ベストシーズン! 12月のニュージーランドハイキング。
テ・アナウをベースにして歩く2日目はキーサミットとゲートルードバレー。
普通のハイキングならキーサミットで終わりだったりしますが、キーサーミットの他にも歩きます(^^)
前日はレイクマリアンを歩きました。
ニュージーランドハイキングの日程
常連のお客様からのオーダーで企画したニュージーランド!
今回のコースは変化に富んでいます(^^)
① | 関西空港よりニュージーランドのオークランドへ |
② | オークランドで国内線でクィーンズタウンへ。専用車でテ・アナウへ |
③ | 神秘的なレイクマリアンのハイキング |
④ | キーサミットとゲートルートバレーのハイキング |
⑤ | ケプラー・トラックをマナポウリ湖までのハイキング |
⑥ | ワナカへ移動。途中クィーンズタウンでショットオーバージェット |
⑦ | ワナカ湖畔のロッキーマウンテンのハイキング |
⑧ | マウントクック山麓のフッカーバレーをハイキング |
⑨ | クィーンズタウンから国内線でオークランドへ |
⑩ | オークランドより関西空港へ |
キーサミットハイキング
キーサミットは団体でも歩けるので(NZは大勢での登山が許可されないエリアが多くあります)テ・アナウ周辺では最もハイカーの多い場所じゃないかと思います。その分、整備状況も良くて歩きやすいです。
この日は歩く前にミラーレイクへ立ち寄りました。
その名の通り、湖面が鏡のように反射します。
まだ湖面に光が届かず、コントラストが大きいです。でも日が上がってくると風が出て鏡にならないことも。
登山口は有名なルートバーントラックと同じディバイド峠。因みに、ミルフォードトラックよりルートバーントラックのほうが個人的にはおすすめ(^^) 前日のレイクマリアンと同じコースタイムですが、かなり楽です!
スタートすると、直ぐにいい感じの森になります!
しばらくは展望のない森の中ですが、NZの固有種をいろいろ見ることができます。
グリーン・フーディド・オーキッド Green hooded orchid
少し展望が開けてくると、昨日のレイクマリアンの方面が見えはじめました。
この山はルートバーントラックの方向です。
しばらく行くと、ルートバーントラックとの分岐
ルートバーントラックを歩く時は、この辺に大きな荷物を置いてキーサミットをピストンします
この分岐から、徐々に森が低くなって、森林限界になります。
森林限界付近では、超高価なはちみつが取れるマヌカの木が見られました。
ホリフォードバレーが見えてきました。あっちにもトレイルはあるようですが、私は歩いたことありません。いつか企画して歩いてみたいと思ったこともあったけど、サンドフライ(ブヨ)がめちゃくちゃ多いと聞いたので、止めました(^_^;)
森林限界を超えると気持ちいい山歩き! 人気のコースなのも納得!
キーサミットという名前から、なんとなく尖そうなイメージをしてしまいます(私だけかも?)が、山頂付近は湿原の広がるなだらかな山です。
モウセンゴケを撮ったら、自分でもビックリするような写真が(^^)
丸い液体がベトベトで、虫を捕まえます!
山頂の看板があるけど、周囲にはもっと高いところもあります。
サウスアイランドエーデルワイス
別の展望台からは、レイクマリアンが見えました! 左の山はクリスティーナ。
帰路でビックリ!!
ニュージランドの森林にのみ生息するオウムの仲間「カカ」が目の前で(*^_^*) これは動物園じゃないですよ!
この赤い羽根を先住民族のマオリは好んだそうです。世界中の鳥には日本の山階鳥類研究所が和名を付けているのですが、英名のkakaは和名でもカカです。
ゲートルードバレーハイキング
キーサミットハイキングの後、移動してゲートルードバレーへ。
有名なホーマートンネルの手前にある谷です。天候が良くて、足が揃っていればこの谷の奥からサドルへ上がるゲートルートサドルは超オススメ! 今回は谷のお花畑を歩きます。
今年はマウントクックリリーの超外れ年。。。。
いつもならこの辺はマウントクックで一杯になるのに。。。今年は少なくて花も小さい。
その代わり、デージーはいっぱい咲いていました(*^_^*)
フィヨルドランドデージー
マウントクックリリーは少なかったけど、お花だらけのゲートルードバレーでした!
マウントクックリリーはマウントクックで探しましょ(^^)
ホーマートンネルの前で、写真を撮っているとケアを見つけました。
さっき見たカカととても近い種類ですが、ケアはカカよりも標高の高い高山帯の鳥です。
和名はミヤマオウム。とってもいたずら好きで、油断しているといろんなものを持っていかれてしまいます。この時は車のゴムを剥がそうと。。。
羽を閉じていると地味ですが、飛ぶと鮮やかなオレンジ色になります。
最後は、トンネルの向こうの景色を見て、テ・アナウへ戻りました!
次はケプラー・トラックを歩きます!