登山&アウトドアガイドの沖本です!
北海道北部、幌加内町にある朱鞠内湖でソロキャンプしてきました。
ソロキャンプといっても、遊びではなくて、この後案内するガイドの下見になります。
関西のガイドとしては、むちゃくちゃ北海道に詳しい方ではありますが、まだ行ったことのない場所はいっぱいあります。
朱鞠内湖と朱鞠内湖キャンプ場
北海道の幌加内町(大雑把に言うと旭川と稚内の中間くらい)にある、日本一大きなダム湖です。雨竜川に堰き止められたダム湖の大きさは東京ドームの507個分で周囲は40kmにもなります。
その風景は北海道じゃないと見られないというか、北欧やカナダの景色を思い出されます。札幌から遠いけど人気があるのには納得です。
キャンプ場はとても広く、自由な感じです。森の中と開放感のあるエリアに別れています。
完全にプライベートなら、この森の湖畔にコンパクトなテントを張ると思いますが
今回は下見なので、本番と同じテントで開放感のあるエリアに張ることにしました。お客さんのタイプによってキャンプサイトは使い分けます。
朱鞠内湖キャンプ場でキャンプ
石狩白老滝へ行った翌日ですが、朱鞠内湖へ向かいます。
この3週間でほとんど休んでいないので、朱鞠内湖でのんびりしようとも思っています。
宿泊している苫小牧から、下道で幌加内町を目指します。北海道の下道は結構流れるから、高速とあまり時間が違わなかったりします。さすがに幌加内まで行くなら高速がかなり速いですが。
幌加内町の道の駅隣にある蕎麦屋へ。かなり美味しくてびっくり。幌加内町は日本一のそばの産地なんだとか。生産量が多いから品質が高いわけじゃなんだけど、美味しかった!
キャンプ1日目
朝出たけど、午後になり到着!広いキャンプ場です。
どこに張ろうかと悩んだけど、トイレや水場が近くにあり開放感のある場所に。次のお客さんの年齢とかを考えて判断。カヤックも目の前から出せるし。森の中からカヤックを出すのは、このキャンプ場のルールではNGです。
本番ではこのシェルターとワンポールテントですが、今回はシェルターのみ。これでも1辺が6mあり、内部は21畳相当とか。重たいので、1人で素早く設営するにはコツが要ります。これを張ると、タープが要らないのでありがたい。
設営したら休憩して、買い出しするスーパーのチェックなどに。しかし、かなりな田舎なのでスーパーまで遠い。。。
初日は士別のスーパー&サフォークラムチェック! 士別はサフォーク種のラムの産地。サフォークのラムはめっちゃ美味しけど、まぁかなり高い。きっと地元の人は殆ど食べない。だから、どこで買えるかとか値段とか。それに合わせて、札幌で事前にどれだけ買い物するかとか。キャンプのツアーの方が登山より事前に考えることが多いです。サフォークは冷凍しかなかったです。
キャンプ場に戻ったら、一息つきます!
夜はスーパーで買ってきたもので済ませました。テレビは見れないけどiPadでTVerを見るので問題なし。たまには俗世間のものも見たくなりますから(笑)
キャンプ2日目
夏の北海道の朝は早い! 4:00には明るくなり目が覚めてしまいます。
朝食はホットサンドを焼いて、ゆっくりコーヒーを入れて。のんびりと過ごします。
シートゥーサミットのケトルはおすすめ!
キャンプ場のコインランドリーで洗濯、洗濯物はシェルターの中で干します。
どんどん、気温が上がります。太陽もキツイ! これだけオープンになるシェルターなのに暑いです。
この頃の北海道はニュースになるほど気温が高くなっていました。
でも湿度は低いので、影に入れば快適。久しぶりの事務仕事&写真整理。
まさにノマドワーカーって感じですね。
午後は俗っぽいもの食べて(笑)
昼寝〜! 幸せです。
夕方からは、幌加内の温泉へ行き、併設されているレストランでお蕎麦。料理やお酒のメニューも確認。これも次回の下見です。
キャンプ3日目
この日は午前中はカヤックで朱鞠内湖の下見。穏やかでいい場所です。本番はどこを漕ごうか考えます。
午後は名寄&風連のスーパーと温泉のチェックに行きました。
この日の夕食は、ホタテを買ってきて鉄板焼に。
あとは名寄の西條で買ったお寿司。西條は品揃えも品質も良くて素晴らしい。
ゆっくりといただきました。
あっという間の3日間。下見ばかりであんまりのんびりできませんでしたが、こういう作業はすごく重要です。キャンプ地を知っているだけではいい案内はできません。この積み重ねが今の私の知識&経験に繋がっていくわけで。
翌日は、撤収して朱鞠内湖から屈斜路湖への大移動(笑)
屈斜路湖&釧路川を案内して、ここに戻ってきます!