春の熊野古道ハイキング

登山&アウトドアガイドの沖本です!

4月の上旬は熊野古道の案内をしてきました。熊野古道の案内もできるの?って思う方もいるかも知れませんが、まだ熊野古道ウォーキングが一般的ではなかった頃に、ツアーを作るためにほぼ全てのコースを歩いています。そして、コースの分割や休憩場所の選定、講師の先生の教育(当時はまだいい語り部さんがいなかったので)などやってきた実績があります。多くの旅行会社に企画を提供したし、考えた企画をパクられたりもしました(笑)

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春の熊野古道ハイキングの日程

熊野古道で一番いい時期は?って聞かれたら、4月と即答します! ※花粉症でないならです
それは、穏やかな気候であり暑くないからです。そして、桜が美しく咲きます!

今回は3日間で熊野古道の見どころを歩いて、熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)へお参り。中辺路なんかを通しで歩きたいっていう依頼なら、全く別のコースになりますよ。

白浜空港=滝尻王子…高原熊野神社…高原霧の里=道の駅中辺路…牛馬童子像…近露王子=川湯温泉
=発心門王子…伏拝王子…熊野本宮大社…大斎原=瀞峡=丸山千枚田=熊野倶楽部
=熊野速玉大社=大門坂…熊野那智大社…青岸渡寺…那智の滝=潮岬=白浜空港

春の熊野古道ハイキング

中辺路を歩く

関東からお客様なので、白浜空港でお出迎えです。いい時間に飛行機が飛んでいるので、初日からたっぷりと楽しめます。

まずは中辺路の核心部に入る滝尻王子へ。熊野古道館でちょっと勉強をしてからスタート。
ここまでは車道を歩いたりすることが多いのですが、滝尻王子から先は山道が中心です。

五体王子の一つ、滝尻王子。熊野古道では格式の高い王子です。

ここを歩くのは何回目かな?もうわからない(笑) それくらい歩いた。

ここから先は、登山なら楽勝だし、ハイキングなら厳しいっていうイメージの山道です。古道歩きで問題となるのは、交通機関。登山と違って同じ所に戻ることはありませんからね。この日は、友人に車の回送をお願いしています。

高原熊野神社へ。南方熊楠ゆかりの立派な神社です。※熊野信仰とは関係がありません。

高原霧の里は神社のすぐ近く。迎えの車が来ています。
写真撮りそこねちゃいましたが、いい場所です。

車で、道の駅中辺路まで移動して、近露へ。高原熊野神社から、道の駅中辺路までの間はカットしました。

このコースのポイントは、過去に色々あった牛馬童子像です。興味ある方はググってみて!
50cm程度と可愛らしいので、熊野古道のシンボル的な存在です。これは明治頃に作られたものなので、意外と最近。しかも砂岩なので、加工はしやすいですが脆いのは間違いなく、この先は長くないような気がします。

牛馬童子像から近露へ。桜が美しく咲いています。

3年前は、日本人よりインバウンドが多かったですが、今年は皆無。静かに桜が咲いています。

個人的には、この静かな熊野古道は最高です! でも、インバウンドに頼っていた観光業者さんは大変でしょうね〜。

この日は、近露で終了! 宿泊は川湯温泉です。掘れば前の河原からお湯が出てきます(笑)
スコップも貸してくれますよ〜

熊野本宮大社へ

2日目は、発心門王子からの熊野本宮大社への道。ここは誰でも歩いちゃうという定番のコース。

山道と車道のミックスになります。
山道は、しっかりと間伐してあり、いわゆる熊野古道っぽい感じです。

咲いていてほしかった、伏拝王子の桜は、ほぼ散っていました。残念。。。

熊野古道を歩いて、本宮大社へお参りすると、裏門から入ることになります。それは、熊野詣の時期と本宮大社の位置が違うからです。
昨年何回も見た、マスクの八咫烏。取れるのはいつの日かな?

本宮大社へ無事お参り

本宮で昼食の後、大斎原へ。
大斎原とは、本宮大社がもともとあった場所です。明治の大水害で被害を受け、現在の場所に移転しました。

桜が咲き誇り、素晴らしいです!

まさに、日本の春という感じですね。

桜満開の大斎原でした!

まだ宿へ向かうには時間があるので、瀞峡と丸山千枚田を観光。

タイミングよく、田に水が張られていて、素晴らしい景色でした。

この夜は、贅沢に熊野倶楽部へ宿泊です。

熊野速玉大社と熊野那智大社

あっという間の最終日。

まずは速玉大社へ。なぎの木が有名です。

那智の町でマグロを頂いて、

最後の大門坂から熊野那智大社へ

ここも静かでした〜! 雰囲気のある道が続きます。

登りきれば、最後の熊野那智大社!

そして、お隣の青岸渡寺にも

最後は那智の滝まで歩いて、熊野古道は終了!

最後におまけで潮岬へ寄って白浜空港へ。

素晴らしい天候に恵まれた4日間でした!!

こんなに静かな春の熊野古道は今年が最後かもしれません。
そうであってほしいような、静かなままであってほしいような、複雑な感情がめぐります。