登山&アウトドアガイドの沖本です!
プライベートで沖永良部島に行ってきました。過去に何度か来たことはありますが、ケイビングをしたことがないのでやってみたいと思ったからです。今後の下見です。この直前に奄美大島に来ていたので、少し南に足を伸ばしてみました。
ケイビングを楽しんだのは、リムストーンケイブと銀水洞の2つの洞窟です。
沖永良部島ケイビングの日程
直前まで奄美大島でシーカヤックをしていたので、このような日程です。
① | 奄美大島(名瀬港)〜フェリー〜沖永良部島(和泊港)=知名ホテル=リムストーンケイブ=知名 |
② | =銀水洞=知名 |
③ | =和泊港〜フェリー〜那覇港=那覇 |
④ | 那覇空港✈関西空港 |
銀水洞は経験者のみなので、沖永良部でのケイビング経験が必要です。ということで、最初にリムストーンケイブへ行くことになります。
沖永良部島へ
奄美大島からなら、フェリーでアクセスしても飛行機でアクセスしても、到着時刻はほぼ同じ。ということで、フェリーで沖永良部島を目指します。フェリーで沖永良部島へ行ったことがないので、どんな船か乗ってみたかった(笑)
フェリーは名瀬港を早朝の5:50発。まだ薄暗い時間です。沖永良部島には11:30着予定
こんな航路です。
途中、徳之島を経由します。今回は下船しませんが、徳之島も楽しい島!
海の色がキレイです
食堂は究極クラスの時短営業!! わずか15分
時短営業の意味がわからないですよね。短い時間に食べたい人はみんな来るわけで、レストランは当然ながら混みます。何も考えないで、ただ営業時間を短くすればいいと思ってない??
お昼前に沖永良部島へ到着です!
乗っていた船はこれ、フェリー波之上
港に到着後は、ホテルの送迎車でホテルへ。
リムストーンケイブ
ホテルにチェックイン、昼食、着替えの後、リムストーンケイブへ。
洞窟の位置は一応秘密ということになっています。地元の人は知っていますが(笑)
トイレや着替えるスペースはないので、事前に済ませて置くことが必要です。
少し森を歩いて洞窟の入口へ
いよいよ、ケイビングスタート!
当たり前ですが、真っ暗です
いろんな洞窟に行った事がありますが、ガイドさんを雇って行くのは初めてです。解説は、ほぼほぼ知っていることでしたが、説明の仕方は参考になることも、こう言ったほうがいいんじゃないと思うことも、いろいろ感じました。
この先も沖永良部島だけで案内する方と、世界中あちこち行く自分の考え方が違うのは当たり前ですが。
今も成長を続ける鍾乳石
ケーブパールは初めて見ました
時には狭い空間を通過します
こういうのが楽しいのです!
そして、奥にはリムストーンが!
ライトを入れて明るくします。
神秘的な空間が現れました!! これまで真っ黒な狭い空間を移動していたので、明るくて開放感があります。
人が入るとサイズ感がわかります
それほど長い時間ではありませんでしたが、楽しめました!
リムストーンとは、棚田のようなものです。
これまで私が訪れたことがあり、規模が大きいのはトルコのパムッカレ(もう10年ほど前の写真)
中国の黄龍
どちらも洞窟内ではありませんが、とっても規模が大きなもので世界遺産になっています。
銀水洞ケイビング
比較的手軽に楽しめるリムストーンケイブに比べて、敷居がちょっと高いのは銀水洞。
難易度、料金、初回は不可ということで、有名ですが参加者は多くありません。
銀水洞は入口に鍵がかかっています。以前、こっそり入って事故があったそうです。
こちらも入口は森の中から
この洞窟は立って歩けない時間が比較的長いです。そして大半が水の中。
すぐさま匍匐前進(笑)
そして水の中
狭いポイントは、頭一つがギリギリで、ヘルメットも外すレベル
そして、浅いので進みにくい でも、ここが一番冒険感がありました。楽しかった(笑)
その奥には珍しい形状の鍾乳石や
小さなリムストーン
リムストーンの上を歩いたり
キャニオニングっぽい場所や
炭酸カルシウムの結晶
そして、目的のリムストーン近くへ
ワクワクです!! ライトを入れて明るくしていきます。
そして、このリムストーンを眺める丘へ。今回、最も危ないと感じたのはココ。地質も非常に脆く、第六感が発動(笑)
あくまで個人の勘ですが、近い将来立入禁止になると思います。ココからの眺めが圧倒的にいいので、この先どうするのかな?
早く行ったほうがいいと思うのは自分だけかな?
足羽は悪いけど、この景色が見たくて、沖永良部島へやってきたのです!!
素晴らしい&美しい!!!
人が入るとサイズ感がわかります
数多くのライトを持ってきて、洞窟を照らしています。
透明な水と、真っ白なリムストーンが美しさを際立たせます
他ではできない貴重な経験ができました。
沖永良部島ケイビングの装備
基本的に、何も持ってなくてもレンタル可能です。
私は自前のウエットスーツを持参していました(奄美大島のシュノーケリング用)が、レンタル可能。ヘルメット、靴、つなぎ、膝当ても。
持っていくといいもの
私の写真機材は、現地のガイドさんとほぼ同じでした。
ドライバッグ、一眼レフ、防水カメラ、アクションカメラ、ペリカンケースなど
洞窟内では基本的に防水カメラで撮影します。
アクションカムは動画の撮影と広角写真。オズモアクション
ポイントでは一眼レフ OMD-EM1
一眼レフは完全防水のペリカンケースに入れて