三毛別 ヒグマ事件現場へ行ってきた

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登山&アウトドアガイドの沖本です!

2020年の夏に北海道のオロロンラインを北上して稚内に向かう途中で、苫前町にある三毛別ヒグマ事件現場へ行ってきました。

私にとっての北海道の自然といえば、ヒグマへの警戒というか憧れというか、そういった感覚があるのは間違いないです。
クマの生息するエリアに入っているという、高揚感というか緊張感は結構好きなんです。

熊に限らずですが、正しく理解して、正しく恐れる事が必要です。

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三毛別ヒグマ事件とは

私が、グダグダ書かなくても、いろんな人がまとめているし、本もあるし、映像もあります。。。

WIKIによると

三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)

1915年12月9日から同14日にかけて、北海道苫前郡苫前村三毛別で発生した、クマの獣害(じゅうがい)としては日本史上最悪の被害を出した事件。

体重340kg、体長2.7mのエゾヒグマが数度にわたり民家を襲った。開拓民7名が死亡、3名が重傷を負った。事件を受けて討伐隊が組織され、問題の熊が射殺されたことで事態は終息した。

 

事件は、冬眠に失敗したいわゆる「穴持たず」が、空腹に凶暴性を増し引き起こした例と思われていた。

三毛別羆事件 - Wikipedia

三毛別ヒグマ事件現場へ

三毛別ヒグマ事件現場へのアクセス

なかなか遠い、苫前町!

Googleによると、千歳空港からなら218kmで3時間15分となりました。留萌からオロロンラインを北上します。天売島、焼尻島のある羽幌町の少し手前を山奥に入っていく感じ。

苫前町中心部手前を右に折れ、道道1049号線を南下すれば、通称ベアーロード。多くの看板があり、事件現場へは迷うことはないでしょう。

看板類は全く統一性ありません! 怖くしたいのか楽しくしたいのか謎な雰囲気が漂います。。。
観光客を呼びたいけど、クマの怖さも伝えたいという葛藤を感じました。

ほのぼのした看板があるなぁ〜って見ていると

色んな意味でヤバそうな建物や

逆に入りたくなる看板ww

羆嵐とは、事件を題材にした小説のこと。これは説明ないとわからんなぁ。

最後は未舗装の道を行き止まりまで進みます。

着きました〜

三毛別ヒグマ事件現場

それほど見応えがあるわけじゃないです(笑)

案内図に沿っていきましょう。

まずは開拓史

ヒグマ事件現地碑

開拓小屋

ヒグマはなかなか迫力があります! でも、下半身は覗いて見ちゃダメですよ〜!!

小屋を襲っているイメージです

今、そのクマが出てきて戦ったら、どうやろうね?? 熊スプレーあれば勝てるかな?

戦う前に、ゴールデンカムイは熟読するべし!! ヒグマの習性がわかりやすく書かれています。

そして、クマスプレーも使い方を事前に練習しておくべし!

小屋の中は
とりたてて。。。

特記事項はなく

掲示されている案内を見て、郷土資料館にも行くことに!!!

熊の爪痕

ここは2人で行ったのですが、昨年は一緒に知床岬までヒグマに遭遇しまくりながら冒険したので、こんなのは笑っておしまいです!!

知床岬を歩いて往復してきた
日本に残る最後の大自然とも言われる知床半島の先端部、知床岬を徒歩で往復してきました。登山・岩登り・沢登りの技術と野生動物など自然の知識が必要なコース。大変だけどワクワクしっぱなしの3日間。たまにはこんなトレッキングも面白い。
日本有数の秘境 知床岬への歩き方
実際に歩いた時の情報を基に、あまり情報が多くない、知床半島先端部地区のトレッキング情報をまとめてみました。難易度が高いため、誰にでもおすすめはしません。どうしても行ってみたい方は、いろんなことに対応できる実力を付けてからチャレンジしましょう。

苫前町郷土資料館

資料館の手前で、とままえだベアーがお出迎え

リバーシブルな作りになっていますww

そして、資料館へ

内部はあまり撮影しないほうかいいかなぁと思い、ほとんど撮っていません。
事件現場のようなB級感はなく、ちゃんとした資料館で大変勉強になりました。

この事件は確かに怖いものです。
でも、むやみに熊を恐れず、確率などから判断して合理的な行動を取りたいと思います。

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