このサイトをご覧になっているということは、ネットで色々検索されている方だと思います。
私も必要なことはネットで検索したりしますが、プロだからこそかもしれませんが、あれれ??って記事があることに気づきます。うまく使えば便利ですが、非常に質の低い記事があることも事実。
いい記事はしっかり読みたくなりますが、逆にひどい記事もアラ探しじゃないけど、ちゃんと読んでどこが間違っている探したくなってしまいます(^_^;)
一体どんな人が、どんな目的で書いているのかな?
WEBメディアの記事レベルってどうなの?
登山関係では上位に表示されるのは、こういったサイトが多いです。
中にはプロの書いたいい記事があるけど、これ書いたの誰?みたいな記事の方が圧倒的に多いですよね。。。
本を買っているわけではないので、いくらレベルの低い記事を書いてもクレームが来ることはないと思いますが。
これでメディアだのマガジンと呼べるのかは疑問。現地で取材してなんぼじゃないの??
参考に値しないWEBメディアの特徴
現場へ行ったことのないライターもどきが写真を集め、記事を検索し、リライトしています。
実際に現場に行っていないので、外部サイトの写真ばかりなのが特徴です!
インスタのリンクやアマゾンの商品写真
最悪ですね。。インスタは元データ消されたら、そのサイトの写真も消えてしまいます。私の撮った写真もやられたりしています。ま、リンクはインスタの場合許可されているので、仕方ない。いいとしましょう。
でも、違う場所の写真として使われていたりします。ハッシュタグだけでどこの写真か判断することは間違いですね。
アマゾンの写真は物を売りたいサイト。それが目的。
写真は外部から購入
以前は私の写真もパクられまくったので、パクリを止めて購入し始めたことはいいことだと思います!しかし、基本としてその場に行かずに、記事を書いているということに変わりはありません。行けば写真は必ず撮るでしょ!
実体験の紹介がない
ネットで情報を調べて、まとめているだけ。そりゃあ書けないです。行ったことないんだもん(^_^;)
薄っぺらい記事にならざる終えません。食べてない料理の評価をするのと同じじゃないかな。
写真に数行の解説のみ
リンクや購入した写真に数行の解説の繰り返し。これなら誰でも書けるかも。
リスクに無頓着
ネットで情報を集めて紹介しているだけなので、きれいだとか楽しいとか都合のいい情報しか集まらない可能性が高いからなのでしょうか。例えばヘルメット持参が強く推奨されるような山域でもハイキングと同じような紹介になっています。もちろんその記事だけ見てそこに行く人がいれば、それも問題ですが、安全に関するものは、責任を持ち、きちんとした情報を発信すべきだと思います。
ライター募集ページを見てみたら
これを見て、納得しました。。。。ちなみにこれはYAMA−HACKです。
指定された登山に関するテーマをネットで検索し、有益な情報をまとめた記事をご作成いただきますとか。
そりゃ、上記のような記事になるわ。。。。
こんな仕事ライターとは呼べないでしょ。きちんと取材しているライターさんに失礼です。1記事3,000円程度なら、本業にはならないでしょうが。
ちなみに、このサイトの記事も思いっきりパクられたりしているそうです。友人が教えてくれました。。。
参考にしたサイトの情報が間違っていたら、どうなんでしょうね? どうやってその情報が正しいと確認しているのかな? コピペ&リライトで情報を垂れ流すことに何も感じないのかな?疑問だらけ(^_^;)
でも、記事作成マニュアルって気になる。欲しいな(^^)

YAMA HACKのライター募集記事のリンクより http://www.onecoin.co.jp/free/detail.html?id=00035126
登山の記事に限らず、コピーが増殖すれば、本物のライターはやる気を失い、いい記事を書けなくなると思います。それって、社会全体にとっては損害ですよね。写真についてはいろいろ厳しくなったので引用先を書くようになりましたが、記事はまだまだ盗用があります。
コピペ&リライトライターさんに忠告です。私に一部の記事では、影響がないような数値にはわざと間違いを入れていたりします。ゼンリンの住宅地図方式です。コピーした証拠になるので!
自分はガイドの収入で生活していてライターではないですが、オリジナルをコピーされるライターさんの気持ちが少しわかったような気がしました。
そういえば、前にもこんな記事書いたことがあったなぁ〜。

日本の野党みたいに批判ばかりしても、何も生まれないので、次は役に立つ記事書きますね(^^)

10代から80代まで幅広い顧客に、登山やアウトドアスポーツを案内。日本百名山はもちろん、海外経験も50ヵ国、130回を越える。地理学を専攻していたので、地図や自然にも詳しい。登山専門旅行会社の元大阪支店長。山のガイドだけではなく、登山旅行のプランニングも得意。最近は離島、カヤック、サイクリングなどのアウトドアの依頼が急増中。