スノーシューの種類と選び方

雪山で遊ぶなら、ちょっと欲しいスノーシュー。

使用頻度は高くないし、周りにも所有している人は少ないのではないでしょうか?
ネットで検索してみると値段はピンキリ。1万円以下の製品から4万円台まで様々。

どうやって選んだらいいのでしょうか?? 11個もスノーシューを所有しているプロガイドが説明します。

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スノーシューとは

スノーシューとは、踏み固められていない雪の上を歩くための道具です。雪上に接する部分の面積を広くすることによって浮力を得て、雪の上でも沈みにくい仕組みなになっています。雪の上を何も道具をつけずに歩くことを「つぼ足」といいますが、スノーシューを利用した場合と比べると体力の消耗は大きな違いがあります。一般的に、体重や荷物が大きければ大きいほど、または雪質が軽く乾いていればいるほど、雪に沈みやすくなります。

日本にはかんじき・わかんと呼ばれる伝統的な道具があります。それぞれ長所・短所があります。わかんは急斜面の山ではスノーシューより力を発揮しますが、最近のスノーシューはかなり進歩しており、個人的にはスノーシューの方が好きです。

スノーシューのタイプ

スノーシューにはなだらかな雪面を歩くための緩斜面モデル、急斜面の当下降を想定した山岳モデルがあります。私は22インチから28インチまで持っていますが、大きな荷物を背負わない限りは、ぶっちゃけ22インチで十分かと思います。小さいので取り回しがよく、軽いので歩きやすいです。

緩斜面タイプ

平地~緩斜面を歩くのに最適化されたモデルです。

  • 背面のクランポン(滑り止めの爪)が少ないので扱いやすい
  • 価格が安い
  • シンプルな作りで簡単に取り付けや調整ができる
  • 急斜面ではグリップが弱く滑りやすい
  • ヒールリフトが装備されていない

といった特徴があります。

山岳&バックカントリータイプ

山岳エリアの急斜面の登下降も想定して作られたモデルで、平地~緩斜面もカバーします。

  • しっかりと雪面を捉える、グリップ力のあるクランポン
  • 激しい動きに対応したフィット感の高いバインディング
  • 耐久性の高い素材で剛性のバランスのいいフレーム
  • 急斜面を登りやすくするヒールリフトを装備
  • 価格が高い
  • クランポンが大きく鋭いため扱いづらい

といった特徴があります。

気をつけたいネット通販の格安品

ネット通販では、登山用品で売られていないメーカーの格安品が多く見つかります。全てを手にすることなどできないのですが、偶然手にした格安品は劣悪なものでした。

友人の購入した某格安メーカーのスノーシューが、2回目の使用で奈良の明神平下山中に折れてしまいました!!!

雪山で道具が壊れるということは、命に関わります。名のしれたメーカーの高品質なスノーシューを選んで下さい。

ガイドがすすめるスノーシュー

山岳&バックカントリーモデルがおすすめです。値段は多少上がりますが、山岳向けは緩斜面向きの性能も全て含んでいます。山岳モデルはグリップ力は強く、踵を上げるヒールリフト機能が付いています。

雪山は最初は怖くて、そこまでは登らない。。。なんて言っていても、経験を積めばどんどん行きたくなり、当初の装備を買い直すことが頻繁にあります。山岳モデルは耐久性も高いので、長い目で見てもいいのではないかと思います。

MSR ライトニングアッセント

ぶっちゃけ、これを選んでおけば間違いない、大ベストセラー。
他のスノーシューに比べて、幅が狭いです。逆の足で踏んでしまうという事が少なく、傷がつきにくい構造です。バックカントリースキーの跡を追う場合、他社のスノーシューでは幅が広すぎますが、このライトニングアッセントはピッタリと収まり、体力の消耗を防げます。急斜面のトラバースとバインディングが弱点

ATLAS スピンドリフト

山岳モデルがライトニングアッセントばかりなので、ちょっと違うモデルを履いてみたいという方におすすめ。登坂能力た斜面はライトニングアッセントと同様。急斜面をトラバースする能力は、ライトニングアッセントより優れています。バインディングが使いやすく、装着感もいいです。ただ、幅が少し広いので逆足のクランポンと干渉して、傷が付きやすいのが弱点。

MSR REVO アッセント スノーシュー

ライトニングアッセントほどの性能はありませんが、そこそこの登坂能力があります。価格的にも上記の2モデルよりは安く購入しやすい。

現在Amazonでは販売していないようですが、TSLのこのスノーシューはカラフルなバリエーションで大好きです。

性能重視もいいですが、MSR・アトラス・タブス・TSLの製品は品質も高く、安心して使用できます。それなら、カラフルな製品で楽しく雪山を遊ぶ、こんな楽しみも大切かなと思ったりします(^^)

格安のブランドは安かろう悪かろうの製品が多いという認識で使用して下さい。

スノーシューの場合、どれを買うかより、どこで遊ぶのかを考えた方がいいかも(*^_^*)

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