登山&アウトドアガイドの沖本です!!
2024年の晩夏、20歳の頃に野田知佑を読んでから、行きたいと思っていたユーコン川に行ってきました。
3回に分けて記事にしていますが、その3回目になります。
ユーコン川カヌー下り211kmの日程
日程の関係で、ラバージュ湖を船でスキップしてユーコン川を下っています。
ここでは7日目〜を記事にしています。カーマックスまでではなく、もっとユーコン川を下りたいと思いましたね〜!!
① | 関西空港より、バンクーバー経由でホワイトホースへ。 |
② | ホワイトホースで食料の買い足しや装備の確認。レンタルショップでの打ち合わせ。 |
③ | 車でレイク・ラバージュへ。ボートにカヌーを積んで、ユーコン川の流れ出し付近へ。0km地点 |
④ | ユーコン川下り1日目 フータリンクアへ 48km地点 |
⑤ | ユーコン川下り2日目 ビッグサーモン 101km地点 |
⑥ | ユーコン川下り3日目 ツインクリーク 139km地点 |
⑦ | ユーコン川下り4日目 マンダナクリーク 169km地点 |
⑧ | ユーコン川下り5日目 カーマックス 211km地点 |
⑨ | カーマックスより送迎車でホワイトホースへ |
⑩ | 予備日 |
⑪ | ホワイトホース空港よりバンクーバー経由で帰国 ※沖本は居残り |
⑫ | 関西空港へ到着 |
これまでの記事
ユーコン川カヌー210km / 沖本浩一さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
ユーコン川カヌー下り211km
ユーコン川下り4日目 169km地点 マンダナクリークへ
夜明けのユーコンのように見えますが、実は日の出から結構時間が経ってます。
緯度が高く、もうすぐ9月になるので、太陽が登るのがゆっくりになっています。
曇り空ですが、出発します。この日はまず、リトルサーモンの手間でノーザンパイクを釣り上げます。そして、リトルサーモンに上陸して散策。マンダナクリークを目指します。
川幅が広がり、ユーコンの流れも少し緩やかになったような気がします。
ビーバーの巣が増えてきた
リトルサーモン手前のパイクポイントで釣り
見事パイクを釣り上げて、マンダナクリークまで曳航します。ヒグマのリスクがあるので、カヌーに匂いがつかないようしないといけません。とうことは、魚をカヌーに載せたらダメなんです。生きたまま川で泳がせつつキャンプ地まで!
釣り竿2本買ってくればよかった。
ユーコンで釣りをするにはライセンスの購入が必要ですよ!
ネットで購入できますが、ユーコン川は圏外なので事前にホワイトホースで購入しましょう。
そして、リトルサーモンへ上陸です。レイク・ラバージュを出発して、やっと車道のあるポイントまで来ました。
水曜どうでしょうはここで終わったし、一般的なユーコンツアーもここで終わることが多いようです。
別荘のような建物はいくつかありますが、人は住んでいないようです。
ムースの骨と角、デカい!!
リトルサーモンからさらにマンダナクリークを目指します。
ハクトウワシ 魚を食べるので、ユーコン川では頻繁に見かけます。
この日は早めにキャンプ地に到着しました!
マンダナクリークキャンプ
この日も良いキャンプ地!
この日のメインは手作りサウナ!!
石を十分に熱して、焚火を消してから、テントを移動させます。
そして、熱した石に水をかけてロウリュウ! もちろん、市販のテントサウナのようにはいきませんが、ワイルドで温度コントロールの難しいところも楽しい!!
ロウリュウの後は、ユーコン川へじゃぶん! 1セット限定ですが、とっても温まりました。虹を見ながらの冷水浴、最高でした〜!!
そして、ビールの時間
フレンチフライを岩塩とほりにしで
ソーセージ、人参、マッシュルームの素揚げ&ビール
釣ってきたグレイリング(カワヒメマス)の素揚げ
グレイリングの炭火焼
そのうち夕食の時間に
メインはリトルサーモンで釣ってきたノーザンパイク。臭いが残らないように、川で捌きます。
全員アウトドア料理ができるので、段取りが素晴らしい。
捌いたパイクは、切り分けて2種類の料理へ
メインはパイクのアヒージョ
もう一品は、パイクの香草焼き
残ったパイクは炭焼きに
こんな自然の中で、贅沢な料理でした〜
でも、これで終わりじゃなくて、デザートも
メスティンで焼き上げました〜 サウナをして、ここまでの料理を作るとは。
自由なおっさん4人のスキルは素晴らしい。
ユーコン川下り5日目 211km地点 カーマックスへ
いよいよユーコンのカヌーも最終日!
カーマックスを目指します。
前の山はイーグルネスト
天気が良くなると、のんびりと
ハクトウワシ
ウイスキーのようでウイスキーじゃない、ユーコンジャック(笑)
最後の休憩をして
カーマックスまであと少し
ついにゴールのカーマックスへ到着です!
まだまだ行けるけど、次のポイントのドーソンまで行くとさらに1週間以上、もっと時間を用意しないと難しいね。
ゴールがキャンプ場で、翌日の12:00にカヌーショップが迎えに来ます。
シャワーにコインランドリー、久々に文明を感じます。
2kmほど歩いて、カーマックスの町へ買い出し。歩いてユーコン川を渡ります。
スーパーで野菜や肉を買い出し
キャンプ場に戻って夕食の準備
まずは肉を焼いて
パスタを茹でて
睡魔の限界まで焚き火して
朝はラップを作り
デミオムカレーとピタパン
後片付けをして
迎えの車にカヌーを載せて
ホワイトホースまで2時間
ホテルへチェックインして、のんびり。久しぶりのシングルルームでリラックスしました。
夕食はお腹いっぱい食べて
メインはもちろん肉!
デザートもしっかり(笑)
というわけで、めっちゃ楽しかったユーコン川でした!
私はこの後、キャンピングカーでドーソンとトゥームストーンの旅へ出ます。