高知県の清流といえば、私の生まれ育った四万十川水系が有名です。しかし、近年高知県が力を入れて宣伝しているのが、仁淀川水系です。確かに仁淀川はメッチャキレイ!ただ、ダムがあるので透明度の高い時はいいけど、一旦濁ると長引くので、差が激しいです。
もちろん仁淀川で遊んだこともカヤックで下ったこともあるけど、まだガイドとして案内したことはなくて、今回はその下見&シュミレーションに行ってきました。
こういう時間は、めっちゃ大事です。そしてガイトとしても引き出しを増やすチャンスでもあります。
仁淀ブルーってなに??
高知県を流れる清流「仁淀川」は日本全国の水質ランキングで1位を獲得した事もあるそうです。そんな仁淀川の水の青さを仁淀ブルーと呼びます。本流だけじゃなく、支流を含めた流域の川を指します。
仁淀ブルーのことについて書いたサイトで自前でちゃんと写真撮りに行って、体験してってものは少なく。殆どがあちこちから写真を引っ張てきたものです。このサイトは、今回もすべて私と同行者の写真&体験です!
仁淀ブルーポイント紹介
厳選&外せないポイントのみをお伝えします。
にこ淵
仁淀ブルーでいちばん有名な場所だと思います。
場所はグーグルマップで「にこ淵」と入力すれば正しい場所が表示されます。山の反対もう吉野川水系になります。観光客が増えて、観光バスもやってくる有名なポイントになりました。
以前は完全な山道を下ったのですが、今はコンクリート道と階段が付き誰でも行けるようになっています。(複雑な気持ちですが) 人は増えましたが、にこ淵の周囲の狭さは変わりませんので、譲り合ってください。
重要なポイント
・仁淀ブルーは太陽が強く照らないと現れません
・にこ淵は渓谷なので、太陽が水面を照らす時間が限られます(お昼時)
・にこ淵の周囲で飲食は禁止
・にこ淵で泳いではいけません
個人的には泳いでいけない時点で、イチオシにはなりません。やはり自然は体験したい。
否定しているわけじゃないですが、青くてキレイだけど、いろんな山や渓谷を歩いていれば見られるレベルです。
写真を撮るなら、少しでも高い階段からの方がおすすめです。
にこ淵直下の渓谷は広く、太陽も朝から差し込みます。
ニコ淵周辺の滝
にこ淵周辺にいい所はあります。
この滝は登山ができて、サワタビとか持っている方限定です。
個人的な感想を言うのであれば、にこ淵よりずっと楽しい!!
いい感じで滝に打たれることができます。
興味のある方は周辺を探して行ってみてください。探す時はグーグルマップじゃなく、地形図を見て。それから滝を想像して。
詳しく紹介できないのは理由があります。辿り着くまでの車道が狭く、駐車場ももちろん狭い。地元にお金は落ちないのに迷惑がかかります。
探してでも行きたい方のみということで。。。 ごめんなさい。
安居渓谷
仁淀川の渓谷は安居渓谷と中津渓谷が有名です。渓谷めぐりばかりしても、、、ってなっちゃうのでどちらかなら安居渓谷をおすすめします。自然度は中津渓谷が上ですが、こっちの方が谷が広く太陽光が差し込みやすいです。したがって水が青い! そして泳げます(*^^*) 2つの渓谷を1日で回ることはできますが、太陽光が差し込む時間を考えると、1つで充分。渓谷周りに2日かけるならですが、にこ淵もありますからね。
安居渓谷の注意点
・道が狭いです。バックでキレイに車道ギリギリまで寄れないドライバーは来ないで欲しい。軽ならOK。
・仁淀ブルーが撮りたいだけの人は、夏は避けましょう。地元の子供達が泳いでいます。
・最も混むのは紅葉の秋です。
安居渓谷の写真を見返すと、水中ばかり。もっと景色を撮っておくべきでした。
砂防ダムはいいスイミングポイントです。
水温は低めですが、そんな事を忘れちゃうくらいの透明度!!!
終われば、石の上で体温を復活させましょう
隣の水晶淵もキレイです。というか、安居渓谷は光が差し込めばどこも美しい。
仁淀川キャンプ&カヤック
私はカヤックが大好きなので、いい川かどうか判断する材料にカヤックが楽しめるかというのがあります。仁淀川はもちろん素晴らしい川なのですが、上流のダムの影響を強く受けます。そのへんは四万十川と違うところです。
残念ながら、訪れた時は6日前の大雨の影響で濁りがまだ残っていて、カヤックしたいと思う水質ではなかったです。
初めてこの川の写真を見れば、言うほど汚い??って思うかもしれませんが、後で支流でキャンプした時の写真をお見せします。そういった川を見てると、濁った本流には行けないですね(笑)
ということで、今回は支流でショートカヤックを楽しみました。
ちなみに仁淀川にはいっっぱいキャンプ場があります。スノーピークの運営する高級オートキャンプ場から無料までいろいろ。で、どこがいいっていうおすすめなのですが、その時によります。
私が一番重視するのは、キャンパーの少ないキャンプ場であることです。いくら施設が良くても隣のテントの声が聞こえる距離なら、不便でも静かなキャンプ場を選びます。。。
仁淀川キャンプ
初日は仁淀川の本流にあるキャンプ場へ。貸し切りでした! でも川は濁っています。
最近はテントを張らないで、タープの下にコットを出して寝ています。
高知の魚は美味しいので、刺し身買っちゃいました。
サバ
キンメダイ お酒は無手無冠!
バーナーで炙って、塩ワサビにすると更に美味しく!!
手に入るなら、できるだけ地元のお店で買いたいものです。今回はいの町のサニーマートで購入。
窪川牛も美味しかった
夜は満天の星。ちょいぶれたけど、手持ちでこれが撮れるとは。オリンパスのOMD-M1スゲー! オリンパスからカメラ事業が売られちゃうみたいだけど、、、
仁淀川支流キャンプ
ココはこれまでのベストキャンプ場に入るクラス
キャンプ地を上空から
今回はココ! 清流に囲まれた静かなスポットです。
車も近くまでOK
目の前の水とカジカの鳴き声で酒が飲めるレベル! この価値が分かる人と一緒にキャンプしたいですね。
この日は自らカツオの塩たたきを作りました。お酒は土佐の慎太郎。
藁にはかなわないけど、新鮮なカツオの焼き立ては美味しい。にんにくたっぷりで(笑)
仁淀川支流カヤック
支流でカヤックを楽しみます! 初心者でも初めてでも安心してOKだせる緩やかな流れです。
風があったので、水面がやや波たち、浮いてる感を表現しにくかったです。
極上の透明感!
真面目に動画編集しました。チャンネル登録お願いしますm(__)m
撮った動画をその場で確認したら、2人でウォー!スゲーって言っちゃいました。
いっぱいポイントを回る旅行もありだと思うし
ポイントを絞って体験する旅行もありだと思う
私は、体験させたい派なので紹介ポイントを絞ってしまいました。
そのうち仁淀川本流のカヤックを紹介できたらいいなぁと思います。
追記
この後、実際に案内してきました。