
登山&アウトドアガイドの沖本です!
2021年の夏は大雪山の旭岳からトムラウシ山へ縦走してきました。
テントで3泊するコースになります。普通だと2泊で行けるのですが、せっかくトムラウシまで行くのですから、遊べる時間も取りたいと思いました。なんと、山中で2000枚以上も撮影(笑)!
ここでは白雲岳避難小屋キャンプ場からヒサゴ沼キャンプ場までを記事にしました。
大雪山からトムラウシ山縦走の日程
ここでは太字の3日目を記事にします。
| ① | 神戸空港✈千歳空港=根室花まる寿司=美瑛選果=旭岳温泉 |
| ② | =旭岳ロープウェイー姿見駅(1600m)…旭岳(2291m)…間宮岳…北海岳(2149m)…白雲岳避難小屋(1990m) |
| ③ | …高根ヶ原…忠別岳(1963m)…五色岳(2038m)…化雲岳分岐…神遊びの庭…ヒサゴ沼避難小屋(1960m) |
| ④ | …日本庭園…北沼…トムラウシ山(2141m)…ヒサゴ沼避難小屋 |
| ⑤ | …神遊びの庭…化雲岳(1954m)…天人峡温泉(600m)=美瑛 |
| ⑥ | =美瑛観光=富良野観光=千歳空港✈神戸空港 |
大雪山からトムラウシ山縦走 / 沖本浩一さんの忠別岳・化雲岳・旭岳(大雪山)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
白雲岳避難小屋から忠別岳
前日までの内容はこちらを御覧ください!

白雲岳避難小屋のキャンプ場で宿泊した次は、ヒサゴ沼キャンプ場を目指します!
朝からヒグマが雪渓の上を彷徨いていますww


怖くないかって? 怖くありません(笑)
もちろんクマスプレーとかは持っていますよ。それは北海道の山に入るマナーみたいなもんでして。
最近の感覚として、山奥で会うクマより人里近くのクマのほうが危ないような。。。
出発する頃には、見えない所に移動していました。アップダウンの少ない、広大な山並みが続いています。アップダウンは少ないけど、距離を歩く1日になります。


さっきまでヒグマのいた場所ですよ! むやみに恐れる必要はないけど、自然の中に入っている緊張感が好きです。


昨年は歩けなかった場所。曇り空ですが、喜びが溢れ出ます。




コマクサはめっちゃキレイにあちこちに咲いています。


ホソバウルップソウも


行動食の塩ケンピはガンガン減っていきます(笑)


嬉しくて泣いちゃうメンバーも


高原沼を見下ろすポイントへ。ここは秋がめっちゃキレイ!


そこへ、バードウォッチング好きなら憧れの鳥が目の前に!!! コマクサの中なんて最高やん!


ギンザンマシコ(銀山猿子)という、北海道の高山帯で繁殖する鳥です。望遠レンズがあれば。。。。
鳥好きはめっちゃ興奮!!!! そうでもないと、何興奮してるの???っていう感じになっちゃいます(笑)


まだまだ広大な稜線は続きます。


冬に風の弱い場所は植生が変わります。


ノーアイゼンでの雪渓歩きも慣れてきた?


転ぶとドロドロになるので精神的ショック大です。慎重に。


ハクサンシャクナゲとチングルマに囲まれた喜び





ここで何十枚も写真撮影ですwww
そりゃあ、なかなか進まないわけだ!




そして忠別岳へ


また泣けてきた。
ここに来るまでの仕事の調整とか、不安とかいっぱいあったと思うけど、しっかり歩けています。


忠別岳から神遊びの庭
忠別岳でお昼。さらにヒサゴ沼を目指します!
時間かかるやろうなぁ〜と思っていましたが、想定以上にかかっています。
バテているわけじゃなくて、写真ストップのせいです。でも楽しんでほしいので、こっちもめっちゃシャッター押します。


お花畑から、ハイマツの比率が高くなってきます。


そうなると、進む!!


意外とハイマツは長いのですが、写真はほぼゼロww


そして、化雲岳の分岐を過ぎ(化雲岳は最終日行くのでパス)て少し行くと、その場所は現れました!
神遊びの庭
濃いガスに覆われていましたが、その美しさは圧倒的でした。

「こんなん見せられたら、進めんやん!!」との声


これまでもかなりきれいな、いや最高のお花畑を見てきましたが、ここはずば抜けています!
私もここまでドンピシャなのは初めて。青空と撮ったらどれだけ美しいことかと思いましたが、じつはまだチャンスがあるので、安心していました。押していますが、ティータイムに突入(笑)


これで後ろにトムラウシ見えたら最高やな〜

神遊びの庭を後に、雪渓をめっちゃ下って、ヒサゴ沼です。


ヒサゴ沼キャンプ場
やっと目的のヒサゴ沼が見えてきた!


なにこれ!!ここもめっちゃキレイなんですけど。こんなに雪の多い時は初めて。今年は残雪が多いとは聞いていましたが、想像以上でした。


雪渓がその重さでヒサゴ沼に流れていく様子は、まるで氷河のようでした。


キャンプサイトにテントを張ります。お疲れさまでした!ファイントラック、アライテント、モンベルとみんな様々。


夕食の準備しなきゃ!


ヒサゴ沼の避難小屋を覗くと、かなりガラガラ。
ということで、食事は小屋でみんな揃っていただきました。写真はなし。。。
この日も無印のカレーでした!
テーブルはソロキャンや山岳用テントの食事でスーパー便利なSOTOのテーブル
シートゥーサミットのケトルは折り畳めるのでおすすめ!
バーナーは安定のSOTOの分離型
太陽は殆ど出ませんでしたが、みずみずしい高山植物をいっぱい見ることができました。
次はいよいよトムラウシ山頂です。



































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