登山&アウトドアガイドの沖本です!
2021年の冬は、北海道を中心に案内してきました。本職は登山ガイドなのですが、登山系旅行会社の支店長を務めていた経験を生かして、いろんなアウトドア旅行のプランニングもしています。
2021年、冬の北海道は5組案内しました。その最後は女子旅です。
みんなで笑って、景色に感動して、美味しいもの食べて、楽しい4日間でした。
冬の北海道 女子旅の日程
往復とも関空✈釧路の予定だったのですが、ピーチの運休で千歳線に変更。ちょっと移動が多かったですが、フライト時刻が選べたので影響は最小限にできました。
ここでは太字の3日目〜4日目を記事にします。
① | 関西✈新千歳=阿寒湖ワカサギ釣り=阿寒湖温泉 |
② | 阿寒湖散策=摩周湖スノーシュー=砂湯温泉=ウトロ温泉 |
③ | ウトロ温泉=流氷スイム=回転寿司=野付半島=養老牛温泉 |
④ | =タンチョウ観察=新千歳空港✈関西 |
知床流氷スイム
前回の新婚旅行に続き、貸し切りで開催してもらいました。やっぱり、何度も行って知り合いを作るのは大事ですね。
やりたい放題で、ぶっちゃけ、普通の混載ツアーよりも何倍も楽しめます(*^^*)
今回の流氷も気合十分! ペンギンのドライスーツが着られる人以外は、被り物持参です(笑)
カニ・うさぎ・キツネ・クマ
ペンギンのドライスーツは、子供用なのでとってもタイト
流氷は少ないけど、実は少なくて不安定な方が面白い! スーパーマリオ的な感じ
これから、思いっきり遊びます!
元気なうちに飛んでおきましょう
海の中に入っても、ドライスーツを着ているので寒くありません。
もしも海水を飲んでも、塩分濃度が低いので塩っぱくない!
沖に浮かぶ大型の流氷まで泳いでみる
無事に到着!
ランチのお寿司をかけて、女の戦い。長く顔をつけた者の勝ち!
結果はカニの圧勝でした(笑)
流氷の上で思いっきり遊んで楽しかった!!!
ホテルへ戻って、朝食&チェックアウト。
天気がいいので、知床の山並みを見に行くことに。
右から羅臼岳・三峰・サシルイ・オッカバケ・硫黄山!
今年の夏はトムラウシ縦走が決まっているので、来年の夏に歩こう。
冬の羅臼岳、登ってみたい。。。
ウトロの海には流氷はわずか
今年は、これで見納め!
根室花まる寿司
リピーターさんには、大切なイベント(笑) 一緒に初めて北海道に来る方は「なんでそこまで拘るの」??みたいな雰囲気。
この日のランチにするために、スケジュール合わせています。
この日のおすすめメニュー ホタテ祭りだなww
2階建てホタテ、やばいクオリティーです! シャリが見えません(笑)
刺身もすごい
贅沢に一口で!!!!
何食べてもおいしい!
真だち〜
お腹いっぱい!! 強いて言うなら、初日に来てたらもっと感動したかも。
ごちそうさまでした!!
これでも2020年の夏と比べると少食ww
野付半島サファリ
最後の目的地は、野付半島です。この冬4回目の案内となります。
半島に入ってすぐに、オオワシがお出迎え〜!
オジロワシは悠々と
エゾシカはいっぱいいますが
近くにもやってくる
でもお目当ては頭の付いたシカ。。。
この広い半島に1頭だけです。でもしっかりと見つけちゃいました!!!
ちょっと遠かったけど、見つけることができてよかった
この状態でも生き延びることができた、強いオス
そして、もふもふのキタキツネも
最後はお楽しみの氷上トリック写真。野付半島は標津町と別海町に自治体が別れます。野付の氷平線として観光に力を入れているのは別海町です。以前は氷の上に入ってもOKだったのですが、最近はガイド同行を勧め、お金をとっています。ちゃんとレスキュー訓練を受け、エマージェンシー装備を持っているガイドなら納得です。が、長靴の手ぶらさんがガイドって言われても。。。個人的には全く納得していませんが、反発してもしょうがないので、標津町へ。
事前にポースの研究していましたが、最初は難しいです。この日の氷上は、ツルツルでアイススケート状態
だんだん距離感とかわかってくる
最後はすしざんまいポーズで〆 野付半島満喫です!!
養老牛温泉
最後の宿泊は養老牛温泉で。
チェックインしたら、ウェルカムドリンクサービス!
夕食はこれまでと違い、ゆっくりと
丁寧に作られたお料理はおいしいです。
ゆっくり食べながら、シマフクロウがやってくるのを待ちま〜す
そして、来た!!!
時間は短かったけど、来てくれてよかったです。
翌朝はシマエナガ待ち
でもなかなか来てくれません。。。
今回はシャッタースピードを上げて、撮るつもりでした。
ハシブトガラ
シジュウカラ
ゴジュウカラ
ミヤマカケス
残念ながら、事前に決めた制限時間内に現れず。。。残念ですが、帰る時間です。
雪景色を楽しみながら鶴居へ
タンチョウを観察して
空港へ向かいます。
冬の北海道、休み無しの3本連続ガイドはなかなか疲れました(笑)
でも、お客さんの笑顔を見ていると、疲れは吹っ飛びます。解散したら、体は鉛のようになりますが。。。
このコロナ禍で、絶えずお仕事があるというのは非常に嬉しいことです。また、疲弊している北海道の観光業にも、多少は役に立てたと思っています。
このような感じで今後もガイドができたらと思っています。