ちょっと行くのが大変なシェークスピアの滝(氷柱群)に遊びに行って来ました。
シェークスピア氷柱群とは
大峰山脈の大普賢岳の直下にある氷爆です。
入り口は大台ヶ原のドライブウェイから。
完全な冬山の装備が必要で、雪山の初心者が入山していい場所ではありません。
当然12本爪のアイゼン、ピッケル、ザイルなどが必要になります。
地図にも登山道は記載されていません。GPSは谷が深くなると誤差が大きくなり役に立たない場合があります。自分も少し違うトレースに行ってしまった(^_^;)
経験が足りない人は必ず経験者と入山して下さい。
シェークスピア氷柱群への道のり
雪の量、凍結状況、トレースの有無によりコンディションは大きく異なります。
入山口は大台ヶ原の入り口。
前半のわさび谷は容易に歩けます。
まだピッケルはストックの代わり
が、地獄谷へ入ると難易度が一変します。
急になり、どこまで頼っていいかわからない放置ザイルが何本も
この写真は悪い例ですが、メンバーがザイルをアイゼンで踏んでいます。
踏んではいけないのは基本の基本。ごめんなさい。
この斜面になると、ピッケルなしでは登山不可です。
どう降りるか、帰りのことも考えなくちゃね!
個人的には、このシェークスピアではピッケルバンドは不要かと思います。
もちろん私は使っていません。頻繁に左右で持ち帰る場合、邪魔になることが多いです。
ちなみに、ここ難しいやぁ
という場所では写真ないです(^^)
このケースだと左手に固定してないピッケル、右手にロープでは全く安定していません。
危ないです。後で写真を見ると、危ない歩き方をしていたのがわかりますね。
急な斜面は時間にすれば長くないです。
本来はアイスクライミングの人たちの道なので、危なくて当たり前!
到着しました(^^)
本来はもっと歩き方やピッケルの使い方を練習して来たほうがいい方もいましたが、
頑張った!
氷瀑は素晴らしい!
満足感あります。
ここで、大爆笑のコスプレ(*^^*)
アナとエルサの登場
動画もありますが、自主規制!! 毎回楽しませてくれます(^^)
復路は往路よりもちろん難しい。
慎重に、慎重に下山しました。
装備はもちろん、ザイル操作を含めた技術、基本的なレスキュー技術なしで入山することは不可です。谷なので高度感&恐怖感がないのでいいですが、同じ道がアルプスの稜線であれば、恐怖で歩けない方続出かと思います。そういうコースです。
逆に、技術&経験のある方はめっちゃ楽しいと思います。
関西でこんな氷瀑が見られるなんて凄いですよ!