キリマンジャロに登ってきた 登山1日目

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登山ガイドの沖本です。

2024〜2025年の年末年始はキリマンジャロを案内してきました。昨年に続いて、2年連続キリマンジャロで年越しです!
この記事では登山1日目について書きたいと思います。

シェアした膨大な数の写真があるので、普段より詳しく書いていきたいと思います。

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キリマンジャロ登山 マチャメルートの日程

今回のキリマンジャロの登山は、山小屋を使うマラングルートではなくて、テント使うマチャメルートです。マラングより1日長くなり、テント泊ですが、山の景色とかはマチャメの方が素晴らしいです。今回は旅の3日目では登山の1日目について書いています。

関西空港よりカタールのドーハ空港へ
ドーハで乗り換え、キリマンジャロ空港へ。キリマンジャロの麓、モシのホテルへ
マチャメゲート(1800m)からマチャメキャンプ(3100m)へ
マチャメキャンプからシーラキャンプ(3845m)へ
シーラキャンプから4900mまで登り、バランコキャンプ(3960m)へ
バランコキャンプからカランガキャンプ(4035m)へ
カランガキャンプからバラフキャンプへ(4640m)へ
バラフキャンプからステラポイントを経て、キリマンジャロ・ウフルピーク(5895m)へ。ムエカキャンプ(3100m)へ下山
ムエカキャンプからムエカゲート(1640m)へ モシのホテルへ。
アルーシャ国立公園でサファリ。キリマンジャロ空港からドーハへ。
ドーハ経由で関西空港へ

マチャメゲートからマチャメキャンプ

登山口まで

前の晩はサクッとパッキングできたメンバーと、悩みまくったメンバー、イロイロだったようです。心配性な方はこんなに食料用意していました。こんなに要りません(笑)(笑) ポーターさん重くてかわいそう!

朝ご飯〜 出発はそんなに早くないのでのんびり

スタッフが準備を始めました。いよいよですね〜

今回のガイドさんです! 今の私は、キリマンジャロでガイドの指名はしません。東アフリカの人はみんなフレンドリーで、すぐに仲良くなるのだけど、すぐに親友と呼ばれ、ナアナアになり手を抜かれがちになります。そんな国民性!!
ということで、10年ほど前から指名しなくなりました。20年以上前から何回も何回もキリマンジャロ登ってて、いろんなガイドさん知ってるよ〜って話すと、めちゃ頑張ってくれます(笑)

マチャメゲート登山口(1800m)

ホテルから小一時間でマチャメゲートに到着です。予想はしていたけど、多くの登山者とスタッフで溢れかえっています。

ランチボックスをもらったけど、大きい!毎度のことですがね。
入山手続きをして、スタッフの荷物準備にそこそこ時間がかかります。その間にフライング昼食。

箱はゴミ箱に入れて、食べきれない分は誰かにあげて、持っていきたいものは袋に入れます

この登山にかける意気込みを語ってくれました。インタビューの動画もまとめなきゃ。。。

時間を持て余して、周囲をウロウロ

全然関係ないおじさんが、写真のセンターに入ってきたり(笑)
このノリ、アフリカっぽい!

昼前になって、やっと出発! お昼ごはん食べといて良かったでしょ!

マチャメキャンプへの道

早る気持ちを抑えて、ゆっくりゆっくり登りましょう。スワヒリ語ではポレポレと言います。
ポーターさん、パワフル。

アスファルトは一瞬で終わり、しばらくは幅の広い土道。緊急車両は通行できる広さがあります。
マチャメルートは全員テント泊になるので、装備が多くポーターの数も多くなります。みんな頭に乗せて運ぶので、姿勢がいいですね。

熱帯雨林の森歩き

登山者の何倍もスタッフが歩いています。

サルオガセが美しい!
アビシニアコロブス(白と黒のきれいな猿)いないかなぁ〜

キリマンジャロインパチェンス キリマンジャロの固有種で、熱帯雲霧林で見られます。

ファイヤーボールリリー 数は多くないですが、これも熱帯雲霧林で見られます。

こまめな水分補給

天気の変わりやすいキリマンジャロ。特に12月の午後は雲がかかることがほとんど。
降ってきた。。。

雨を楽しむ余裕があれば◎

でも、短時間で雨は終了。ちょっとぬかるんだ道になりました。

所要時間6時間ほどで、マチャメキャンプ到着です!!

マチャメキャンプ(2835m)でテント生活

到着したら、テントが準備されています。
私達の寝るテント 青とオレンジ色で基本的に2人で利用
ダイニングテント 緑色のかまぼこ型で食事やティータイム
トイレテント 私達専用 これは神でした!!

離れたところにあるボットントイレと比べると、このトイレは素晴らしい。OPですが、絶対に頼んだほうがいいですよ。
テントから近いし何より清潔。

荷物を整理したら、ホットウォーターの時間。朝と夕に洗面器1杯分のお湯がもらえます。顔を洗ったり、体を拭いたり。

太陽が隠れると、寒くなってきます。若いからなのか、ハーフだからか(一般には白人のほうが寒さに強い)服装に差がありすぎます。ダウンジャケット着ている人が一般的な日本人の感覚です!

ダイニングテントの内部
お湯と飲み物セットが用意されています。セット内容は紅茶・ホットチョコレート・ミロ・インスタントコーヒーなど。

しかし、今回はキリマンジャロのコーヒー豆を買ってきました!! これからミルで粉にして、ドリップしていただきます。ドリッパーもフィルターも日本から持参。

夕食はスープからメイン、デザートまでいっぱい出ますが、食べすぎないようにだけ注意です。

食後はそれぞれのテントへ。

星がきれいだったので撮ってみました。
手持ち13秒、f2.8、ISO4000でオリオン大星雲が写ってます。一眼の手ぶれ補正の進化は凄いけど、これ以上標高高いところだと高山病になりそう。息止めてますからね。

おやすみなさい!!

まだまだキリマンジャロシリーズは続きます。

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