沖本のプロフィール

このサイトを訪問頂き、ありがとうございます。登山&アウトドアガイドの沖本浩一です。

ガイドになって25年になります。国内は北海道から沖縄まで。北極から南極まで。六甲山からキリマンジャロまで。登山、カヤック、キャンプ、サイクリング、バードウォッチングなど日本中・世界中をマルチに案内しています。

楽しいアウトドアを案内したい! ガイドへの想い

お客さんを満足させる企画力とガイド力

山の案内を始めたのが1997年になります。
2017年の春まで20年間、登山専門の旅行会社の社員として、ガイドを行っていました。

内勤もガイドも添乗もバリバリこなし、30歳で大阪支店長へ昇進。マネージメントも学びました。
旅行会社では多くの経験を積ませていただき、感謝しています。

しかし、だんだんと旅行会社の限界を強く感じるようになりました。退職前に努めていた会社では登山旅行やアウトドア旅行という商品を企画するうえで大切なことは、ガイドの質を水準化するという事でした。誰が案内しても一定の水準となる企画が求められました。

特定のガイドさんにしかできない、特別なツアー・特別は案内は必要とされません。

私にしか案内できない企画は、旅行会社には不要なのです。

特別な事をしてお客さんを喜ばせるガイドも不要なのです。

表現は微妙ですが、どのガイドでもできる内容にレベルを落とした企画を考える必要がありました。

支店長まで昇進していましたので、会社として多くの企画を考える中で、そういった考えが必要なのはわかります。しかし、もっといい企画、案内ができるのにって思いながら働くことは自分の伸びしろを否定することになります。新しいことをするのが難しい環境になりました。会社との考えが合わなければ、社員は会社を辞めるしかありません。

2017年の夏にもっと楽しい企画、もっと楽しいガイドを目指して独立しました。

私以上の経験と知識を持ったガイドはまずいません。
圧倒的な経験と知識は誇れると思っています。お客さんの殆どの要望にお応えできると思います。

・ガイド資格→登山ガイドステージⅡ
・旅行の資格→総合旅行業務取扱管理者
・添乗員の資格→総合旅程管理主任者

・ガイドとしての活動年数→25年
・登山企画を提供した旅行会社数→13社
・事故や悪天候で救助を頼んだ回数→0回

・案内できる日本百名山→100座
・案内できる日本二百名山→56座
・案内できる関西百名山→88座
・案内できる島山百選→50座
・案内してきた国と地域→54

・海外渡航回数→151(案内したツアー数はもっと多いです)
・お客さんを案内した最高峰→6007m ボリビア ウトゥルンク山
・最北地点→北緯74° カナダ北極圏 コーンウォリス島
・最南地点→南緯64° 南極半島ネコハーバー

登山ガイド以外でできること
・カヤックやサップの案内→カヤックは登山と同じキャリアです。
・自然観察の案内→フラワーウォッチング・バードウォッチング・動物観察など
・セミグランピングキャンプ&サウナ→実はキャンプの達人です。料理もバッチリ!
・観光案内→日本中、世界中回っていますからね!

百名山を全部案内できるなんてスゴイ! 50ヶ国以上歩いているってスゴイと言ってもらえる事もあります。
しかし、どれだけの多くの山に登っていても、難しい山に登っていても、目の前のお客さんを満足させることができなければ、ガイドとしては全然凄くありません。ダメなガイドです。お客さんはそのガイドの経歴を買うわけじゃありませんからね。凄いガイドはいつも安全に楽しく案内しているガイドです。私はそうありたいです。

お時間があれば、私が案内しているブログを御覧ください。みんな楽しそうで生き生きとしていると思います。
既成のツアーでは満足できなくなったという声をよくいただきます。

一度でいいです、一緒に山を歩いたり、自然で遊んでみませんか? きっとこれまで見えてなかったもの見てこなかったもの知らなかった自然での楽しみなどを紹介できると思います。
体験してほしいです。一般的なガイドさんと何が違うのか、一度ご一緒したお客さんの殆どが、なぜ再び沖本を選ぶのかも。

沖本のプロフィール

子供の頃

出身は高知県西部の宿毛市です。子供の頃は、夏休みの半分以上、川や海で遊んでいました。早く泳ぐよりも、深く潜る、長く潜る、高いところから飛び込む、魚やエビを捕るといった事が得意です! 夏に多くの時間を過ごした祖父の家が、太平洋の離島、沖の島でした。生きることがアウトドアな環境が鍛え上げてくれました。高校時代は陸上部に所属し、かなりの基礎体力を得ることができました。部活が終わった後は、四万十川の赤鉄橋から飛び込むなど、都会育ちの方とはかなり違う子供時代だと思います。

大学生の頃

地図を眺めるのが好きだったので、大学は地理学科へ進学し、エコツーリズムを専攻しました。まさに今の仕事の為の準備といっても過言ではないと思います。入学時にワンダーフォーゲル部から勧誘を受けます。川と海は知っているが、山のことは知らなかったので興味を持ちます。しかし、決め手になったのは、先輩方の海外バックパッカー旅の話でした。入部した途端に先輩が厳しくなったのはいい思い出(笑)。山からお酒まで、いい意味でも悪い意味でも先輩に鍛えられ、多くの知識と経験を得ることができました。

在学中にアルプスの大半を縦走。さらに山だけでは物足りず、アメリカからカヤックを輸入し、ワンゲル内カヌー部を創部。北海道の釧路川から沖縄の西表島の海まで、日本の海や川を漕ぎました。野田知佑、椎名誠、星野道夫が愛読書でした。

20歳より海外のバックパッカー旅を始めます。初の海外は東アフリカのケニアでした。今みたいにネットのない時代でしたからね、冒険でした!それがきっかけで旅行会社に勤めたいと思はじめるように。

必死でバイトして、それがほとんど旅費と道具と酒に消えていきました。アレだけ遊んでよく4年で卒業できたものだと思っています。

旅行会社員 1997年〜2017年

大学卒業後は就職氷河期でしたが、登山専門の旅行社に運よく就職! 25歳でガイド資格(当時は日本山岳ガイド連盟)を取得しました。激務でしたが、非常に多くの経験を積むことができました。知っているコースはガイドとして、知らないコースは添乗員として。海外は添乗員として。登山以外もバードウォッチング、自然観察、さらに提携していた多くの旅行会社へ企画の販売も。

当初からガイドとして独立していれば絶対に不可能な知識と経験でした。30歳で大阪の支店長へ。

主な仕事として
・関西の日帰り登山 企画&ガイド
・日本百名山登頂ツアー​ 企画&ガイド
・初心者の山歩き教室講師 企画&ガイド
・海外のトレッキング&登頂ツアー 企画&添乗
・バードウォッチング&自然観察企画 企画&添乗
・提携旅行会社の登山ツアープロデュース
・大阪支店のマネジメント

などなど

日本の山はもちろん、離島や古道なども数多く訪れています。
海外は北は北極から、南は南極、アフリカ最高峰のキリマンジャロはもちろん、南米の6000m峰まで経験しました。

この時期は子育てと重なり、休みに自分の登山がきませんでした。しかし、子供の年齢や体力を考慮して、最大のアウトドア経験をさせることを考えるように。今となれば、その経験が大きなスキルとなっています。

スイスアルプス ゴルナーグラート

独立ガイド 2017年〜2020年 コロナ禍以前

家族会議で会社を辞めると告げた時、小学生の娘に「それじゃうち貧乏になるな、ご飯のおかわり我慢するわ」と言われます。不安にさせたことを反省し、そんな思いは絶対にさせないと誓います。

幸い、独立直後から仕事は多く忙しい状態に。個人のガイドはもちろん、多くの旅行社の登山ツアーアドバイザーとして国内海外問わず、企画・手配・ガイドを行っていました。このガイド業界では最もマルチな知識と経験そしてコネクションを持っていると自負していました。

日本も海外も主要なエリアは歩いていて、さらに離島、バードウォッチング、カヤックなども案内可能。旅行会社並みの企画力とコネクション。ウェブも作れ絶好調でした。

しかし、コロナ禍以降、仕事内容は一変することとなります。

独立ガイド 2020年〜2023年 コロナ禍

最初の打撃は海外旅行が不可能になったこと。
そして、提携していた旅行会社のツアーは次々と中止になり、仕事のできる担当者は退社ラッシュ。旅行会社自体との付き合いを止めました。
少しの間ですが、どうしようってなりました。娘には「仕事ないのに酒飲むんか」と言われ、家では基本的に禁酒することに。

閉塞感が漂う時に、キャンプブームの気配を感じます。ここが勝負と閃き、一気に快適なキャンプ道具を揃えて、セミグランピングキャンプにカヤックやサップ、テントサウナを合わせるというスタイルのガイドを始めます。年配のお客様だけでなく、アクティブな20〜40代のお客様を獲得できました。

空いた時間は積極的に新しい場所へ行ったり、知らなかったアウトドアの経験をする時間にあてました。その経験が更に新しい仕事をもたらすという、いい循環になっています。

コロナ前に比べればやや収入は減りましたが、同業のガイドさんと比較するとありえないくらいの忙しさでした。

山が歩けない年令になっても、アウトドアの楽しさを提供できる自信がつきました!

独立ガイド 2023年〜

コロナ禍後半からガイドスタイルは変わっていませんが、海外を再び案内できる環境になりました!
ただ登る、歩くだけではなく、キャンプ・カヤック・旅行・サウナ・キャンピングカーなどのアクティビティをミックスした企画が多くなっています。

いくら忙しくても、ガイドでしかフィールドに出ないという、つまらないガイドにならないように、時間を作って新しい体験をしていきます。そしてそれをお客様に還元できるガイドを目指します。

他のガイドが真似したくてもできない、オリジナリティのある企画をドンドン提供したい。

 

お問い合わせの方は下記をクリックしてお気軽にお問い合わせ下さい。

タイトルとURLをコピーしました