世界遺産登録間近? 奄美大島と加計呂麻島

会社員から個人ガイドに独立してから、ONとOFFの切り替えが下手くそになりました。
休めるのに仕事のことを考えていたり、仕事ができる日なのに集中できなかったり。。。

というわけで、気分転換に奄美大島と加計呂麻島に行ってきました。
奄美大島は何度か行っているし、今年の3月にも行ってはいるのですが、僅かばかりの滞在でトカラ列島へ渡ったので、あまり滞在時間がありませんでした。

バニラエアが関空から就航したので、下見を兼ねて行ってきました(^_^)
加計呂麻島の海は最高!
加計呂麻の海

奄美大島とは

奄美大島は奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島として世界自然遺産への2018年の推薦が決まっています。沖縄と鹿児島の中間的な位置にあり、豊かな森と美しい海は西表島を二回りくらい大きくしたようなイメージです。これから変わるんだろうなぁと予想できます。
ガイドとしての本音は、ちゃんと自然を守って、入ってくる観光客を管理していくなら世界遺産にして欲しいけど、自然の知識のない観光客が押し寄せてしまい、荒れてしまうというのが日本の世界遺産で繰り返されたこと。観光業者もそれを利用して一儲けしようとする。結局世界遺産にしない方が良かった、なんてならないことを祈ります。
金作原原生林

奄美大島の日程

1日目 関空✈奄美空港=小浜キャンプ場
2日目 =金作原原生林=住用川カヤック=ヤドリ浜キャンプ場
3日目 〜加計呂麻島=実久
4日目 〜奄美大島=湯湾岳=名瀬
5日目 =自然観察の森=田中一村美術館=奄美空港✈関空

お客さんと一緒じゃないので、飛行機はバニラエア
宿泊は基本的にキャンプ
現地の移動はレンタカー
ポイントは自前で用意し持っていくカヤック

バニラエアは安いけど、荷物が多いと追加料金が必要で、お得感はかなり減る。。。
カヤックを持っていったので仕方ないど、AAのマイレージをJALで交換しても良かったかも。

金作原原生林

奄美大島の目玉ともいえる、原生林。
奥深い森に林道が走り、手軽に原生林を楽しむことができる。
この林道自体がメッチャ環境破壊とも思えるが、こんな林道誰が必要なん??と突っ込みたくなるが、そのおかげで楽しめるのが金作原。

奄美の森にはハブがいます。それも強力な。。。
西表島にいるサキシマハブより大きくずっと毒が強いらしい。
だから、奄美の森は豊かでも、細い山道は遠慮したい。そうかんがえると、ここは安全!

この看板は今年設置。きっと世界遺産候補に決まってからだな(^^)
金作原入り口
歩く道は広いので、誰でも安心して歩けます。
山歩きというより散歩。

熱帯のジャングル的な雰囲気に満ちています!
金作原林道

こういったシルエットが金作原の魅力!金作原シダ

金作原ツル

アマミノクロウサギは夜行性なので、まず見ることはできません。
以前はここでバードウォッチングツアーを案内したことがあります。
夜はアマミヤマシギとか、昼はオオトラツグミやオーストンオオアカゲラとかをさがしたなぁ〜。

金作原のシンボルといえば、このヘゴ
よくガイドブックとかにでてくるのはこの場所です。
金作原原生林

住用川のマングローブ

奄美大島の魅力は山・川・海の全てが素晴らしいことです。
住用川は西表島に次ぐマングローブの森が広がる、奄美大島で人気のポイント
緩やかな川の流れと、簡単にマングローブにアクセスできることが初心者に人気の理由かと。
マングローブという木は、汽水域に生える樹木の総称で、この辺にはオヒルギ、メヒルギが分布しています

私は自分のカヤックを持っていったので、好きなタイミングで好きなだけ楽しめます。
※バニラエアの追加代金を考えたら、レンタルしたほうが安いですよ。

大きな川から、雰囲気のある小さな川へ入っていきます。
住用川マングローブ

ちょっとマングローブの森に上陸!
ここはメヒルギという木の種類になります。メヒルギは膝根がなくて板根があるのが特徴。
さらに塩分の排出機能が弱いので、特定の葉に塩分を集めて落とします。
メヒルギの森には黄色い葉っぱがよく落ちています。かじると塩っぱいはず。


これが住用川で一番みたい、マングローブのトンネル
ツアーと時間が外れているので、静寂(^^)
住用川マングローブのトンネル
個人でカヤックをする方は、潮の満干に注意しましょう。
あっという間に環境が変わります。
西表では潮が引いちゃって、カヤックが漕げなくなり、延々と引いて歩いたことがあります。

さっき上陸した場所は、帰る時には水の中に。

 

加計呂麻島

今回の目的地は、この加計呂麻島です。この島は初めての訪問。
リアス式の海岸が続き、絶好のカヤックフィールド。カヤックマラソンが開かれることでも有名です。船は奄美大島の瀬戸内から30分!
加計呂麻島への船
奄美大島との海峡は本マグロの養殖が盛んだとか

船内では、GETしたばかりの加計呂麻島ガイドをパラパラ読んでみた
まんでぃ
まずは車で加計呂麻島の端っこにある実久集落まで。
小さい島だけど、意外と移動に時間がかかる。
途中、見下ろした実久ビーチは美しい色でした!
実久ビーチ
静かな実久の集落。道の至る所にハブ棒があるのが印象的!
石垣のある小さいけど雰囲気のいい場所でした。
実久集落
実久の海岸は誰もいなくて静かでした。
実久海岸

秘密の場所へ

以前から目をつけていた場所へ移動し、カヤックを準備します。
この場所はちょっと秘密にしておきます(^^)

荷物を防水パックに入れて、海に漕ぎ出します。
目的地は陸上からアクセスできない無人のビーチ(^^)

このために重たいカヤックセット一式を持ってきたのです!
風は少し強かったけど、目的のビーチまで漕ぎます。
加計呂麻島カヤック

ビーチに到着です! 美しいビーチが貸切状態。
加計呂麻島無人のビーチ

早速、海に入ります。
この時期は11月の中旬なので、普通に泳ぐにはちょっと寒い。
でも薄いウエットスーツを持参しているので、全く問題なく泳げました。

凄いです! シュノーケリングのツアーに参加するまでもなく
ビーチエントリーでこのサンゴ礁!!!加計呂麻島のサンゴ礁

この海の透明度、立派なサンゴ!
吸い込まれそうな海が広がります。時を忘れて泳いでいました。珊瑚の海


魚もいっぱいいます!クマノミ

サンゴの森だなぁサンゴの森

大満足の加計呂麻の海でした。
これは中毒になる(^^)
加計呂麻の海
海から上がれば、のんびりと時を忘れるのんびりタイム

冷えたビールはありません。
奄美の海には黒糖焼酎で十分(^^)

自分だけの世界! みたいな〜

と思っていたら、爆音&オスプレイが飛んでいきました

今夜はここでキャンプ
何もない贅沢!

湯湾岳

翌朝には秘密の場所から、人里へカヤックで戻り
再び奄美大島へ。もうちょっとゆっくりしたかった。。。
きっとまたここに来る気がする(^^)

デイゴの並木 

船で奄美大島に戻り、奄美の最高峰湯湾岳へ。
車ですぐの簡単な山!

道は完璧に整備されています!歩きやすい(^^) 来年はここにお客さんを連れてきます!

最後は夕日のポイントへ

この後は、思いがけず先輩ガイドに会ったり、楽しい数日間でした。

山のガイドだけど、海も好きだと再確認!

 

10代から80代まで幅広い顧客に、登山やアウトドアスポーツを案内。日本百名山はもちろん、海外経験も50ヵ国、130回を越える。地理学を専攻していたので、地図や自然にも詳しい。登山専門旅行会社の元大阪支店長。山のガイドだけではなく、登山旅行のプランニングも得意。最近は離島、カヤック、サイクリングなどのアウトドアの依頼が急増中。

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