奄美大島でのキャンプ&カヤック装備

記事に広告が含まれています。

先日アップした、奄美のカヤック&キャンプの記事の反響が意外に大きくてびっくりしました(笑)

こんな遊びをするには、どれくらい装備がいるものなのか知りたいという問い合わせがありました。
私は登山ガイドなので、山の装備はそこそこいい物を揃えていますが、海遊びはそうでもなく。。。
できるだけ手頃な物と、登山から流用できるもので遊んでいます。

大したものではありませんが、紹介したいと思います。

スポンサーリンク

カヤック&キャンプの装備

カヤック

まずはカヤックですね。飛行機で運ぶのでインフレータブル(空気を入れるカヤック)タイプにしています。奄美に持っていったカヤックは3艇。ツーリングをして周るようなプランではないので、これで十分でした。インテックスのエクスクルージョンプロは、この価格でもスケグが取り付けられるので、コスパがすごくいいです!

奄美の海遊びでのインフレータブルカヤックの長所

  • 値段が安い
  • コンパクトになるので、飛行機で持ち運べる
  • 安定しているので、大量の荷物を一度に運べる
  • 好みの海のポイントにアンカーを落とし、シュノーケルのベースとして使える

奄美の海遊びでのインフレータブルカヤックの短所

  • 抵抗が大きく風に弱い
  • 船がしなるので、波に弱い
  • 直進性に劣るので、長時間のパドリングには不向き

本格的なツーリングがしたいなら、インフレータブルは避けましょう。風や潮流を考えないと流されてしまう可能性もあります。海やカヤックのことをよくわかっていないと、事故になるかもしれません。初心者はこの記事を見て真似しようとしないでください。私はカヤック歴も25年以上ありますので。。

ライフジャケット

絶対に持っていきましょう。シュノーケルの時に浮力としても使えます。落ち着いた海況なら、ウエットスーツを着ていたら不要な時もありますが。

私はモンベルのライフジャケットを愛用しています。メンバーには手頃なフリーダム

私はレスキューする可能性があるので、リバーランナープロ

 

パドル

カヤックのセットに付属のパドルは、イマイチなことが多いです。別売りのパドルがあれば全然違います。2本は付属のパドル、3本はハーモニーの2ピースパドルを持参しました。

ロープ類

カヤックにも絶対ロープは必要です。登山用の重たいロープは必要ありません。私はカヤックでは必ずファイントラックのゴージュバッグ。軽くて丈夫で色んなシーンで使うことができます。

カヤックのアンカーロープ、レスキュー、キャンプ地での張り縄など

さらにカラビナやスリングも数セットあればいろいろ使えます。

海水に濡れる装備は、終わったらちゃんと水洗いをして、乾かしてからパッキングしましょう!

テント

海岸でのキャンプなので、シビアな性能は不要です。夏場で男ならタープだけでも十分でしょう。今回の奄美は11月なのでテントを持参しました。女性には着替える場所も必要ですし。

私はコンパクトになるテントは山岳用しか持っていないので、山岳用を2つ。アライテントとモンベルのステラリッジです。砂浜ではペグは効かないし、重たい石もなかったりします。こういう時は流木を使って固定します。

シビアな環境にはなりにくいので、登山のようにテントにはこだわらなくてもいいと思います。

白いブルーシート

白いブルーシートって、変な日本語になっちゃいましたが、ブルーシートの白いやつ。ブルーシートは非常に便利ですが、なんというか非常時っぽさがあります。あの青は自然界になじまない色かと。ブルーシートと同じ素材で白いシートは、アウトドアに馴染んで便利です。

ヘリノックスのチェア

快適なキャンプ生活にはチェアが必須。私はヘリノックスのチェアゼロ。カヤックで運ぶならチェアワンの方がいいかも。ただ、専用のゴルフボールみたいなやつ付けないと、砂浜では沈みやすいです。ネットでは格安の類似商品が多くありますよ、

LEDランタン

優しい灯りで柔らかく照らしてくれる、キャリー・ザ・サンのウォームライトがとっても使いやすい。
マジでおすすめです!

ペリカンケース

完全防水で強度もあるので、大切なものはペリカンケースへ入れるようにしています。財布や車の鍵など。
水遊びの時はあるとかなり助かります。

寝袋&マット

ぶっちゃけ、どんなものでも大丈夫かと思います。

ガスバーナー

飛行機ではガスボンベは運べません。離島の旅だけを考えたら、現地で購入しやすい、カセットガスのモデルがいいかと思います。しかし、私はOD缶のバーナーしか持っていません。奄美大島ではBIG2というスーパープリムスのOD缶を購入可能です。もっと小さな離島なら、カセットガスモデルじゃないと手に入らない可能性が高いです。

コッヘルは大きめのものを持っていきましょう。料理の幅が広がります!

ウエットスーツ

11月上旬の奄美なら、私にはあまり必要じゃないですが、女性は欲しいかも。ウエットスーツがあると長時間泳げるし、浮力があるので泳ぐのも楽。その代わり、浮力があるので深く潜る時にしんどいです。

私のウェットスーツは上下セパレートタイプ。ビーチで遊んだり、キャニオニングに使うのが主な目的なので、セパレートの方が便利な気がします。

シュノーケルセット

これがないと水中が楽しめません。フィンは値段によって随分と性能が違います。長いやつは初心者には使いこなすのが難しいかなと思います。初心者は環境によっては、サンゴを痛めるリスクもあります。

サンダル

知らないと、しっかりしたスポーツサンダルがいいかと思うと思いますが、ビーチサンダルが一番!海好きな人たちにはギョサンと呼ばれているやつです。安いし、乾くのが早いし、履きやすい。私はVIVA!を履いています。

今回の荷物は5人でシェアして運べばJALだと追加料金はかかりませんでした!

海はカヤックやパドルはいいものが欲しいけど、それ以外はあまりこだわらなくていいかと思います。経験と知識、そしてアイデアで楽しい海遊びを楽しんでください。