登山装備と軽量化 夏の北アルプスに登る場合

夏山シーズン真っ最中ですね。
猛暑が続いていますが、北アルプスに登れば、そんな暑さとは別世界が待っています!

夏の北アルプスに山小屋に泊で、私が登る場合の装備を紹介しましょう。

登山に必要な三種の神器

登山靴

簡単に靴底の曲がらないしっかりした靴を履きましょう。
ちなみにこの靴はASOLOのシラーズGV 29,000円
このくらいの靴を購入しておけば、冬山外なら問題なく登れます。

レインウェア

夏山ならファイントラックのエバーブレスフォトン
ゴアテックスではありませんが、ストレッチ機能のあるレインウェアです。
軽くて快適。ピッタリとフィットするレインウェアは風が強い時にバタつかないので、楽ですよ。でも、大雨の時はゴアテックスに軍配があがります。

追記 少しの雨でも水が入ってくるようになりました。。。
今はこのレインウェアは封印し、モンベルのゴアテックスを使ってます。
やはりゴアテックスが最強!!!

(モンベル)mont-bell ストームクルーザージャケット Men's XXL 1128532 PRBL プライマリーブルー XXL

ザック

山小屋一泊なら40リットル程度のザックで十分です。私はガイドなので、もっと大きなザックになります。ミレーのサースフェー

ウェア類

ドライウェア

ミレーのドライナミック
もはや定番となった、見た目は怪しいが性能はずばらしいアンダーウェア。
これがない登山は考えられないふど愛用しています。

シャツ

ファイントラック

マムートのTシャツなど

ベースレイヤー
マムートのGO DRY

ソフトシェルジャケット

ファイントラックのニュウモラップ
軽くてしなやかで蒸れません。おすすめのソフトシェル
ただ、ちょっと薄いので防寒性能は低め。
追記 現在はニュウモラップは廃盤となり、フロウラップという商品になりました。
新商品はゴアのウインドストッパーの使用を中止し、オリジナル素材でコストダウンされいます。

パンツ

マムート ポルドイ3/4

その他の装備

すぐに取り出せるところにパッキングする、ファーストエイド。
内服薬は出せませんので、ご自身の分は必ず自分でお持ち下さい。

ヘッドランプはペツル どんな時もザックに入れておきましょう。

サングラスはポラロイド

できれば、全ての登山者に持っていてほしい、1人用のツェルト
とってもコンパクト! アライテント、RIPEN製です。この製品の企画には私も加わりました。

広げるとこんな感じ。山小屋での着替えなんかにも便利です。

水筒はナルゲンボトル

ザックカバー マムート

スタッフバック イスカなど

靴下はメリノウール入り 予備も忘れずに!

薄手の手袋はマムート

レイングローブはイスカ

帽子の代わりに、バンダナとバフ

防水カメラにバックアップコード
オリンパス TG-3
ここまでが、基本の装備。

他にも
地図(地形図&エアリアマップ)
下着(化繊)
タオル
ロールペーパー
スマホ
行動食・非常食など
お気に入りの行動食は
・ミニあんぱん(総カロリーは普通のアンパン1個の方が多いです)
・ウォーカーズのショートブレッド(原料は小麦粉・バター・砂糖・塩のみ!)
・ベビースターラーメン+ピーナッツ(ツマミにもなります)
・ナッツ類

リーダーとしての装備

この先は、ガイドの時に持ってく装備。ガイドでない方も、お友達をアルプスに連れて行ったりする場合は、可能な限り持って行って欲しいです。使えないと意味無いですが。今や引率者責任も問われる時代です・・・。

ツェルトと大きめのファーストエイド、サバイバルシートなど
引率する場合は、万一に備えツェルトは必須。
しかし、まだ練習だけで実践で使ったことないです(^^)

テーピングなどのファーストエイドは大きくなるので別容器でザックの奥へ入れています。

ヘルメット エーデルリッド
ハーネス マムート
ザイル マムート
カラビナ・シュリンゲ・革手袋
コンパス

アルプスではこれくらいは必須。
基本、レスキュー用なので、使いたくない装備ですね。

ストックはブラックダイヤモンドのバックカントリー用。夏山用はグリップがスポンジだったりしますが、これは雪が付かないラバーになっています。それ以外は夏用と同じ。万一の時の背負い搬送時に使用します。

バーナー類はコンパクトにまとめます。
これも万一の時のため

他にも
トランシーバー
折りたたみ型の携帯(スマホと比べると電池の持ちが全然違います)
予備バッテリー
花の図鑑などなど

ガイドの荷物は増えてしまいます・・・。

登山装備を軽量化しよう

軽量化も技術!

絶対に必要な物と、そうでないものを見極めましょう。
(不安だからと、何でもかんでも持っていく癖はやめる)

山でも下界でも、便利&快適に過ごそうと思えば、ドンドンものが増えていきます。安全管理に必要な物は削れませんが、そうでない物は削ってしまいましょう。

荷物が軽いと登山は楽しい!!

山の場合は、増えた荷物は自分で背負う必要があります。
快適になる為に装備を持ったはずなのに、重い荷物で苦しむことに(^^;;
・歩くのがしんどい
・行動スピードが落ち、安全性も落ちる
・大きなザックが必要になり、さらに重くなる

一度、持っていくものを全部広げて確認してみましょう。
別に持って行かなくても大丈夫かな??ってものがきっとあります。
慣れた登山者ほど、荷物が小さくなる傾向があるのはその為です。

超軽量化のアルプス登山日記

使わないものを探そう!

複数の防寒ウェア・・・
フリースだけでは不安でダウンを持っている方はいませんか?

スパッツ・・・
暑いだけ。冬山なら必須ですが。

ダブルストック・・・
岩場の多いアルプスでは邪魔なことも

アウタージャケット・・・
レインウェアで補えるケースも

ポーチやサコッシュ
なくてもいいような。ブラブラさせないほうが登山は楽

食べきれない行動食・・・
自分の分だけでOK。果物は重くゴミも出るのでやめましょう!

パッケージごと持ってくる行動食・・・
ゴミは持って上がらないように

テルモス
冬は欲しいですが、夏にその金属のボトルは必要ですか??

化粧品類・・・
必要な分だけ小分けにしましょう。試供品を持っていくのもあり

宿泊数分の着替え・・・
1日や2日着替えなくても大丈夫。匂いが気になる方はメリノウールを着用しましょう。

ポイントカードや会員カードが詰まった財布・・・
山では基本現金決済、ノーポイント。軽くして行きましょう。濡らしてしまってもいい、山専用の財布を用意するのもオススメです。

食料を軽量化する

果物は美味しいけど、重たいですよね。こんにゃくゼリーもカロリーはないのに重たい。好きなモノを食べるのは楽しいことです。しかし、自分の体力と相談してみましょう。

重たいカメラの機材はよく考えよう。

写真撮影が目的の方は別です。普通は何本もレンズを持って行っても、交換している時間はあまりありません。三脚は重いし、歩行中はまず使っている余裕がありません。登山目的の方と三脚を持ってくるほどの写真目的の方が、同じパーティーで歩くのは無理があります。三脚などを持っていかないにしても、一眼レフでの撮影は体力を奪います。特に花の写真なんか撮るには、屈んで、息を止めて、構図を考え、撮影し、立ち上がる。といったステップになりますが、ザックを背負い、息を止めるのはすごく疲れます。体力に自信のない方は、一眼レフを持って行く前に、よく考えてみましょう。写真メインの方は、普通の登山の半分くらいの行程が丁度いいと思いますよ。

 

必要な装備は忘れずに持参し、使わないものはできるだけ削りましょう。
ただ、削りすぎて、安全や楽しみまでも 削らないように!

10代から80代まで幅広い顧客に、登山やアウトドアスポーツを案内。日本百名山はもちろん、海外経験も50ヵ国、130回を越える。地理学を専攻していたので、地図や自然にも詳しい。登山専門旅行会社の元大阪支店長。山のガイドだけではなく、登山旅行のプランニングも得意。最近は離島、カヤック、サイクリングなどのアウトドアの依頼が急増中。

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