カナダのイエローナイフツアーに同行してきました。
目的はもちろん、オーロラ! 英語ではノーザンライツ。
よく、秋にオーロラって見られるの?って聞かれますが、
見られます!しっかりと(^ ^)
行き先はイエローナイフの郊外、エノダロッジ
オーロラといえばイエローナイフというイメージが定着しつつあります。
確かにイエローナイフはオーロラ観測に最高の場所です
オーロラ観測に必要な条件は2つ
①オーロラが出ること・・・当たり前!
②天気がよく、雲がないこと
そうなんです、いくらオーロラが出ていても、雲の上では飛行機以外見えません。
オーロラはオーロラバンドの下のエリアなら見られます。問題は②の晴天率!
イエローナイフのオーロラが素晴らしいのは、イエローナイフの晴天率が高いからです。
晴天率が高い理由は内陸にあり海から遠い。海からの湿った空気が来ないので雲が発生しにくいこと。山がなく、上昇気流が起こりにくく、雲が発生しにくいこと。
ゆっくりオーロラを観察するには?
オーロラの光は弱いので、町からは観察しにくいです。
イエローナイフでは〇〇ビレッジなどの施設で、オーロラを観察することがほとんど。
しかし、ホテルから車で移動なので、自分の都合で動けません。帰りたくなっても帰れない。もっと見たくても帰らなければいけない。そして、大勢の観光客でごった返す・・・。
ゆっくりとオーロラのを観察するには、専用の宿泊施設からに限ります。
静かにのんびりオーロラを見たいなら、ちょっと高くなるけど、専用のロッジに宿泊しましょう。それが、今回宿泊したエノダロッジです。
イエローナイフ、オーロラツアーの日程
①伊丹ー羽田ー成田ーカルガリーーイエローナイフーエノダロッジ
②エノダロッジ周辺でフィッシング 夜はオーロラ鑑賞
③エノダロッジ周辺でハイキング 夜はオーロラ鑑賞
④水上飛行機でイエローナイフへ。午後から自由行動
⑤帰国の途 or カナディアンロッキーのバンフへ移動
イエローナイフのエノダロッジへ
伊丹✈羽田✈成田と乗り継ぎ、エアカナダのカルガリー直行便に搭乗。
新型のB-787-8で超快適!
先月の関空からのボロボロ、エアカナダルージュとは大違い!
エンタメの画質、音質ともに大幅に向上。
順調にカルガリーへ。
このツアーの企画時点と比べ、
イエローナイフ行きの飛行機が遅くなり、大幅な待ち時間・・・。
5時間以上あるので、カルガリーの市内観光へ。
タクシーに分乗し、カルガリータワーを観光。
カルガリータワーは大人18カナダドル
遠くにはロッキーが遠望できます
カルガリーの黄葉も始まっています
強化ガラスから足元が見えます!
何回もカルガリーには来ているけど、そのままバンフに直行することばかりなので、初めての観光案内。タワーからの景色を楽しみ、ダウンタウンを散策。最後はボウ川を散策して空港へ。途中からは眠たかった(^_^;)
でも、空港でじっとしているより良かったかな。
イエローナイフ行きに乗り継いで、2時間半。
やっと到着です。
空港ではホッキョクグマがお出迎え(^ ^)
通常ならこのまま、水上飛行機乗り場へ移動して
水上飛行機であっという間にエノダロッジに到着なのですが、、、
エアカナダのスケジュールチェンジで、到着が夕方で暗くなり始める時間に。
水上飛行機は暗くなると着陸できない。
エノダロッジへ通じる道はない、、、。
それはグレートスレーブレイクに浮かぶ島にあるから。
そこで、荒野を走り、水上も進める特殊車両がお出迎え(^_^;)
この車両に乗り、1時間半荒野を走る。
簡単には表現できないほどのスリルと楽しさ(^ ^)
過去最高にエキサイティングなドライブ?でした。
地図に道なんてないです(^^)
どれだけ凄いかは動画をご覧ください(*^^*)
ロッジに着いたときにはヘロヘロ。
ものすごい長旅でした。
でも、ここのご飯は最高に美味しい!
この日は幸いにも?曇り空(^_^;)
これでオーロラ出てて眠れなかったら、ぶっ倒れるよ(^ ^)
グレートスレーブレイクでノーザンパイク釣り
ゆっくりの朝食
この日はボートで湖に浮かぶ島へ。
目的は魚釣りです!
最高の景色の中でロッドを振ります。
仕掛けはスプーン
ルアー釣りなんて初めてで、スプーンで釣れるのか???
と半信半疑のお客さんも。
そんな疑いを晴らすかのように
こんな環境で釣り上げられるなんて幸せですね(*^^*)
これで一気にテンションアップ。
みんなワイワイと頑張ります。
釣れたノーザンパイクはフライにします。
ソースも島の材料で作ります。
クランベリーの実を摘んできて、砂糖を混ぜて、生ジャムの出来上がり。
揚げパンやスープと一緒に、最高の昼食です(*^^*)
お茶も島に生えているエゾツツジの葉っぱでブッシュティー
これも美味しい。
まさに至福のひととき。
ロッジに帰ると、午後のティータイム。
ケーキまで全て手作りで、とっても美味。
夕食までの時間に、オーロラ撮影の準備。
昨年の反省から、今年は養生テープを準備。
オーロラはオートでは撮れないのでマニュアルになります。
レンズを最も広角にし、オートフォーカスを解除。
手振れ補正も解除
最も遠い無限大にマニュアルでピントを合わすが、ファインダーでは難しい。
ライブビューにして、拡大し、ピントがあったら、それを養生テープで固定。
固定しないと、レンズに少し触れただけでピントが合わなくなってしまう。
これでいつでもピントのあったオーロラが撮れます。
昨年はこのピントがなかなか合わず、ピンボケが何枚もあった。
そして、今年はTHETAという360度のカメラがある(*^^*)
夕食もめっちゃ美味しい。
普通にオーロラがなくても大満足な1日ですが、まだメインイベントが控えています。
風もなく、雲もなく、最高のコンディション。
根拠はないが、絶対の自信があった(^ ^)
オーロラ鑑賞
夕食の後、暗くなりしばらくすると夕焼けと重なるようにオーロラが出現!
まだ空が明るいので、光は弱いが、ゆらゆらと(^ ^)
風がないので、湖面にオーロラや星が映る(*^^*)
自分自身も興奮が抑えられないほど興奮した。
撮り終わってから、あーすれば良かった、こーすれば良かったと反省はいっぱいあるけど、とにかく、湖面に映るオーロラは綺麗でした。
寒くなく、湖面に映るオーロラが楽しめるのは、秋ならでは。
途中から、一眼よりもTHETAに夢中になってしまった。
事前にわかっていたけど、この週は月が明るい。
しばらくすると月が昇ってくる、、、。
月が明るいとオーロラは見えないと思っている人がいると思いますが、
星空とオーロラは全然明るさが違います。
GIFにしてみました。
もちろん、新月なら暗いオーロラでも見ることができますが、明るいオーロラなら関係なし。むしろ、その光を利用してオーロラと一緒に写真を撮ってしまいましょう。
途中からは撮影も控えて、
ワインを飲みながら上空で繰り広げられるオーロラ爆発を鑑賞。
空からカーテンが降りてくるようなオーロラは圧巻。
写真を撮っている場合じゃない(*^^*)
落ち着いてから、再び写真タイム!
大満喫しました。
2:00頃には就寝
イエローナイフハイキング
コースは昨年とほぼ同じ。
黄葉の美しい森をのんびりと
でも念のため、ガイドは銃を持参
先住民の住居跡、ビーバーの家も見学
午後はのんびりとします(^ ^)
この日のお楽しみは露天風呂!
温泉はないので、薪で沸かします。
男時間と女時間に分けて入浴
そこで飲むビールも最高(*^^*)
この日の夕陽も美しかった。
オーロラ鑑賞2日目
前日は湖とロッジの近くだったので、この日は森の中で見ようと計画。
待っている間に、あるお客さんがハンティングで仕留めた鴨料理!
一時は今夜はダメかな~って思ったけど。
そして、森の中で撮るオーロラの写真はとっても幻想的
寝転がってみた
ロッジに戻ってもまた撮影
満喫しました\(^o^)/
イエローナイフへ
翌朝は、朝食の後に水上飛行機でイエローナイフへ
往路はあんなに時間がかかったのに、復路はあっという間。
昼前にはイエローナイフのホテルへ到着。
昼食までの時間は市内散策。
インフォメーションセンターや湖岸の散策。
夜行性のはずのビーバーを見たり、
真夏のように咲き誇るひまわりを見つけたり
昼食は恒例のスシノース。
北極イワナの握りを楽しみました。
午後は自由行動ですが、私は疲れ果てて、チェックインまでホテルのロビーで寝てしまった(^_^;)
翌日はお客さんは二つに分かれます。
帰国組とカナディアンロッキー組に。
大満足のイエローナイフのオーロラでした!
エノダロッジと通常のオーロラツアーの違い
イエローナイフでは、通常はオーロラを見るためのツアーに参加します。
市内では明かりで見えにくいからです。郊外へ移動し、オーロラ用の鑑賞ポイントで決まった時間まで滞在します。最近は中国人が増え、参加者が500名を超えることもあるとか。一方、エノダロッジは部屋を出るとそこが鑑賞ポイント。部屋やロビーでくつろぎながら待てるし、十分見たと思えばいつでも寝られます。ロッジの定員は28名。ごった返すことなく、静かにのんびりと鑑賞できます。その分、お値段は高いですが。。。