友達と八方尾根をスノーシューで遊んきました
本来は唐松岳に登りたかったのですが、あの天候では。。。
でも、翌日の天候は素晴らしく、美しい北アルプスの景色とスノーシューを楽しむことができました!
八方尾根とは
北アルプスの唐松岳から東に伸びる尾根です。山麓には白馬八方尾根スキー場があります。
一般には八方尾根と言うとスキー場をイメージする方が多いと思います。夏場は唐松岳へ向かう初心者向きのコース。尾根にある八方池は美しい写真が撮影できる場所として知られています。
雪の八方尾根〜唐松岳がおすすめの5つの理由
白馬八方尾根スキー場のゴンドラとリフトを使える
白馬八方尾根スキー場のゴンドラとリフトが使えるのはとっても大きい!使えないと登るのは大変です。
チケットを買う時に、登山届を出す必要があります。最終の時刻は天候などに寄って変わるので、当日の確認が必要です。
八方池山荘が通年営業
リフトを降りた目の前にある、村営の山小屋です。
北アルプスでは珍しい通年営業。
混雑していなければ、部屋は分けてくれるし、お風呂もあります!
朝一番で登りたい場合は、ここに泊まるのがベストです。
冬季は1泊2食 10,300円 モンベルカードで500円引き
バックカントリースキーが盛んで、トレースがある
今や八方尾根は登山者より圧倒的にバックカントリースキーヤーが多い。
そしてスノーシューで歩くより、スキーの方が速いです。
ということは、コーにはトレースがある場合が多いということ。
歩くのは、北アルプスの雪山を歩くにしてはとっても楽!
でも視界の悪い時は、バックカントリーのコースに入っていかないように気をつけましょう。
尾根が広く、危険箇所が少ない
なだらかで広い尾根が唐松岳の山頂近くまで続きます。
滑落や雪崩などのリスクが低く、アルプス雪山初心者(雪山の初心者じゃないですよ)には最適のコース。
景色がいい
主稜線から離れているので、眺めがとってもいいんです!
白馬三山(白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)はもちろん、五竜岳や鹿島槍ヶ岳も。
唐松岳断念
本来は唐松岳登頂後に、八方池山荘に宿泊する予定でしたが。。。
ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ、八方池山荘に到着すると、荒れ荒れの天候。山頂まで行くのはどう考えても無理です。
でも、危険のない範囲で歩けば、雪山の怖さを理解できる、いい経験になります。
メインのスノーシューは今シーズン向けに新調した、
アトラスのアスペクトシリーズ(代理店はモンベル)
浮力もグリップ力もGOOD!
しかし、風が強く視界も悪い。。。
山頂に行くなら、危険なコンデイション
雪も深く、スノーシューを履いていてもかなり沈み込みます。
きちんとした装備を持っていないと、危険ですよ。
なんとか八方山へ。
ここで引き返します。もう十分(^^)
ここまで1時間以上かかったけど、天気良ければすぐの場所です。
ホワイトアウト一歩手前です。
ニュースとかでは50mの視界でもホワイトアウト状態とか言っていますが、
ホントのホワイトアウトは数メートルという視界ですよ。
ほっぺに氷が付いています。
このままでは凍傷になっちゃうかも。
八方池山荘に退散&昼寝(^^)
お風呂もあるし、超快適!
雪の中に日本酒を入れてみた
お酒持ってきすぎかな?
夜は猛烈な風が吹いていました。
稜線の雪が飛ばされるといいなぁと期待。
美味しい酒を飲んで、おやすみなさい。。。
八方尾根スノーシュー
前日がウソのような青空!
山小屋に泊まるからこその景色が広がっていました!
ご来光!
正直、唐松岳の山頂に登りたいけど、帰らなければいけないので時間なし。
途中までスノーシューを楽しんで引き返すことにします。
まだ風はやや強いけど、前日に比べれば何でもない。
さらに、期待通りに稜線の雪が風で飛ばされ、かなり歩きやすくなっています!
天気最高! これまででNo1です。
眩しくて、眩しくて、サングラスかゴーグルがないと目が痛くなるほど。
右から「白馬岳」「杓子岳」「白馬鑓ヶ岳」 通称「白馬三山」
不帰のキレットが見えてきた。
雪の模様がきれいです。
まさに自然の芸術!
下界にはガス、白くなったダケカンバが美しい!
手前が五竜岳、奥の双耳峰が鹿島槍ヶ岳
もっと登りたいけど、帰りの時間を考えるとこの辺が限界。
帰りたくない〜〜!と思いつつ、引き返すことにします。
全員写真
振り返ると、まさに天空のスノーシューコース!
下山を開始します
すんごい青空!
人間がいなかったら、白と青だけの世界だなぁ
帰りはあっという間でした!
唐松岳登頂はできませんでしたが、メッチャ楽しめました(^^)
やっぱ、山は天気だね!
前年の唐松岳の記録はこちら