登山&アウトドアガイドの沖本です!
シーカヤッカーの憧れ?? 奄美大島と加計呂麻島のシーカヤックツーリングを楽しんできました!!!
このエリアで自由にシーカヤックを楽しむのは、なかなかハードルが高いです。それはシーカヤックのレンタルがないから。
自分のシーカヤックをここまで運ぶと、恐ろしい送料になりますから(笑)
奄美大島&加計呂麻島シーカヤックツーリングの日程
今回は特別に現地の方からシーカヤックをお借りしています。通常はレンタルしていません。
シーカヤックってリスクが高いです。怪我はしないけど、死んじゃいます。知らない人に簡単に貸せるようなもんじゃないんですよね。自分もそうかと思います。
出発地点、宿泊した場所などは明かさないという約束をしています。私のこれまで奄美や加計呂麻での記事でも、人気の観光地以外は地名を伏せています。ご理解下さい。
シーカヤックは2泊3日です
① | 関西空港✈奄美空港=バス=古仁屋 |
② | =出発地点〜シーカヤック〜キャンプ地 |
③ | 〜シーカヤック〜キャンプ地 |
④ | 〜出発地=古仁屋 |
⑤ | 古仁屋〜フェリー〜沖永良部島 → フェリー欠航で名瀬泊に |
奄美大島&加計呂麻島シーカヤックツーリング
関西空港からピーチで奄美空港へ。ホントに奄美に来る頻度が沖縄より高くなりました(笑)
空港には立派な看板が。。。頼む。世界遺産になんかならないで欲しい。
世界遺産になって自然が守られたエリアは知らない。地元の一般人が喜んだエリカも知らない。一瞬、観光客が増えてかき回されて、荒れて終わっていく。おいしいところは本土の業者が出てきて持っていく。
普段はレンタカーで移動するけど、今回はローカルバスで。空港から奄美の南にある古仁屋まではめっちゃ遠い!
2時間半かかります。それも乗り心地の悪いガタガタのバス。
最後は乗車が私一人になりました。。
古仁屋で、今回一緒に漕ぐ仲間と合流。彼のルーツは奄美の南の徳之島で大学のクラブの後輩です。海なれしていて、自前のカヤックも所有していますので、これ以上のパートナーは簡単に見つからない!!
更にカヤックを貸してくれる地元の方とも事前に打ち合わせ。いろいろ勉強になります。
最後に、食料の買い出しへ。
シーカヤックツーリング 1日目
シーカヤックはかなり天候に左右されます。それは山よりも。天気(晴れ・雨)、風、波、海流という色々な要素が。
海の怖さを知らない方は、簡単にシーカヤックは始めないほうがいいです。命に関わることも。残念ながら、山のスキルはほとんど役に立つことはありません。天気は不安定で、風も波もそこそこある予報。加計呂麻の地形は複雑なので、風をしのげる場所でキャンプの予定です。
古仁屋からタクシーで出発の地点まで移動。
とっても美しい場所です。
キレイにしてくれて、ありがとうございます。
カヤックを海岸へ運び、荷物のパッキング
このカヤックは、昨年に知床半島で漕いだことがあります。
準備ができたら、出発です。美しい、海の色!!!
段々と色が変わってきます。
そして、奄美と加計呂麻の大島海峡を越えます。
加計呂麻に着いたら、キャンプ予定地じゃないけどちょっと休憩
さらに、漕いで目的のビーチへ。そして、テントの設営。
今回は、ソーシャルディスタンスってわけでもないですが、気楽なソロテントで。
もちろん、この場所はアクセスする道がないので、カヤックや船でないとキャンプは不可能です。自由にこういったキャンプをするのは、アウトドア好きの憧れと言ってもいいと思います。とっても幸せなことです(*^^*)
落ち着いたら、黒糖焼酎でのんびり。クーラーボックスを持ってきていないので、ビールはなし!
この日は大潮なので、できるだけ山側に物を寄せておきます。風が出てきたので、タープは引っ込めました。
シーカヤックツーリング 2日目
朝からドローンを飛ばしてみました。
見てわかると思いますが、風が強いです。。。
風が強いと、波もでてきます。
波浪注意報も出てきたので、行きたかった所までは行かないで、諦めます。穏やかな風の弱いエリアを目指します。
これは動画じゃないと伝わらないなぁ。超絶向かい風で頑張りました(笑)
そして、優しい海へ
天国と地獄はオーバーですが、それくらい印象が変わります。
上陸!
せっかくなので、シュノーケルを楽しみます。ウェットスーツはもちろん持参しています。
波があるので濁りが出てますが。ツノダシ
やや沖に出ると、いい感じに。カヤックして、泳いで、最高でしょ(笑)
先週なんて、北アルプスの雪山にいたんですから。
この日は、某集落のビーチを借りて(許可をもらっています)。テントは張らずにそのまんま。
冷たいビールが手に入る!
そして、夕食。安定の豚足!
シーカヤックツーリング 3日目
この日も風が強いので、やはり遠くに行くのは諦めて、午前中にカヤックを返却して終了。
もっと漕ぎたかったけど、風と波には勝てません。とはいえ、そんなにコンデイションが悪かったわけでもないから、シーカヤックのツーリングは難しいですね。知床半島を自力でまわれるのはいつになることか(笑)
この日は、海の近くの宿に宿泊。
シャワー浴びてスッキリし、諸々を真水で洗い、島らしい夕食
私は、翌日は古仁屋から沖永良部島へ渡る予定だったのですが、残念ながら海が荒れて船が来ず。。。
仕方なく、名瀬に戻り、1日遅れで沖永良部へ渡りました。
それはまた別の記事に!