色づき始めた立山に登ってきた

久しぶりに青空の広がった2018年の9月の週末

愛媛のお客様を立山に案内してきました。
草紅葉が始まり、大勢の登山者が押し寄せてきて、下山は大混雑でした!

室堂からの立山

紅葉の立山登山

今回は愛媛からのお客さんを大阪南港でお出迎え!
大阪発で考えると1泊2日の初心者向け登山です。

立山登山の日程

松山=東予港〜オレンジフェリー〜
〜大阪南港=室堂(2430m)…一ノ越山荘(2705m)
一ノ越山荘…雄山(2992m)…大汝山/立山最高峰(3015m)…室堂=大阪南港
〜東予港=松山

歩いたコースはこのようになります。私のガーミンFENIX5Xで取ったログです。
GoogleEarthの衛星写真では雪が残っていますが、もちろん実際はありません!

室堂から一ノ越

室堂に到着してまずはみくりが池へ。
この日はTシャツで歩けるほど暖かい気候でした。

この日は土曜日。午前中の天気予報があまり良くなかったせいか、室堂はガラガラ!
静かな山歩きです。翌日の混雑など思いもしないで(^^)

地獄谷の噴気が上がっているのがわかります。

24名のお客様!
個人ガイドを始めてから、大勢のお客さんを案内する機会はちょっと減りました。久しぶりの大人数です(^^)
宿泊する一の越山荘まではコンクリートと石でできた遊歩道。微妙に歩きにくい。

一ノ越に着いたら、槍ヶ岳の展望が目に入りました!
左から餓鬼岳、燕岳、大天井岳、野口五郎岳、槍ヶ岳、水晶岳、赤牛岳と並んでいます。

夕焼けもきれいでした。一ノ越からは太陽が沈むポイントは見えませんが。

更に沈むと、きれいだなぁ〜!!

近くにいたお客さんにちょっとカッコつけてもらって(^^)

夜は雲海が立山連峰と後立山連峰の間に。月が明るすぎて、星空はイマイチでした。

一ノ越から雄山と大汝山

朝の天気もバッチリ! 槍ヶ岳よりも笠ヶ岳の方が目立つ感じです。

この登山唯一の急登、一ノ越〜雄山! ゆっくり、のんびり登っていきます。
標高が上がると、多くの山が見えます。左から笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳。手前のなだらかな斜面は五色ヶ原。

全員無事に雄山登頂です! 希望者はお山の山頂へ参拝へ。あ、500円必要ですが別料金です(^^)

雄山から大汝山は短いですがアルプスの稜線歩き。
ここは混雑すると時間かかりますが、まだ山小屋に泊まっていた人しかいないので、静かです!

大汝山も全員が山頂に登れる時間を取りました。大汝山が立山の最高峰3015m!
普通はツアーだと時間がかかるのでやりません。だって山頂は狭くて1人か2人までしか登れない。

忙しくて、自分の写真を撮っている時間がありませんでした。。。

大汝山の後ろには白馬岳から唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、針ノ木岳など後立山の名峰がズラリ!

晴れた山は気持ちいい!! 喜んでもらえてよかった!!

往路を雄山まで戻り、一ノ越まで下ろうかという時に、大勢の登山者がやってきました!!

登りは激混みです!!(^_^;)
幸いなことに、雄山は登山者が多いので、登りと下りに道が別れています。大体の人はマーナーよく登りの道を使っていますが、時々下山道を登る人も。。。そういう登山者には一切道は譲らず、上りの道へ戻るように指示をします。そうしないと、登りと下りがぐちゃぐちゃになって、余計に混雑するので。

朝早く登ってよかったね!と話しながら下山。

一ノ越山荘で、預けておいた荷物をPUして、室堂へ。

振り返ると、前日よりも色がついたような。今はカメラの設定1つで色味が変わるので、写真を見ても比べられない。でも太陽が出ていると、とってもきれいに見えます(^_^) 写真ではわからないけど、雄山の右の方には大勢の登山者が並んでいます。

チングルマの紅葉と大日ヶ岳。とても標高が2500m程もあるようには見えないですね。

とっても気持ちのいい秋の山歩きでした!

秋の立山登山の注意点

装備のこと

今回のように天気がいい場合はあまり問題ありませんが、秋は天候が悪くなると非常に気に厳しくなります。個人的には冬山よりリスクが高いと思います。それは、雨と風で体が濡れてしまうことがあるからです。秋の山では体が濡れてしまうと、体力を一気に持っていかれます。自らの汗以外では濡れない雪山のほうがまだいい。

基本的に雪山に入る場合、登山者の装備はしっかりしています。しかし、秋の立山を見ているとほとんど何も持たない、ハイキング感覚の人が多すぎます。天候が急変したら、悲惨な思いをする人がきっと多いでしょう。そんな方は、このブログなんて読まないでしょうが。。。

とにかくいいレインウェアは必須!

混雑のこと

アルペンルートで手軽にアプローチできるので、天気の良い連休には多くの人が訪れます。登山者のほとんどはアルペンルートを利用していると思われます。立山をはじめ室堂起点の登山の欠点は、室堂もしくは周辺の山小屋に宿泊しない限り、出発が遅くなるということです。週末のダイヤでは富山方面からは最速で室堂着が7:30、平日なら8:30になります。登山としては決して早くない時間です。しかも混んでいると、乗車定員があるので、その時間に着くのは難しくなります。

ということで、室堂では上記の時間に一気に登山者が押し寄せ、他の山などでみられる時間分散がありません。夜行で運転してきても、早朝からは登れないということです。さらに、混雑により足の早い人でもゆっくり登るしかなく、コースタイムをオーバーしてしまうことでしょう。早朝出発&ファスト登山、トレランをしている方は、普段と大幅に所要時間が変わる可能性があります。ゆっくり登らざるおえないということは、発熱しないということです。通常よりも防寒着が必要になるかもしれません。混雑期の立山はそのへんを注意しておきましょう。もちろん、狭い山頂は行列となり、下山にも時間がかかります。道を外れて追い抜くことは落石に繋がり非常に危険です。

10代から80代まで幅広い顧客に、登山やアウトドアスポーツを案内。日本百名山はもちろん、海外経験も50ヵ国、130回を越える。地理学を専攻していたので、地図や自然にも詳しい。登山専門旅行会社の元大阪支店長。山のガイドだけではなく、登山旅行のプランニングも得意。最近は離島、カヤック、サイクリングなどのアウトドアの依頼が急増中。

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