登山&アウトドアガイドの沖本です!
本職は登山ガイドなのですが、バードウォッチングの案内もできます。
とはいえ、鳥を探し求めて日本や世界を巡っているマニアの方を満足させられるほどの能力と知識はないのです。 でも、自然が好きで鳥も見てみたいってくらいなら、大丈夫です! もともと旅行会社でバードウォッチングツアーの企画や添乗をしていたくらいですので。
冬の北海道の写真を整理していたら、何枚もアカゲラの写真が出てきたので、詳しく紹介してみます。
この記事のアカゲラの写真は、全て案内中に撮影したものです。
アカゲラ(赤啄木鳥)とは
頭部やお腹の鮮やかな赤い色が印象的な、中型のキツツキです。深い山に行かなくても、冬場は公園なんかで見かけることもあります。キツツキはちょっと特別な感じがするので、バードウォッチングの初心者には人気の鳥です。
北海道や東日本に多く生息し、西に行くにつれ少なくなり、九州以西、以南には生息しません
全長は25cm程度、オスの頭は赤く、メスの頭は黒いので見分けやすいです。
この写真は頭が赤いのでオスになります。
こちらは頭が黒いのでメスです。
お腹が赤いのはオス、メス共通です。
非常にしっかりとした足の爪を持っています。
尾羽も非常に強くしっかりとしていて、足の2点と尾羽の合計3点で体を木に固定して、木をツツキます。
アカゲラに限らず、キツツキが木に止まる時は尾羽が木に接触します。ということで、この看板のような止まり方は絶対にしないので!
木の中にいる昆虫の幼虫類が主食です。
一年中見ることができますが、広葉樹の葉が落ちる秋から冬にかけてのほうが観察がしやすいです。
黒い羽に白斑が多くあるのも美しいです。
小鳥に比べると、動きは早くないので、比較的観察しやすい森の鳥です。
正面から見ると、ひげを生やしているようで、違った印象になります。
それほど高価なものでなくていいので、双眼鏡があるとバードウォッチングは楽しくなりますよ。
カメラ機材はこれを使っています。防塵防滴&超低温下でも安定して動くのでアウトドアで使うミラーレスとしてはおすすめです!
レンズはこれ。F2.8でテレコン1.4を装着してもF4で撮影できます。マイクロフォーサーズなので、フルサイズ一眼の420mm相当です。