ネットだけで登山情報収集が危険なワケ

記事に広告が含まれています。

DeNAのサイトが非公開になり、注目を集めたキュレーションサイト

キュレーションサイトとはネットに散らばった情報をわかりやすいようにまとめたものです。しかし、その手法が問題となりました。

わかりやすくいうと、パクリです。
このブログからも色んなサイトに随分と写真を持って行かれました(^_^;)

スポンサーリンク

キュレーションサイトのパクリ

あるテレビ局から、実態を教えてほしいとの依頼があり、詳しく調べてみたら・・・。
いっぱい出てきた!

当時は写真をGoogleのフォトからリンクしていたので、アカウント名のokky49で調べてみました。

キュレーションサイトのパクリ

例えば、旅行系のタビモからは上記のようにウユニの記事だけでなんと5本も・・・。
汚い言葉ですが、「オメーら、ちゃんと行って取材してこい!!ヽ(`Д´#)ノ 」
って言いたくなります。

FIND-TRAVEL(ファインドトラベル)は非公開になりましたが、まだ類似のサイトは多くあります。

ちょっと調べてみたら、出て来るは出て来るは(^_^;)
ファインドトラベルの他にも 、リトリップ、タビモ、ネイバー、キナリノ、タップトリップ
などなど

こうやってブログやって、ホームページも作っています。
色んな人に見てもらいたい気持ちがあるからやっています。

広告収入はゼロではありませんが、微々たるもの。
費やす時間に比べると全く割は合いません(^^)

家族やお客さん、友達の写っていない景色の写真なら、リンク貼ってもらっていいんです。この写真キレイだから広げたいって言われれば、OKです。一言ください。
でもね、思い入れもないもなく、ただそれを使って別の所で儲けようとされると話は違います。

キュレーションサイトが信用出来ないわけ

キュレーションサイトの問題は、アクセスさえ稼げて広告収入等が入ればいいわけで、行ったこともない場所の記事をネットから集めて、なにがホントか嘘かわからないまま転載していること。

アクセスしてくる人に正しい情報を提供するということではなく。情報の出どころが正しいかなんて考えていない。

以前から適当なネットの記事には気をつけるように訴えていました。
それは、明らかに間違った情報や都合のいい情報を集めて公開しているサイトがあるからです。私のホームページではこの問題が広まる以前から、以下のように記しています。

この記事を書いた数日後にTABIMOから私の写真が消えちゃいました・・・
マスコミが騒ぎ出すと、逃げ足速いです。

リクルートのパクリサイト

まだ残っているサイトのキャプチャーをしてみます。
リクルートのギャザリーです。きっとそのうち消えるでしょう。

船の写真が私の撮ったもの。もちろん、無連絡の無断リンク。
ライターが書いた数少ない文章は誤字脱字もあり、レベルの低い記事。
これで仕事になるんだね(^_^;)

殆どは引用の文章。とてもライターと呼べるレベルじゃねー!! コピペだらけ。

ライターは前原利行ね~・・・覚えておこう。。いや覚える価値なしか。。。

出典 http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1143686805953509701/page_2#auto
インターネットでは転載・引用は禁じられていません。
しかし、それはメインの記事を補佐するものでないといけません。
上記であれば、ウユニ塩湖や南極の記事を書いていて、どうしても欲しい写真や資料が足りない。そこで他のサイトなどから転載・引用する場合は許容範囲でしょう。
しかし、これらのキュレーションサイトは引っ張ってきた画像に少し言葉を足して記事にしています。これは写真メインで間違いなく、引用には当たりません。
盗用でしょう。
このクジラの写真も同じリクルートのギャザリーから
出典 http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1143686805953509701/page_2#auto
私のサイトの写真は販売しているわけではありませんが、
複数の旅行会社のパンフレットにかなり使用されています。
いわば、価値があるものです。
PIXTAなら1枚1万円から3万円??
リクルートか盗用したライターに請求しちゃおうかなぁ〜(^^)
こういった無断転載にライバル会社の広告があったら、最悪です。
リクルートも大企業ですが、まともな社内チェックはされていないようです
今回みんな気がついたでしょう!

ネットの情報の正確さは自分で見極めるしかない

決して検索の上位に来るサイトの情報が正しいとは限りません。
特に情報寄せ集めのサイトなら尚更です。
あそこの料理が美味しいかどうかなら、それは好みの問題なので許容範囲でしょう。
しかし、医療情報や山の安全情報は誰が書いているの確認しないと危ない。
最近はコンテンツが最強のSEOになりつつあります。
私のサイトも時には驚くほどの上位に出てくることがあります。
早く、Googleが検索でキュレーションサイトを排除してくれるようになることを望みます。
邪推ですが
テレビがメチャメチャこの問題を叩いたのも理由があると思います。
だって、ネットはライバルメディアですからね〜。
タイトルとURLをコピーしました