登山ガイドのお金の話

登山やらアウトドアとちょっと違うことを書いてみたいと思います。
※今回の記事と写真は関係ありません。

私はこの時期になると、お金のことを考えなきゃいけません。そう、確定申告です。

会社員って恵まれてるなぁと思うこと。自営業は恵まれてるなぁと思うこと。それぞれあります。
ついでに株や投資信託、FXなどの年間の損益も把握します。

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自営業ってお金の計算が大変

確定申告

会社員時代は一切やったことがない、確定申告という書類を作り税務署に提出しなければいけません。ハンコはよく押してたけど、経理の知識なんてあるわけないので覚えなきゃいけません。私はクラウドの経理ソフトであるfreeeを利用しています。毎月お金がかかりますが、青色申告書類を作ってくれるので、手放せません。これがないと確定申告の書類作るのに1週間から10日は費やすことになるでしょう。

めんどくさいけど、少しづつ税金や経理の知識が身についてくるのはわかります(^^) 自分の稼ぎと経費、税金を把握するいい機会です。

自営業の税金と社会保障費

どうしても会社員時代と比べちゃうのですが、社会保障の負担が高いですよね。。。

所得税

私は税務署に確定申告の書類を持っていった時に、一緒に支払います。会社員時代は毎月払っていた所得税は一括になります。2021年からは税務署への提出より、オンライン提出のほうが税金の控除額が増えるようなので、2020年が税務署に行く最後になりそうです。所得税の税率は会社員と同じ。

住民税

住民税はたしか5月か6月頃に請求が来たと思います。何回も振り込むのが面倒なので私は一括で支払います。これも税率は会社員と同じ。

国民年金

会社員時代と比べて唯一下がるのが年金の掛け金。厚生年金から国民年金になるので、当たり前。でも将来もらえる金額は激減するので、全然ラッキーとはいえないですよね。。。国民年金だけだと40年納めても月に6万円ちょっとらしいですから。ちゃんと貯めておかないと、悲惨な老後になりそう。

国民健康保険

エグいなぁと思ったのが、この国民健康保険。。。なんじゃこりゃ~って金額の請求があります。これは知らないと驚くべき金額になります。社会保険と違い、子供にも保険金が課せられ、扶養という概念がないのもキツイです。これは不公平だなぁと素直に思います。保険は税金と同じように日本の国民が統一した掛け率で負担すべきではないかと強く思います。住んでいるエリアとか職業に関係なく。ちなみに私はこの一年病気で病院には一回も行っていません(笑)

ふるさと納税

ふるさと納税の期限はその年の年末。それまでに納めないといけません。しかし、私の税金がわかるのは確定申告をしてから。できるだけ効率よく、ふるさと納税をしようと思えば、12月のうちにおおよその納税額を把握しておく必要があります。

自営業はセーフティーネットがやばい!

保険は高いし、退職金はないし、年金は少ないし。。。と悲惨な自営業のセーフティーネット。
でも、わかって選んでいればそれはそれ。嫌ならサラリーマンやりなってことです。

自由な時間の管理、使える経費、サラリーマンより優遇された節税手段などをいいこともありますし。

退職金がない!

当たり前ですが、自営業には退職金はありません。老後2000万円問題とかありましたが、全て自分で貯蓄&運用しておかないといけません。しかも、その2000万って厚生年金もらう前提の額ですからね。自営なら4000万は要るんじゃないかな? しっかり貯めて、しっかり運用しておかないと大変だぁ。。。

年金がめっちゃ少ない

私は20年ちょっと厚生年金を納めていたのでまだましかも。最初から自営業なら6万円ちょい。6万円なら一生働かないとダメな金額じゃないですか。。。確かに自営業者に定年はありませんが。そして、国民年金は60歳までしか納められません。定年延長のサラリーマンなら65歳までOKなのに。

老後&節税対策

少しでも有利な国のシステムを利用して、対策をしないといけません。私は以下の3つで老後の準備をしています。フル活用するとかなりの節税になります!

最優先はiDeCo

まずiDeCoを活用します。自営業は月に68,000円までかけられます。全額所得税の控除になるので節税効果は大きいです。運用益も税金が安くなる特典があるので、私は期待収益が高めの株式中心で運用しています。ただiDeCoは、一番安くなってほしい、国民健康保険料計算には影響しません。

小規模企業共済

純粋な年金の積み立てです。月に70,000までかけられます。全額所得税の控除になるので節税効果は大きいです。運用益などはほとんど望めないので、節税目的に近いですね。将来インフレになると怖いかなぁと思ったり。早めに解約すると元本割れしますが、廃業した時は払い戻してくれます。これも国民健康保険料計算には影響しません。

つみたてNISA

これは個人事業主じゃなくても関係ないですが。年間400,000円まで手数料の安い投資信託を積み立てることができます。運用益は非課税ですが、掛け金は控除にはなりません。これもリスクがやや高い海外株のインデックスファンドを中心に積み立てています。

投資は増えたり減ったり

20代の頃から株や投資信託やっています。結局一番増えているのは投資信託ですね。

何倍にもなった株を運良く購入したこともありますが、我慢できなくなって売ったら更に上がっていったり(笑) 含み損に耐えきれなくなって損切りしたら、その後元に戻ったり(笑) いちいち株価を確認するのに疲れます。。。最近は配当利回りのいい、長期保有前提の比較的安定した株の比率が高いです。

その点、投資信託は買いっぱなしでOKなので楽です。少額からでも積立ができますしね。手数料の高いアクティブ系の投信はほぼ解約しちゃって、インデックス系の投信が大半です。これまでの長い目で見るとインデックスのほうが成績がいいからです。

とはいえ、今回のコロナショックで結構減っちゃいました(^_^;)
リーマンショックの時なんか証券会社の口座見る気にもならなかったので、その時よりは全然マシです。暴落時に備えて、通常時のキャッシュポジションは50%を常に維持するようにしています。今はいつ本気で買いに行くか探っている感じ。コレを書いている時点ではまだ先っぽい。

FXは過去に結構やられたので、遊びくらいの感じ。。。ゲームのようなもんで、安定して資産を増やすようなもんじゃないと思います。

登山ガイドの資金管理は簡単

登山ガイドをしていて、自営業の割には楽だなぁと思うのは資金管理。

ガイドは在庫を持たない商売

これは楽です。多めに在庫を確保したり、管理したりする必要ありません。基本的に自分が動いた日の日当をもらうだけなので当たり前ですが。商店とかで、色んな商品を仕入れて、管理して、支払ってって言うのは大変だろうなぁと想像できます。

その代わり、思いっきり売れる時にも体は一つしかないので、売上の上限が決まります。

ガイドは売掛金が少ない

個人のお客様対象なら当日までにガイド料を頂くので、売掛金は発生しません。

ただし、旅行会社とつきあう場合は別、末締めの翌月末払いとかはよくある話です。ヘタするとガイド料がもらえるのは、ガイドした2ヶ月ほど後になることもあります。

資金繰りには余裕が必要。

登山ガイドの収入

私の場合、最も大きいのは、旅行会社の海外ツアーの企画・集客・手配・案内をしていただく金額です。

そして

個人からの国内ガイド依頼
旅行会社からの国内ガイド依頼
ブログの収入
雑誌などの原稿収入

などの順です。

海外の企画&案内ができるので、平均的なサラリーマンよりは収入あるんじゃないかな??

2020年2月までは、うまくやれていたかなぁと思います。今後はコロナがねぇ。。。

登山ガイドの経費

サラリーマン時代より、いろいろ経費になるのはありがたいことです。このブログも仕事と言える程度の収入が入ってくるようになりましたので、取材費用も当然経費になります。

一番大きな経費は車両費

車は購入時もお金がかかるし、維持費にもそこそこお金がかかります。スタッドレスやキャリアやルーフボックスも。この車両代の大半を経費にすることができます。プライベートでも乗ることは乗りますが、仕事や下見であちこち移動する距離や時間に比べたら微々たるものです。

旅費交通費

あちこちに移動する時に必要な交通費。公共交通機関の支払いは全てモバイルSuicaにしています。iPhoneでチャージできて通過できるのは便利です。関西在住なので基本はJR西日本のICOCAなのでしょうが、モバイルICOCAはないんです。交通費の出勤伝票記入は非常に面倒ですが、モバイルSuicaはそのまま経理ソフトにデータが入るので助かります。

登山装備はもちろん経費

仕事に使う靴やザック、ウエアはもちろん経費。これもプライベートで使うなら按分しなければいけません。しかし、私には完全なプライベートの山はないです。お客さんと山に行かなくても、山に行けば必ずブログに記事をアップするので取材登山です。

カメラ類も経費

こうやってブログもするし、資料やお客様の写真も撮るのでカメラも必要です。ただ、高価な一眼レフやレンズを購入しているわけではないので、少額ですが。

書籍代金

登山に関する本や地図はもちろん経費。雑誌の山と渓谷はキンドルのアンリミテッドで読めるので、かなり助かります。

下見と研修費用

新しい企画を提案したい時は下見に行くこともあります。私の場合、下見もブログの記事になったりするので、取材費用でもいいのかもしれません。下見は旅費交通費で落とします。またガイド協会の研修やガイド同士の勉強会などの交通費や宿泊費は研修費用になります。

接待交際費

頻繁には使いませんが、時々は交際費を使用します。旅行会社の社員さんやガイド同士で飲みに行って情報を交換したりします。年末にはお世話になったお客様や旅行会社にお歳暮を送ったりもしますしね。

 

独立して比較的順調でしたが、2020年はコロナショックで海外の見通しが不明です。
さて、来年の確定申告はどうなることやら??

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