オオワシ 日本最大級の猛禽類

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登山&アウトドアガイドの沖本です!

登山やアウトドアのガイド以外に、バードウォッチングも案内したりしています。
最近は冬場に北海道を案内することが多く、オオワシを探して写真もちょこっと撮るので、記事にしてみました。

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オオワシとは

オオワシの特徴

全長は1mほどにもなり。翼を広げると2.5mにもなります。冬になるとロシア方面から南下して、主に北海道で越冬する冬鳥です。日本ではイヌワシよりも大きく、日本最大級の猛禽類! 主に魚を捕食しますが、エゾジカなどの死体も食べているところを見かけます。世界中で4000〜5000羽くらいの生息数だそうです。

基本的に流氷の流れてくる海岸部でオジロワシと共に見かける鳥です。

くちばしがとても大きく、濃い黄色が印象的です。

オオワシが見られる場所

オオワシが安定して多く見られるのは、北海道東部の羅臼や根室エリアになります。バードウォッチングだけなら、羅臼がおすすめです。特に港から観光船に乗っていくと、魚を撒いてワシを集めてくれます。

ただ、私の場合は鳥も見るけど、他のアウトドアも案内したいので、アクセスの悪い羅臼の優先順位は低めになります。主に野付半島や根室の風蓮湖で観察する事が多いです。

風蓮湖は冬場になると凍結しますが、氷を切りその下に網を入れる漁があります。移動はスノーモービルです!漁師さんが水揚げしても利益にならない魚を、氷上に放置します。

そのおこぼれを狙って、オオワシを始め、オジロワシ、トビ、カラスなどが集まってきます。

野鳥撮影ファンにはたまらない瞬間かと思います。

私は写真が趣味というわけでもないので、きちんと確認できるくらいの写真が撮れればそれでいいかな〜って思っています。そもそも、案内中にそんなに大きなカメラ機材を持ち歩くわけにも、シャッターチャンスを待つわけにもいきませんしね(笑)

観察や撮影の注意点

冬の北海道は当たり前ですが寒いです!さらにゆっくり撮影する方は動きませんから、冷えます。しっかりした防寒着や小物を準備しておきましょう。カメラのバッテリーも消耗しやすいので予備も。そして、足元が滑りやすいので要注意。高価なレンズを持って転んだら泣けるどころではすみませんよ!

小鳥と違い、動きは遅く大きいので、双眼鏡でもフィールドスコープでもじっくり観察可能です!

それほど高価なものでなくていいので、双眼鏡があるとバードウォッチングは楽しくなりますよ。

私の撮影機材

カメラ機材はこれを使っています。防塵防滴&超低温下でも安定して動くのでアウトドアで使うミラーレスとしてはおすすめです!

レンズはこれ。F2.8でテレコン1.4を装着してもF4で撮影できます。マイクロフォーサーズなので、フルサイズ一眼の420mm相当です。これなら一日中持ち歩け、三脚無しで撮影可能です。