっても、美しい朝でした!

見事な朝焼け。トムラウシ山も見えています。

夏の北海道の朝は早い! 朝の5:00でこんなに明るい。今はいいですが、この後はかなり天候が悪化する予想です。

でも、こんなにいい天気で、撤退するというのもなぁ〜 ということで、トムラウシ方面へ出発します。

雄大という言葉が似合いすぎる!

見るのが難しい鳥、ギンザンマシコが目の前に!

ホソバウルップソウ

コマクサ

21歳の時、このコースを単独で歩きました。登山をやっててよかったなぁと思ったのをはっきりと覚えています。そんな気持ちで歩いていてくれたら嬉しい。

高根ヶ原を進んでいきます。広くて、歩きやすくて、最高です!

高原沼を見下ろすポイント

しかし、この後天候が南から一気に崩れていきます。みんな若いし、体力もあるので、無理すれば行けるだろうけど。。。と、一瞬思いましたが、潔く撤退を選びました。山は逃げないっていうけど、ここまで来るのは時間もお金もかかる。でも撤退を選びました。

北海岳まで戻り、黒岳経由で層雲峡へ下山します。撤退というよりルート変更!黒岳への道もお花が多いいので、楽しんで歩きました。

北に行くほど天気はマシですが、雨が降ったり止んだり、強い風が吹いたり。

もうすぐ黒岳!

黒岳到着! 長時間頑張りました! 後は層雲峡のリフトへ向かい下るのみ。

お疲れさまでした。今夜は、下山口の層雲峡温泉で宿泊です。

一旦下山しましたが、北海道の山旅は続きます。

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